経済学部Faculty of Economics
ECN218CA（経済学 / Economics 200）演習Seminar
杉浦 未樹Miki SUGIURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K7007 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4, 木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 経327 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 8 |
| 備考（履修条件等）Notes | 4年次は授業コード「K7107」を履修登録すること。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 演習（選択科目） |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 演習（選択科目） |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
The aims of this seminar are 1. to have systematic understanding of the basic theory and history of product development, 2. to acquire pragmatic skills for presenting product management, 3. to make a product development proposals through groupwork. The third-year students of this seminar are expected to join the Inter-university product development competition 'Student innovation college'. Students are expected to spend 6-8hrs per week to prepare for assignments and presentation. Students are assessed their grade through weekly assignments and participation to the class (60%), and contribution for the groupwork (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
このゼミは、商品流通をめぐる日本と経済が抱える問題を学び、商品開発にかかる経験・実践的スキルを調査・発表・産学協同事業を通して修得することを目的とします。商品開発について基礎理論と歴史を理解し、実践的な学習手法から議論に耐えうる知見・経験を身に付けます。加えて、実践的な学びを通じて、情報収集・チームワーキング・プレゼン力など、実社会での問題解決にも有用なスキルを習得します。
授業のオンラインか対面は、学習支援システムで今後連絡をする。
現在、われわれを取り巻く経済・ビジネスの環境は、非常に早いスピードで変化しており、そのような中、自ら主体的に考え行動していく人材が求められています。ゼミを通じて、自ら問題を解決するスキル・姿勢を身に付けましょう。
到達目標Goal
下記の能力を身に付けます。
１）日本企業に対し、商品開発の分野で、具体的・実現可能性のある提案を行う。
２）資料収集・情報整理を効率的に行い、アウトプット（企画書・プレゼンテーション）を出せる。
３）自分のアイディアを体系的に発表することができる。
４）異なる意見のある中で、積極的かつ協調的なディスカッション・提案を行う。
５）意見発表や、企業とのコミュニケーションを通じ、社会人マナーを身に付ける
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP8」「DP9」「DP10」「DP11」に関連。国際経済学科は「DP9」「DP10」「DP11」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
教員からのレクチャーも行いますが、全般的にアクションラーニング的に行います。内容は、若干高度なものが含まれますが、適宜教員から説明します。
年前半の回では商品開発をテキスト中心に、年後半では実際に商品開発のプロセスをチームを編成して行います。
毎回の授業では、前半で、テキスト・資料についてのレジュメ（内容のまとめ）発表、あるいは、教員によるレクチャーを行います。後半では、前半の内容につき、ディスカッション・実習（自ら作業）を行います。
具体的内容として、年後半では、３，２年生それぞれ実践的な提案のためのグループ作業を行います。３年生は全国約１５大学の30ゼミが参加する商品開発コンペ『Ｓカレ』に参加します。２年生は個人での商品開発コンセプトの策定プログラム、および、特定の日本企業様に対する商品企画ワークショップを行います。 フィードバックは、以上の課題の中で、授業中または個人・グループ指導として都度行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：オリエンテーション
ゼミの内容・進め方、および、通年でのスケジュールの説明。教員・学生の自己紹介。
第2回[対面/face to face]：商品開発を学ぶ①
テキスト第１章「商品企画プロセス」、第２章「インタビュー法」を学ぶ。グループで事前作成のレジュメに沿って輪読。マーケティングリサーチについて説明、発表準備
第3回[対面/face to face]：商品開発を学ぶ②
テキスト第３章「観察法」第４章「リードユーザー法」を学ぶ。３年生「自分のマーケティングアプローチ発表」①
アパレル業界のサバイバルをテーマにレクチャー
第4回[対面/face to face]：商品開発を学ぶ③
テキスト第５章「アイデア創出」第６章「コンセプト開発」を学ぶ。３年生自分のマーケティングアプローチ発表」②アパレル業界のサバイバルをテーマにレクチャー
第5回[対面/face to face]：商品開発を学ぶ④
テキスト第７章「プロトタイピング」を学ぶ。「自分のマーケティングアプローチ発表」③、Ｓカレのテーマ決め。２年生 マーケティング論文献輪読
第6回[対面/face to face]：商品開発を学ぶ⑤
テキスト第８章「市場規模の確認」第９章「競合・技術の確認」を学ぶ。３年生、Ｓカレのテーマ決め。２年生２年生 マーケティング論文献輪読
第7回[対面/face to face]：商品開発を学ぶ⑥
テキスト第10章「顧客ニーズの確認」第11章「販促提案」を学ぶ。２年、マーケティング論発表。３年生、Sカレ基礎インタビュー、調査計画
第8回[対面/face to face]：商品開発を学ぶ⑦
テキスト第12章「価格提案」第13章「チャネル提案」を学ぶ。マーケティング論発表。３年生、Sカレ基礎インタビュー、調査計画発表
第9回[対面/face to face]：商品開発を学ぶ⑧
テキスト第14章「企画書作成」、第15章「プレゼンテーション」を学ぶ。アパレル業界のサバイバル」テーマに発表。３年生、Sカレ基礎インタビュー、調査計画発表
第10回[対面/face to face]：企業に対する商品提案のための調査計画と、業界調査計画①
教科書で学んだ知見についてまとめ（主に前半部）を行う。
および、３年生はＳカレ進行状況発表、２年生はグループ調査計画
第11回[対面/face to face]：企業に対する商品提案のための調査計画と、業界調査計画②
教科書で学んだ知見についてまとめ（主に後半部）を行う。
また、引き続き、３年生はＳカレ、２年生はグループ調査計画。
第12回[対面/face to face]：企業に対する商品提案のための調査と、業界調査②
３年生、２年生それぞれのSカレ、マーケティング調査発表グループに対する、教員からの個別指導
第13回[対面/face to face]：半期のまとめのグループ発表①
３年生Sカレ提案発表、２年生コンペプレゼン参加準備
第14回[対面/face to face]：半期のまとめのグループ発表①
３年生Sカレ提案発表、２年生コンペ参加プレゼン準備
第15回[対面/face to face]：Ｓカレ 事前演習
３年生は、Ｓカレのため、他ゼミ・他大学との、合同の事前演習を行います。２年生も学習、３年生支援のために参加します。
第16回[対面/face to face]：商品開発の実践①
（情報収集・調査）
３年生はＳカレの準備、２年生は個人の商品コンセプトプログラムと、商品開発ワークショップの準備を進めます。主に、情報収集・調査を行います。
第17回[対面/face to face]：商品開発の実践②
（情報収集・調査）
同上。ただし、基礎的な情報収集から、より商品に直結した調査に進みます。
第18回[対面/face to face]：商品開発の実践③
（コンセプト設定）
ここまでに集めた情報・分析結果をもとに、提案する商品コンセプトを決定します。（３年生はＳカレ向け、２年生はワークショップ向け）
第19回[対面/face to face]：商品開発の実践④
（コンセプト検証）
前回決定したコンセプトにつき、ディスカッション、各種実査（技術・コスト実現性）などを行います。（３、２年生の目的は同上）
第20回[対面/face to face]：商品開発の実践⑤
（プレゼン資料作成とプレゼン準備）
ここまで調査・分析した内容をプレゼン資料にまとめていきます。（３，２年生の目的は同上）
第21回[対面/face to face]：商品開発の実践⑥
（プレゼン練習の実施）
作成したプレゼン資料を、実際にプレゼン。相互にフィードバックを行います。（３，２年生の目的は同上）
第22回[対面/face to face]：Ｓカレ準備（３年生）、および、商品開発ワークショップの企業提案（２年生）①
３年生は、引き続きＳカレに向けた準備を行います。２年生は、順次ワークショップの成果を企業様にプレゼンします。
第23回[対面/face to face]：Ｓカレ準備（３年生）、および、商品開発ワークショップの企業提案（２年生）②
同上
第24回[対面/face to face]：Ｓカレ 事前演習
Ｓカレ・冬カン（冬に行う最終大会）に向けた準備。
3年生が中心となり、企画書・プレゼンの練習を行う。
4年生、2年生を含み、相互にフィードバックを行う。
第25回[対面/face to face]：Ｓカレ 振り返り
よび、全体の進め方について、振り返る。良かった点、反省点、要修正点を発表する。２年生を含めフィードバックを行います。
第26回[対面/face to face]：２年生の商品コンセプト発表①
２年生から、個人の商品コンセプトプログラムについて、個別にプレゼンを行います
第27回[対面/face to face]：２年生の商品コンセプト発表②
２年生から、個人の商品コンセプトプログラムについて、個別にプレゼンを行います。
第28回[対面/face to face]：全体としての振り返り
１年間のゼミを振り返り、各自の発表・コメントを行う。
4年生の卒論発表、就活体験会、３年生から、２年生へのアドバイスを行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
発表担当者は、事前にレジュメをワード／パワーポイントで作成し、授業において自ら説明・発表します。
自ら理解するだけでなく、他人に分かりやすいまとめ方・発表の仕方を習得することも目的とします。
商品開発では、授業外でインカレの大会に参加します。
その準備にも一部、授業外の時間が必要です。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
西川英彦・廣田章光「1 からの商品開発」碩学舎 2012年
参考書References
調査・分析の仮定で、企業の状況、競合商品の状況、その他各種情報収集のため、ネットの検索を高い頻度で行います。
２年生のマーケティング論文献として
デービット・アーカー『ストーリーで伝えるブランド――シグネチャーストーリーが人々を惹きつける』、ダイヤモンド社、2019年
野中郁次郎、勝見明『共感経営 「物語り戦略」で輝く現場』、日本経済新聞出版、２２０２０年
成績評価の方法と基準Grading criteria
ゼミの活動の参加、グループワークへの貢献60％、各種発表での充実度40％ （３年生はＳカレ、２年生は個人の商品コンセプト策定プログラム、チームでの商品開発ワークショップ）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
去年に引き続き、レクチャー（座学）もありますが、基本的に各回・通年で、アクションラーニング的に、チームでのディスカッション・作業・発表を多く行います。
また、レクチャーにおいても、皆さんの意見を多くきくため、双方向での授業を心掛けます。
３年生が参加するＳカレについては、高い積極性が求められます。苦労する分、充実感も大きいと思います。
２年生の企業向けの商品開発ワークショップでは、実際の企業の方々を相手にするため、社会人としての振る舞いが求められます。
厳しい面もありますが、自ら能動的に動く楽しみを見つけてもらえればと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業内で実習を行いますので、基本的に毎回ＰＣ（／タブレット＋キーボード）を、各自持参してください。また、マイクロソフト社オフィス（特にワード・パワーポイント）が使用できるようにしてください。（互換ソフトも可能ですが、他人とのファイルやり取りもあるので、できるだけ純正のオフィスでお願いします。）
ただし、機種の性能的には、高いものでなくても構いません。