経済学部Faculty of Economics
ECN200CA（経済学 / Economics 200）ヨーロッパ経済論ＢEuropean Economies B
進藤 理香子Rikako SHINDO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K6165 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | オンライン/online |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This course focuses on the socio-economic and political developments in Europe from the end of the Cold War period until today´s European Union. Special consideration will be given to the historical events like the collapse of the Soviet Union, the peaceful revolution of 1989 in Eastern Europe, the reunification of the two German states, and the establishment of the European Union and its enlargement to the east.
Learning Objective: The goal of this course is to understand the development of the EU.
Lecture (two-credits): Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria/Policies: Final grade will be calculated according to the following process: a mid-term report (50%) and a term-end report (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義では1980年代後半から現在に至るヨーロッパの社会経済的発展について学ぶ。冷戦の終結、東欧平和革命、ドイツ再統一、ソ連崩壊、欧州連合EUの成立といった流れを把握しつつ、現在に至るEUの発展と諸政策について学ぶ。
到達目標Goal
冷戦終結からEU成立、東方拡大への国際政治的流れを理解する。また欧州単一市場形成と通貨統合などEU独自のガバナンス及び域内・域外に対するEUの役割を理解する。さらに直面する現代の危機（EU離脱、コロナ危機、ロシアのウクライナ侵攻）へのEUの対応を把握する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
オンライン講義。学習支援システム上に講義資料を掲載、指定授業時間にZoomによる講義を行う。授業時間外での閲覧も可能とする。パワーポイント、図表や画像資料などを用いつつ対象の理解を深める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：秋学期の導入
現代ヨーロッパの社会経済を学ぶ意義について。
第2回[オンライン/online]：ソ連社会主義体制の停滞と改革の限界
ペレストロイカ、グラスノスチ、チェルノブイリ原発事故について見る。
第3回[オンライン/online]：東欧平和革命とベルリンの壁崩壊
民主化運動と社会主義政権の崩壊について見る。
第4回[オンライン/online]：ドイツ再統一とソ連崩壊
ドイツ最終規定条約、統一の負担、ソ連崩壊の帰結などについて学ぶ。
第5回[オンライン/online]：欧州共同体から欧州連合EUへ
マーストリヒト条約単一市場問題について学ぶ。
第6回[オンライン/online]：経済通貨統合と欧州中央銀行
欧州通貨統合、単一通貨ユーロ導入について学ぶ。
第7回[オンライン/online]：EUの機構と運営
EU の諸組織とEU 独自のガバナンスを学ぶ。
第8回[オンライン/online]：EU東方拡大とEU諸国の経済・社会構造
EU東方拡大、EU加盟国間の諸特徴と不均衡について見る。
第9回[オンライン/online]：EUの通商と農業
共通通商政策と共通農業政策について学ぶ。
第10回[オンライン/online]：欧州と環境問題
環境問題への様々な取り組みについてドイツの事例を見る。
第11回[オンライン/online]：欧州と移民・難民問題
難民問題へのEUの対応についてドイツの事例を中心に見る。
第12回[オンライン/online]：イギリスのEU離脱
英国EU離脱の過程と影響について見る。
第13回[オンライン/online]：欧州とコロナ危機
パンデミックを通じた諸制約の経済・社会的帰結について見る。
第14回[オンライン/online]：ロシアによるウクライナ侵攻と欧州
EUのウクライナ支援、エネルギー危機、安全保障問題などについて見る。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学期中2回のレポート提出必須。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間の合計４時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は指定しない。テーマごとに必要な参考文献を講義で指示。
参考書References
遠藤乾(編)『ヨーロッパ統合史』名古屋大学出版会 2008.
川越修/河合信晴(編)『歴史としての社会主義』ナカニシヤ出版 2016.
田中/長部/久保/岩田『現代ヨーロッパ経済』第5版 有斐閣 2018.
工藤章/藤澤利治『ドイツ経済：EU経済の基軸』ミネルヴァ書房 2019.
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価方法は学期中に中間レポートを1回、学期末レポート1回の合計2回の課題を完了した場合にのみ単位評価の対象とする。配点は中間課題50％、学期末課題50％。提出時期については学習支援システムの指示に従うこと。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。