経済学部Faculty of Economics
LAW300CA（法学 / law 300）経済法Corporate Law
杉崎 弘Hiroshi SUGISAKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K6009 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 経305 |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
・This course introduces overview of Antimonopoly Act to students taking this course.
・The goals of this course are to acquire knowledge about the basic contents of Antimonopoly Act, such as the purpose of the law, prohibited acts, and the contents of measures．
・Before/after each class meeting, students will be expected to spent four hours to understand the course content.
・Final grade will be calculated according to the following process Term-end report (80%) and in-class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
経済法、特にその中核をなす独占禁止法は「経済憲法」とも呼ばれ、事業活動の全般に適用される基本的なルールを定めたものとなっています。そのため、講義は独占禁止法の解説（解釈論）を中心に行います。ただし、同法の背景にある市場経済のシステムとその問題点を理解するうえで、会社法をはじめとする他の企業法の知識も欠かせません。講義では、企業法に広く目配りをし、経済社会の主要な法制度を俯瞰的に把握できるようになることを目指します。
到達目標Goal
独占禁止法が誰にどのような義務を課し、何を禁止しているのかを知り、同法に違反した場合に誰がどのような措置をとるのか（あるいはとることができるのか）を知ることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
レジュメを配布し、それをもとに講義を行います。みなさんの主体的な「学び」を後押しできるよう、適宜、自習教材を紹介します。講義後は、皆さんからの質問・意見を受け付け、学習支援システムや次回授業時においてフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1）[対面/face to face]：ガイダンス・法学入門
講義の進め方、法学入門
2）[対面/face to face]：経済法への招待
経済社会と法の歩み
3）[対面/face to face]：独占禁止法の概要
独占禁止法の全体像（禁止行為、違反行為に対する措置等）
4）[対面/face to face]：独占禁止法の基本概念
「事業者」、「事業者団体」、「競争」等の用語
5）[対面/face to face]：「私的独占」の規制（１）
「私的独占」の成立要件
6）[対面/face to face]：「私的独占」の規制（２）
規定文言の解釈
7）[対面/face to face]：「私的独占」の規制（３）
事例の検討
8）[対面/face to face]：「不当な取引制限」の規制（１）
「不当な取引制限」の成立要件
9）[対面/face to face]：「不当な取引制限」の規制（２）
規定文言の解釈
10）[対面/face to face]：「不当な取引制限」の規制（３）
事例の検討
11）[対面/face to face]：企業結合規制（１）
企業結合規制の仕組み
12）[対面/face to face]：企業結合規制（２）
規定文言の解釈
13）[対面/face to face]：企業結合規制（３）
事例の検討
14）[対面/face to face]：まとめ
春学期のまとめ
15）[対面/face to face]：独占禁止法の概要
春学期のおさらい
16）[対面/face to face]：「不公正な取引方法」の規制（総論）
「不公正な取引方法」の概要
17）[対面/face to face]：不当な差別的取扱い（１）
不当な取引拒絶
18）[対面/face to face]：不当な差別的取扱い（２）
不当な取引拒絶を除く、不当な差別的取扱い
19）[対面/face to face]：不当対価取引
主に不当廉売
20）[対面/face to face]：不当な顧客誘引・取引強制（１）
ぎまん的顧客誘引・不当な利益による顧客誘引
21）[対面/face to face]：不当な顧客誘引・取引強制（２）
抱き合わせ販売
22）[対面/face to face]：事業活動の不当拘束（１）
排他条件付取引
23）[対面/face to face]：事業活動の不当拘束（２）
再販売価格の拘束
24）[対面/face to face]：取引上の地位の不当利用
優越的地位の濫用
25）[対面/face to face]：不当な取引妨害・内部干渉
主に不当な取引妨害
26）[対面/face to face]：業法による規制
電気通信事業法等の各種業法の概要
27）[対面/face to face]：国際的な規制
国際経済法
28）[対面/face to face]：まとめ
秋学期のまとめ、春学期・秋学期の総括
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・幅広い分野に関心をもって書籍、雑誌、ネット等に触れ、あるいは実体験を通じて、経済社会と法に関する知見・知識を得る。
・参考書の関連部分、課題・質問事項に係るフィードバック内容を適宜読み、興味・関心をひく内容について自分なりに考えてみる。
・上記の授業時間外の学習時間は、大学設置基準に鑑み、毎回４時間程度とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特に使用しません。
参考書References
①土田和博ほか『条文から学ぶ 独占禁止法〔第2版〕』（有斐閣、2019年）。
※補遺により部分的にアップデートされています。補遺はウェブ上にて無料で入手できます（→http://www.yuhikaku.co.jp/static_files/24314_hoi.pdf）。
②川濵昇ほか『ベーシック経済法――独占禁止法入門〔第5版〕』（有斐閣、2020年）。
③金井貴嗣ほか編『独占禁止法〔第6版〕』（弘文堂、2018年）。
※①と同様に補遺があります（→https://www.koubundou.co.jp/files/35751.pdf）。
④根岸哲＝舟田正之『独占禁止法概説〔第5版〕』（有斐閣、2015年）。
※①と同様に補遺（追補）があります（→http://www.yuhikaku.co.jp/static_files/web_supplement_14482.pdf）。
⑤金井貴嗣ほか編『経済法判例・審決百選〔第 2 版〕』（有斐閣、2017 年）。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（授業への参加状況）（２０点）及び期末レポート（８０点）により評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。