経済学部Faculty of Economics
ECN300CA（経済学 / Economics 300）地域経済論BRegional Economics B
川邊 安彦Yasuhiko KAWABE
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K6732 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | オンライン/online |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリーCategory |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline: Regional Economics
Today, China's remarkable economic development has begun to slow, and in Latin America, the Mexican government has changed after the change in the Brazilian government.
In ASEAN, new challenges are being seen in each country.
Also, From a global perspective, the growth of economic growth due to COVID-19 is stagnant.
In this lecture, we will give a lecture to read the future global trends from the changes in ASEAN centered on Thailand in the spring semester and the current situation in Central and South America centered on Mexico in the fall semester.
Understanding other regional economies abroad is an important point of evaluation analysis.
Learning Objectives:
1.In this lecture, you will learn about Thailand and Mexico, which are closely related to Japan, to understand the economic movements of ASEAN and Latin America, and to develop the ability to learn economic trends from a global perspective.
2.In addition, by always maintaining the opportunity for individual students to learn the ability to listen and organize by exchanging opinions with each team, we will give lectures in a format that gives the ability to summarize the content and derive directions while listening to the opinions of others.
3.Specifically, it is also a lecture to learn facilitation.
Learning activities outside of classroom:
1.If possible, check on the net for yourself based on the theme and content as preparation.
2.For review, check the public information and find out how to proceed in general.
Grading Criteria /Policy:
1.Grades will be tested using a mark sheet method at the end of the final lecture.70%
2.If necessary, a confirmation test will be conducted in each lecture.30%
3.Please be sure to participate in this exam as it will be a confirmation of attendance.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
Covid-19下におけるグローバル情勢は大きく変化しました。
中国ではめざましい経済発展が鈍化し始め、中南米ではメキシコ政権の変化の後に新ブラジル政権への変化が起こりました。アセアンにおいても国々で新たな課題が視えています。また、経済成長の伸びが停滞しています。この講義では、後期にメキシコを中心とした中南米の現状から今後の変化を読み取る講義を行ないます。
到達目標Goal
経済学の上では、海外の他の地域経済を理解することが現在重要な要素になってきています。この講義では、日本と関係が近いアセアンにおけるタイや中南米の中で日本と深い関係があるメキシコを知ることによりアセアン・中南米の経済の動きを理解し、グローバルな観点からの経済動向を学ぶ力を養うものとします。また、チーム毎の意見交換による傾聴、まとめる力を個々の学生が実践で学べる機会を常に維持することで他人の意見を聴きながら、意見をまとめる能力を身につける形式の講義を試みます。（また、ファシリテーション手法の理解と実践を講義の中で進めたいと考えています。）
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
①シラバスの内容を事前に確認し指示事項に沿って予習を行ってください。
②毎回講義で質疑を行いますので理解を深めてください。
③教員側からコメントや資料の意味について説明を行います。
④講義の理解確認の為、ミニ試験と最終確認試験を適宜行います。
⑤前回の授業内容への理解確認や課題等に対するフィードバックの為に次回の講義の最初に確認時間を設定します。尚、2023年度はオンライン講義のみで実施します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：講義の狙い、進め方の確認
講義手法の目的の説明、学生のグループ編成、講義の進め方の説明、講義内レポート実施説明
第2回[オンライン/online]：現在のメキシコ経済と新政権ブラジル経済との比較から視える中南米の将来性を学ぶ
中南米の多地域との差の認識。中南米以外の類似国との差異確認。
第3回[オンライン/online]：メキシコの強みと弱みの分析(1)
産業構造から視た強みと弱み
第4回[オンライン/online]：メキシコの強みと弱みの分析(2)
人口や教育・衛生・医療から視た強みと弱み
第5回[オンライン/online]：首都メキシコシティと地方都市との差異
距離からの構造的な課題、地域特性からの課題
第6回[オンライン/online]：メキシコの交通網について
中南米の他の地域との比較、平均年収との差からの分析
第7回[オンライン/online]：確認試験と討議①
前回までの講義内容の理解確認を行う試験と意見交換の討議を行う
第8回[オンライン/online]：メキシコ政府の公開情報から視える現状の理解
海外政府情報の理解と情報解析能力を高める手法を学ぶ
第9回[オンライン/online]：サンプル１：首都メキシコDFの魅力と将来性
世界を代表するビジネス構造の悩みや現状から見える将来性
第10回[オンライン/online]：サンプル２：ゴールデントライアングルの魅力と将来性
何故、発展したのか？
データ整理と分析
第11回[オンライン/online]：サンプル３：他の地域との産業構造の差と将来性
今後、発展するための施策とは？
第12回[オンライン/online]：メキシコとブラジルや他の中南米諸国との比較
分析から見出せるものは何か？
第13回[オンライン/online]：確認討議②
前回までの講義内容の理解確認し、討議を行う
第14回[オンライン/online]：最終試験
確認試験実施
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の中でメキシコの中南米での位置付けを理解します。自動車産業、電気産業、観光、農業など視点は自由設定とします。全てが講義内で終了するように事前にシラバスを確認し、事前情報の整理が必要と考えます。本授業の準備学習・復習時間は、各4時間以上を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
当日プリントを配布しますので活用ください。
参考書References
興味のある学生は、メキシコ政府公式HPを参考にすること。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、第7回と第14回の講義時間に正誤テストを行います。
この2回の試験により成績評価（各回配分50％、合計100％）を行います。必ず出席ください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生側の講義に対する意見は、個別にメールで送付ください。
次回以降の講義に反映する前提です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
スマホまたは、パソコンによる講義内の情報入手のための機器を必要とします。