経済学部Faculty of Economics
MAN300CA(経営学 / Management 300)企業経営論BModern Enterprise B
井上 祐樹Yuki INOUE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | K6137 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 経112 |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
【授業の概要(Course outline)】
The activities of firms can be seen as sequent function which generate innovations, embodies them as products and services, and deliver it to consumers. Therefore, "innovation management" is significant for all firms. This lecture especially focuses on the innovation management in the field of business management and teaches you the theories about innovations.
【到達目標(Learning Objectives)】
To understand theories of innovation and to be able to apply them to actual business problems.
【授業時間外の学習(Learning activities outside of classroom)】
Standard time for preparation and review is four hours in a week.
【成績評価の方法と基準(Grading Criteria /Policy)】
* Quality of assignment: 80%
* Contribution for discussion: 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
一つの考え方として、企業活動とは「イノベーション」を生み出し、それを製品化・サービス化して消費者に届ける、一連の活動と捉えることができる。すなわち、企業経営において「イノベーションをどうマネジメントするか」は非常に重要な部分を占めることとなる。本講義では企業経営におけるイノベーションに焦点を当て、これに関する基礎的な専門知識を体系的に理解することを目的とする。また、実際の企業を分析対象として行うことで、理論と実社会との対応関係を体感的に理解することを目指す。
到達目標Goal
①イノベーションに関するいくつかの理論を理解し、その視点から現実の企業を分析できるようになることを目指す。
②イノベーションに関するいくつかの実用的な指標やツールを活用できるようになる。
③企業をある視点から分析し、それを適切な形でプレゼンテーションできる能力を身に付ける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP9」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
(a) はじめにグループ分けを行い、グループごとに興味がある企業をいくつか選択する。
(b) 毎回の講義において、イノベーションに関する基本的な講義を行う。そして、それら内容に基づいた課題を提示するので、グループは自分たちで設定した企業に関して、その課題にどのように取り組むかを検討する。
(c) 検討結果は適宜、パワーポイント等にまとめて提出し、クラス全体でディスカッションを行う。
(d) ペーパーテストの期末試験は実施せず、代わりに毎回のグループワークの発表成果とそこへのグループワークにおける貢献度を主な評価基準とする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
①[対面/face to face]:ガイダンス
ガイダンスを中心に、イノベーションに関する解説を行う。また、グループ分けのためのアンケートに回答してもらう。
②[対面/face to face]:グループの発表と調査対象となる企業の選定
前回回答したアンケートの回答内容に基づいて、教員がグループ分けを行った結果を発表する。グループ内では自己紹介からはじめ、今後の講義で調査対象とする企業を選定する。
③[対面/face to face]:イノベーションの歴史/イノベーションと企業の栄枯盛衰(講義・演習)
歴史的に有名なイノベーションと、それに付随した変化を学ぶ。また、企業はイノベーションとともに登場し、 イノベーションとともに去るといったメカニズムを学ぶ。その後、そういった観点から現実の企業を分析する。
④[対面/face to face]:イノベーションの歴史/イノベーションと企業の栄枯盛衰(発表・全体討議)
前回講義の課題について自分達で発表するとともに、他のチームの発表を聞くことで、前回の講義の観点への理解を深める。
⑤[対面/face to face]:産業とイノベーション/イノベーションの測定(講義・演習)
イノベーションの創出は産業の違いによってどのように影響されるか、イノベーションをどうやって数値化するかを学ぶ。その後、そういった観点から現実の企業を分析する。
⑥[対面/face to face]:産業とイノベーション/イノベーションの測定(発表・全体討議)
前回講義の課題について自分達で発表するとともに、他のチームの発表を聞くことで、前回の講義の観点への理解を深める。
⑦[対面/face to face]:アントレプレナーシップ/資源動員と知識創造/新製品開発(講義・演習)
アントレプレナーシップの定義や重要性について学ぶ。また、イノベーションを生み出すための企業内の資源の利活用について学ぶ。その後、そういった観点から現実の企業を分析する。
⑧[対面/face to face]:アントレプレナーシップ/資源動員と知識創造/新製品開発(発表・全体討議)
イノベーションに関する企業戦略について学ぶ。また、複数企業の関係性とそれによるイノベーション創出への影響について学ぶ。その後、そういった観点から現実の企業を分析する。
⑨[対面/face to face]:イノベーションと企業戦略/イノベーションと企業間システム(講義・演習)
イノベーションに関する企業戦略について学ぶ。また、複数企業の関係性とそれによるイノベーション創出への影響について学ぶ。その後、そういった観点から現実の企業を分析する。
⑩[対面/face to face]:イノベーションと企業戦略/イノベーションと企業間システム(発表・全体討議)
前回講義の課題について自分達で発表するとともに、他のチームの発表を聞くことで、前回の講義の観点への理解を深める。
⑪[対面/face to face]:イノベーション創出のための知的財産権制度・マネジメント(講義・演習)
イノベーション関連する知的財産権とその重要性、およびそのマネジメントについて学ぶ。その後、そういった観点から現実の企業を分析する。
⑫[対面/face to face]:イノベーション創出のための知的財産権制度・マネジメント(発表・全体討議)
前回講義の課題について自分達で発表するとともに、他のチームの発表を聞くことで、前回の講義の観点への理解を深める。
⑬[対面/face to face]:イノベーションと規制・制度/イノベーションと経済成長(講義・演習)
イノベーションと規制や制度の関係性、およびイノベーションと経済成長の関係について学ぶ。その後、そういった観点から現実の企業を分析する。
⑭[対面/face to face]:イノベーションと規制・制度/イノベーションと経済成長(発表・全体討議)
前回講義の課題について自分達で発表するとともに、他のチームの発表を聞くことで、前回の講義の観点への理解を深める。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
マネジメント・テキスト イノベーション・マネジメント入門(第2版)(日本経済新聞出版)
参考書References
特になし。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の課題のクオリティ:80%
全体討議への積極的参加:20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特に無し。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義中にインターネットや文書作成ソフトウェア等を活用するので、十分に充電されたノートPCを必ず持参すること。所有していない場合には、事前に大学から借りること。
その他の重要事項Others
グループワークやグループディスカッションが講義の多くの部分を占めるので、そのつもりで出席すること。講義の性質上、講義中に寝ることができないので、睡眠を取ってくること。