情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
OTR100KA-CS-198(その他 / Others 100)プロジェクト(春)Project
廣津 登志夫Toshio HIROTSU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | J0608 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~3 |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2021年度以前入学者)Category (~2021) | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門科目 |
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Outline (in English)
[Course outline]
The main objective of this course is to understand the practical technologies related to the current Internet and cloud computing infrastructure. Students will learn about basic routing mechanism which controls current Internet first, then find their own topic to learn related to the Internet or cloud platform technologies.
[Learning Objectives]
Students expected to understand the concepts and mechanisms of Internet routing.
[Learning activities outside of classroom]
Students will be expected to spend four hours to design/implement/configure the each own topic.
[Grading Criteria /Policy]
Final grade will be calculated according to the following process; final report (60%), and in-class contribution (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
Web, 仮想マシン技術, Network, SDN といった、現在のネットワーク情報基盤の基礎技術を実践的に理解する。
到達目標Goal
・仮想マシン技術を使ってルータOSを動かすことにより、ミニインターネットを構築する
・ネットワーク環境の設定と運用を通じてTCP/IPの根幹であるIPルーティングについて理解する
これらの基本的な学習を完了した学生は教員と相談して、ネットワーク・OS・仮想化技術・SDN等の分散システムの基礎となるトピックを決めて取り組む。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
情報科学部ディプロマポリシーのうち「DP3-1」と「DP4-3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
仮想マシンにvyosをインストールしPCルータとすることで、各自のPC内に小規模なネットワークを構成する。実際に複数マシンによるネットワークを構築し、最終的にはそれを全員で相互接続し、ミニ・インターネットを構築する。授業で課した課題(小テストやレポート)等を取り上げ、授業内で全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:プロジェクト概説
このプロジェクトで実施する内容を概観し理解する。
2[対面/face to face]:ミニインターネットの解説
基本テーマの学生は、インターネットの仕組みの基本を理解する。
独自テーマの学生は、テーマの選定を行う。
3[対面/face to face]:仮想マシン技術の理解
仮想マシンを複数作成し、仮想マシン技術を理解する。
4[対面/face to face]:仮想マシンによるシステム構成
ミニインターネットの部品として、仮想ノードにvyosをインストールし、ネットワーク接続可能にする。
5[対面/face to face]:仮想ネットワークの構築
複数の仮想ノードと仮想ネットワークにより、仮想ノード間の相互接続を実現する。
6[対面/face to face]:複数仮想マシンによるネットワーク構成
IPアドレスを理解し、インタフェースアドレスの設定などを行う。隣接ノード間で相互に疎通するように設定する。
7[対面/face to face]:中間発表会
独自テーマの者は各自のテーマについて説明する。基本テーマの者は発表を聞き、質問することで技術的な知見を広げる。
8[対面/face to face]:静的ルーティング設定
また、各ノードに宛先ネットワークアドレス毎の静的ルーティング設定を行い、複数ノード間の通信を実現する。
9[対面/face to face]:オープンラボ
情報科学部の研究室の研究展示を見て、様々な情報技術について知る。
10[対面/face to face]:ネットワーク導通試験
ミニインターネット内部の通信を完成させる。
11[対面/face to face]:ディフォルトルーティング
ディフォルトルートの利用により、ルーティング設定を簡略化する。
12[対面/face to face]:ミニインターネット間の相互接続
各自のミニインターネットを、基盤となる実ネットワークとの間で相互接続して大きなネットワークを構築する。
13[対面/face to face]:発表会
独自テーマの者は発表する。基本テーマの者は発表を聞き、質問することで技術的な知見を広げる。相互接続が未完のものは、残り時間で接続実験をする。
14[対面/face to face]:発表会
独自テーマの者は発表する。基本テーマの者は発表を聞き、質問することで技術的な知見を広げる。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、各週につき4時間を標準とする。
各自のトピックについて、設計・実装・設定をすすめる。
テキスト(教科書)Textbooks
基本テーマについては、配布資料による
参考書References
独自テーマについては、個別に指示・提供する
成績評価の方法と基準Grading criteria
基本テーマについては、構築したミニインターネットに関するレポートを元に、その達成度を見る(レポート60%、達成度40%)。
独自テーマについては、テーマの立案、周辺技術の調査、開発環境の準備、実際のテーマの実施・進捗、発表、レポートから総合的に判断する(立案から実施・進捗 30%、発表 30%、レポート 40%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
貸与ノートPCを持参すること