情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
OTR100KA-CS-207(その他 / Others 100)プロジェクト(春)Project
花泉 弘Hanaizumi HIROSHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | J0617 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~3 |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2021年度以前入学者)Category (~2021) | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門科目 |
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Outline (in English)
In this subject, students will learn what it means to do research. Research begins with finding a problem. We think about how to solve the problem, create a program, process it, and solve the set problem. Further problems will arise in the process. We aim for the final solution by analyzing them and understanding the essence of the problems. The results obtained during the research period may not be always the results that you originally expected. In that case, consider why the expected results did not happen and use it in the next study. More specifically, you decide the theme you are interested in (problem setting), decide how to solve the problem, create a program, get the processing result, and whether it is the originally planned one. Consideration is the theme of this project.
Students can decide own theme based on their interests (problem finding ability), make programming their own (programming ability), acquire problem-solving ability, and acquire presentation ability (communication ability in a broad sense). Since there is not enough time, students are expected to proceed with the processing at their own home (4 hours a week is the standard for outside classroom learning). Students’ scores are measured based on attitude to attend class (20%), report quality (50%), and presentation technique (30%). Please note that those who are absent three times or more without notice will be rejected at that time.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この科目では、研究をするということはどういうことかを学ぶ。研究は問題を見つけることから始まる。その問題をどのように解決するかを考え、プログラムを作成して処理を行い、設定した問題を解いていく。そのプロセスの中でさらなる問題が生じるが、それらを分析し、問題の本質を理解することによって最終的な解決を目指す。研究期間内に得られた結果が、初めに自分が予定した結果になっているとは限らない。その場合は、なぜそうならなかったのかを考察し、次の研究に生かす。
より具体的には、興味のあるテーマを自分で決めて(問題の設定)、どのように問題解決を図るか決め、プログラムを作成して処理結果を得、それが当初計画したものかどうかの考察を行うことが本プロジェクトのテーマとなっている。
到達目標Goal
興味のあるテーマを自分で決めること(問題発掘能力)、プログラミングを自分のものとすること(プログラミング能力)、問題解決力をつけること、発表能力(広義のコミュニケーション能力)を身につけること、が到達目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
情報科学部ディプロマポリシーのうち「DP3-1」と「DP4-3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
自分で興味のある画像に関係するテーマを決めて、プロジェクトとして進めていく。処理のためのプログラムは基本的に自作する。これまでに行われてきたプロジェクトのテーマや最近はやりのテーマ、これはちょっと無理かなと思うようなものまで、とにかく失敗を恐れずチャレンジしていく。まずテーマを決め、次に処理の方針を決めた後はある程度自分のペースでプロジェクトを進めていく。最後にまとめの報告会を開き、各人の頑張りを評価する。なお、使用するプログラミング言語は各自の得意なもので構わない(授業計画はプログラミング言語としてPythonを用いる場合について書いている)。授業で課した課題(小テストやレポート)等を取り上げ、授業内で全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
画像データがどのようなものか、プロジェクトでどのようなことを行っていくのかを理解する。
2[対面/face to face]:過去のプロジェクトの紹介
自分でテーマを決める際の参考にするため、これまでにどのようなプロジェクトが行われてきたかを理解する。
3[対面/face to face]:テーマの設定
目標としての(仮の)テーマを設定する。テーマは途中でも変更可能である。
4[対面/face to face]:Linuxコマンド
Linuxの起動や終了ができるようにし、さらに、基礎的なコマンドを理解する。[参考書①]
5[対面/face to face]:python言語の基礎
Linux上でのpythonプログラム作成法とその動作法を理解する。
6[対面/face to face]:python言語の文法
プログラム作成に向けて、基礎的な文法を理解する。
7[対面/face to face]:プログラムの作成と編集
プログラムの作成と編集とができるようにする。
8[対面/face to face]:デバグ
作成したプログラムを動作させる。エラーが出た場合のデバグ法を理解する。
9[対面/face to face]:画像の読み込み
画像データを読み込むためのツールを理解し自分で使えるようにする。[Webで配布]
10[対面/face to face]:画像間の相関
課題をこなすのに必要な知識を理解する。散布図の作成法と相関係数の求め方を理解する。
11[対面/face to face]:プログラム作成とデバグ
処理プログラム全体の構成を考える。
12[対面/face to face]:プログラム作成とデバグ
プログラムの各要素ごとにコーディングとデバグを行う。
13[対面/face to face]:報告書作成
発表会に向けた資料づくりを行う。
14[対面/face to face]:まとめ
成果発表会
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
時間が不足するので、各自自宅でも処理を進めてほしい(授業時間外学習は、毎週4 時間を標準としている)。プログラミングは「習うより慣れろ」といった面があるので、とにかくプログラミングを行ってpython言語を自分のものにしてしまうことを勧める。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じてWebを通じて配布する。
参考書References
①西村:図解でわかる Linuxのすべて、日本実業出版社 (2000) など
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業へ参加する態度(20%)と報告書の質(50%)、および発表技術(30%)を考慮して評価する
3回以上無断欠席した者はその時点で不合格となるので注意すること
病気などで欠席する場合には代わりの時間に進捗状況を報告に来ること
報告がない場合には欠席となるので注意すること
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
おおむね満足しているとの評価であったが、成果発表会で質の低下が気になった。チャレンジする姿勢の不足も心配である。
完成度の高いプロジェクトになるよう指導していきたいと思う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各自ノートPCを持参のこと。
資料配布等はネットワークを通して行う。
その他の重要事項Others
授業計画は、pythonの初学者用の典型的なものである。使用する言語はpythonに限らないので、それぞれの使用する言語に合わせて計画を理解してほしい。自分の興味のあるテーマについてとことん勉強して理解を深めて欲しい。