経済学部Faculty of Economics
ECN218CA（経済学 / Economics 200）演習Seminar
上北 正人Masato UEKITA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K7028 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4, 火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 経324 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 8 |
| 備考（履修条件等）Notes | 4年次は授業コード「K7128」を履修登録すること。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 演習（選択科目） |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 演習（選択科目） |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Students are required to make active participation in the legal reasoning and discussion. By the end of this course students are expected to be able to acquire a balanced sense of fairness and justice. The purpose of the spring semester is to introduce you to the general principles of the Japanese Civil Code and also the property law, paying close attention to their functions in the Market. The aim of the autumn semester is to introduce you to obligation law. Classes will be conducted in a seminar format. Homework assignments should be done regularly before each session.
Grading Criteria (Regular participation: 90%, Final report: 10%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
学生は、法律学の学習、法理論の習得、法的議論の実践を通して、多様性を重んじ、公正と正義にかなった思考方法を身につける。
到達目標Goal
・広く現代社会を見渡し，多角的に分析し，発見された問題の解決に向けて、十分な文献・資料調査を通して、考え抜く姿勢と力の習得を目指す。
・法的知識、法的思考様式、法的論理構成力の習得を目標とする。
・民法の枠を超えた、法学一般、刑法、憲法についても学び、法学検定試験受験に備える。
・二年生は法学検定試験ベーシック＜基礎＞、三年生は法学検定試験スタンダード＜中級＞に合格することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP8」「DP9」「DP10」「DP11」に関連。国際経済学科は「DP9」「DP10」「DP11」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・毎回，３部構成をとる。
①知識習得：
教科書、実際の判例、学術論文を使用し、民法を中心とした法律学の基礎理論、基礎知識を習得する。
②読解分析、プレゼンテーション、グループワーク、ディスカッション、ディベート：
担当者（グループまたは個人）によってプレゼンテーション、及び、問題提起を行う。それを受けて、全員参加によってディスカッションを行う。終了後、各発表者は，ゼミ内での議論を踏まえ，要約文を作成・提出する。
③法学検定試験問題練習：
ゼミ生が毎回順番に教師役となり、解答、解説を行う。
※春学期の最終回、秋学期の最終回には、振り返りレポートを提出し、各自の成長度に関するフィードバックに役立てる。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
・本講義で行うこと、課題、問題意識、概要の共有
・ディスカッション
第2回[対面/face to face]：①民法演習
②映画を用いた法的議論
③法学検定試験問題練習
①権利能力、法人制度
②臓器売買
③刑法問題番号１～１０番
第3回[対面/face to face]：①民法演習
②映画を用いた法的議論
③法学検定試験問題練習
①権利能力なき社団、物
②ソーシャルメディアと社会的検閲１
③刑法11～20番
第4回[対面/face to face]：①民法演習
②映画を用いた法的議論
③法学検定試験問題練習
①心裡留保、虚偽表示
②ソーシャルメディアと社会的検閲２
③刑法21～30番
第5回[対面/face to face]：①民法演習
②映画を用いた法的議論
③法学検定試験問題練習
①錯誤、詐欺、強迫
②文化の尊重と正義
③刑法３１～４０番
第6回[対面/face to face]：①民法演習
②調べ学習
③法学検定試験問題練習
①消費者契約法の規定による取消、代理制度
②ゼミ生選択課題
③刑法４１～５０番
第7回[対面/face to face]：①民法演習
②調べ学習
③法学検定試験問題練習
①表見代理
②ゼミ生選択課題
３刑法５１～６０番
第8回[対面/face to face]：①民法演習
②ディスカッション
③法学検定試験問題練習
①不動産物権変動、登記制度
②ゼミ生選定課題
③刑法６１～７０番
第9回[対面/face to face]：①民法演習
②ディベート
③法学検定試験問題練習
①177条の第三者、動産物権変動
②ゼミ生選定課題
③刑法７１～８０番
第10回[対面/face to face]：①民法演習
②ディスカッション
③法学検定試験問題練習
①担保物権
②ゼミ生選定課題
③刑法８１～９０番
第11回[対面/face to face]：①民法演習
②ディベート
③法学検定試験問題練習
①抵当権
②ゼミ生選定課題
③刑法９１番～最後
第12回[対面/face to face]：①民法演習
②読解分析
③法学検定試験問題練習
①法定地上権
②介護事故判例の評釈
③法学入門問題番号１～２０番
第13回[対面/face to face]：①民法演習
②プレゼンテーション
③法学検定試験問題練習
①譲渡担保制度
②グループワーク、又は、個人報告の中間発表（１）
③法学入門２１～４０番
第14回[対面/face to face]：①民法演習
②プレゼンテーション
③法学検定試験問題練習
①ディベート練習
②グループワーク、又は、個人報告の中間発表（２）
③法学入門４１番～最後
第15回[対面/face to face]：卒業論文指導
４年生による卒業論文中間発表
第16回[対面/face to face]：①民法演習
②パネル作成
③法学検定試験問題練習
①履行不能、債権制度
②議論
③憲法１１～２０番
第17回[対面/face to face]：①民法演習
②パネル作成
③法学検定試験問題練習
①損害賠償制度
②議論
③憲法２１～３０番
第18回[対面/face to face]：①民法演習
②ディスカッション
③法学検定試験問題練習
①債権者代位権
②ゼミ生選定課題
③憲法３１～４０番
第19回[対面/face to face]：①民法演習
②ディベート
③法学検定試験問題練習
①連帯債権
②ゼミ生選定課題
③憲法４１～５０番
第20回[対面/face to face]：①民法演習
②ディスカッション
③法学検定試験問題練習
①債権譲渡
②ゼミ生選定課題
③憲法５１～６０番
第21回[対面/face to face]：①民法演習
②ディベート
③法学検定試験問題練習
①有価証券
②ゼミ生選定課題
③憲法６１～７０番
第22回[対面/face to face]：①民法演習
②ディスカッション
③法学検定試験問題練習
①弁済の提供、受領遅滞
②ゼミ生選定課題
③憲法７１～８０番
第23回[対面/face to face]：①民法演習
②ディベート
③法学検定試験問題練習
①弁済
②ゼミ生選定課題
③憲法８１～９０番
第24回[対面/face to face]：①民法演習
②ディスカッション
③法学検定試験問題練習
①相殺
②ゼミ生選定課題
③憲法９１番～最後
第25回[対面/face to face]：①民法演習
②プレゼンテーション
③法学検定試験問題練習
①民法総則総合
②ゼミ生選定課題
③民法総復習
第26回[対面/face to face]：①民法演習
②プレゼンテーション
③法学検定試験問題練習
①物権制度総合
②ゼミ生選定課題
③刑法総復習
第27回[対面/face to face]：映画を用いた法的議論
社会における「障害」について
第28回[対面/face to face]：①ディベート
②ディベート
③法学検定試験問題練習
①ゼミ生選定課題
②ゼミ生選定課題
③法学入門総復習
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・授業①については、毎回必ず、各自、資料（授業支援システムを使ってアップロードする）を事前に予習してから参加すること。自分がわからないところを認識（自覚）してから授業に臨むこと。
・授業②については、各自，毎日の生活の中で、深く考察すべきと考える法的問題，社会的問題の発見に努めること。発見された問題の分析のため、必要な情報を収集すること（裁判例データベースの利用：法情報学）。丹念に準備を整えた上で、報告を行うこと。
・授業③については、各自、予習してきてからゼミに臨むこと。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
沖野眞巳・窪田充見・佐久間毅編『民法演習サブノート 210問』（弘文堂）
法学検定試験委員会編『2022年法学検定試験問題集スタンダード＜中級＞コース』（商事法務）
六法全書（どちらの出版社でも可）
参考書References
池田真朗『スタートライン民法総論』（日本評論社）
池田真朗『スタートライン債権総論』（日本評論社）
池田真朗編『民法Visual Materials』(有斐閣)
大村敦志『基本民法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』（有斐閣）
大村敦志『もうひとつの基本民法Ⅰ・Ⅱ』（有斐閣）
山田卓生『私事と自己決定』（日本評論社）
道垣内弘人『リーガルベイシス民法入門［第4版］』（日本経済新聞出版）
成績評価の方法と基準Grading criteria
報告内容の充実度（まとめ方、報告態度、文献検索、判例検索），及び，議論への参加度・意欲・貢献度（質問，議論整理，議論展開）、並びに、提出課題の内容によって行う。
毎回の出席、及び、課題提出の期間厳守は，単位取得のための必要最小限の要件である。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年同様、学生の積極的参加を促し、責任感を育む。
その他の重要事項Others
1年次配当科目「法学A・B」を、履修済み、又は、履修中であること。
2年次配当科目「民法一部」を、履修済み、若しくは、履修中、又は、履修予定であること。
3年次配当科目「民法二部」を、履修済み、若しくは、履修中、又は、履修予定であること。