情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
SEE100KA-GH-109(科学教育・(教育工学) / Science education/ Educational technology 100)技術者倫理Ethics for Engineers
千田 恭子Yasuko SENDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | J0314 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2021年度以前入学者)Category (~2021) | |
カテゴリーCategory |
教養科目 人文系科目 |
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Outline (in English)
There are diverse ethical issues in society. It is desirable to acquire skills to deal with the ethical issues. In this class, I introduce several cases. And then, we discuss the influence and the solution of each issues.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
技術系の人材として社会に出たら、倫理問題に直面する時がある。その問題に冷静に合理的に対応できる思考力を身につけることが望ましい。本授業では、どんな問題があり得るか、どんな対応策があるかなどを議論し、理解や考え方を深める。
到達目標Goal
どのような倫理問題があり得るかを理解し、看過した場合の影響や、取り得る対応策の考え方を学んで、冷静かつ合理的に対応策を検討する素地を習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
情報科学部ディプロマポリシーのうち「DP1」と「DP3-1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的に講師の説明は最小限にとどめて、各問題の原因、影響、対応策等について、学生と共に議論する。学生の発言やコメントの良い点は、その都度とりあげて、どんな点が良かったか、どう優れているかを全体に対し説明し、より良い発言や、より深い議論に繋がるようにフィードバックする。授業の内容や順序は、議論の盛り上がりや、技術者倫理に絡む時事問題を反映して変更する可能性がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[オンライン/online]:ガイダンス
・技術者倫理とは何か
・この授業は何のためか
・どのように進めるか
2回[オンライン/online]:問題事例(1)
危険性が指摘されながら事故を回避できなかった事例:技術者ならばどうすべきか
3回[オンライン/online]:問題事例(2)
危険性が指摘されながら事故を回避できなかった事例:折れない心で改善を目指すには
4回[オンライン/online]:問題事例(3)
仕事の重大ミスに気づいた事例:どう確認するか
5回[オンライン/online]:問題事例(4)
仕事の重大ミスに気づいた事例:どう対処するか
6回[オンライン/online]:集団思考
・同調
・組織の倫理
・組織の風土
7回[オンライン/online]:正しいか不正か
・線引き方法
・線引き方法のメリット・デメリット
8回[オンライン/online]:ジレンマ問題
・ジレンマとは
・ジレンマへの対処法
・例題に適用してみる
9回[オンライン/online]:品質
・品質の維持・向上
・検査や監査
・認証
10回[オンライン/online]:告発
・告発とは
・告発の前にすべきこと
・法律
11回[オンライン/online]:AIとビッグデータの倫理(1)
・AIとビッグデータ
・身の回りのAI
・身近のAI製品と倫理
12回[オンライン/online]:AIとビッグデータの倫理(2)
・評価や判断
・ブラックボックス
・情報の見せ方
13回[オンライン/online]:AIとビッグデータの倫理(3)
AI倫理への取り組み例
14回[オンライン/online]:原子力発電
授業で説明してきた視点に基づき、原発の事故を考えてみる
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
時事問題を授業でとりあげる可能性もあるので、技術者倫理に絡むニュースは気にかけて目を通し、自分が現場の技術者ならばどうするかを考えることが望ましい。授業開始時に前週の復習をすることが多いため、ノートをしっかりとって、授業前に復習すれば、「発言の積極性」で評価を得やすい。本授業の準備・復習時間は、4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特には指定しない。講義用の資料は、必要に応じて授業時に提供する。
参考書References
必要に応じて、参考になる文献やウェブサイトを紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
発言の積極性(95%)、小課題(5%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・授業で使った Power Point の資料の参照方法は、学習支援システムに記載しています。授業後は、Power Pointの資料や、授業時のメモを参照して復習してください。
・授業登録者は順次、Power Point 資料ヘのアクセス権を設定します。設定前にアクセスすると、「アクセス権をリクエストするか」を聞かれますが、その際は大学のメールアドレスを使ってリクエストしてください。
その他の重要事項Others
Power Pointの資料は、参照はできても、ダウンロードはできないように、あえて設定しています。授業で学んだことを、将来覚えていて役立てるには、Power Pointの資料を授業後にノートに写しながら、復習しましょう。