通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
HIS200TD（史学 / History 200）東洋史概説(中国古代史)(前期メディア)Oriental History
宇都宮 美生
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 53007 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 宇都宮 美生 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 前期メディア |
| 期間Period | 前期 |
| 定員Capacity | － |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
Outline and objectives: This course introduces an understanding of Chinese history (from Neolithic to Han Periods) in respect to international relations with other areas. The aim of this course is to help students acquire historical changes in politics, economy, organization, military affairs, agriculture, culture and diplomacy.
Learning Objectives: The goal of this course is to understand the flow of Chinese history, the factors and backgrounds that created the historical facts, their influence and development, and the mutual influence and international relations with the surrounding areas.
Learning activities outside of classroom: Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria/Policies: Your overall grade in the class will be decided based on Mid-term report (50%) and term-end report (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
・中国古代史を議論するために不可欠な研究上の問題を考える。
・中国各地の開発は著しく、それに伴い考古学の成果が続々と出ているが、遺跡を取り巻く人文・自然環境についても最新の情報を学習する。
・図や写真を多く利用し、歴史をより深く理解する。
・古代という枠にとらわれることなく、政治・経済・社会・文化などにわたる幅広い歴史知識を得ることによって、現代社会の問題を見る眼を養い、未来を展望する見識を身につける。
到達目標Goal
・中国史の流れをつかみ、史実を生み出した要因と背景、それによる影響と発展、さらには周辺地域との相互影響と国際関係について理解する。
・具体的事例を通して、文献史料だけでなく文物・遺構・古地図などを併用した研究の方法、分析および考察について実践的テクニックを身につける。
・レポートを通して、自分の意見を論理化・体系化して相手に伝え、かつ相手の意見を理解するコミュニケーション能力を備える。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP3,DP5」「日本文学科：DP1,DP2」「史学科：DP1,DP3」「地理学科：DP1」「経済学科：DP4,DP5」「商業学科：自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業ではパワーポイントで概要を説明するので、各自ノートあるいは配布資料に必要事項を記入し、説明を記録する。文献・地図・写真・絵・表などの資料を多用し、その活用の仕方を学ぶ。中間レポート（40%、添削あるいは評価でフィードバックする）と期末レポート(60％）により成績を評価する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：中国新石器時代
中国新石器文化の特質と多元的文明発生
第2回[オンライン/online]：二里頭と殷
二里頭文化から殷へ
第3回[オンライン/online]：殷
殷青銅器文化
第4回[オンライン/online]：周と三星堆
周封建制と四川三星堆文化
第5回[オンライン/online]：春秋戦国時代１
春秋戦国の都市国家と地域１
第6回[オンライン/online]：春秋戦国時代２
春秋戦国の都市国家と地域２
第7回[オンライン/online]：秦１
秦の統一
第8回[オンライン/online]：秦２
秦の兵馬俑と簡牘研究
第9回[オンライン/online]：前漢１
前漢成立時の諸問題
第10回[オンライン/online]：前漢２
漢長安と皇帝陵
第11回[オンライン/online]：前漢３
漢武帝の為政と対外政策
第12回[オンライン/online]：匈奴
匈奴帝国の変遷と中国王朝
第13回[オンライン/online]：南越と新
南越の興亡と王莽の改革
第14回[オンライン/online]：後漢
後漢の豪族社会と洛陽
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に参考文献を読んでおく。授業内で質疑応答により確認をし、理解度を高める。授業後は、各自参考書等により補足する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。
参考書References
・『図説中国文明史』シリーズ（先史・殷周・春秋戦国・秦漢）、創元社、2005年
・冨谷至・森田憲司編『概説中国史・上』昭和堂、2016年
・愛宕元・冨谷至編『中国の歴史・上』昭和堂、2005年
・尾形勇・平勢隆郎『世界の歴史：中華文明の誕生』中央公論社、1998年
購入できない本もあるが、古本屋で購入するか、図書館などで参照してほしい。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間レポート（40%、添削あるいは評価でフィードバックする）と期末レポート(60％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講したのにレポートを出さない方がいるが、各回で学習した内容をまとめるだけなので、がんばってレポートを書いてほしい。また、中間レポートだけ提出して期末レポートを放棄する人がいるが、最後まで努力してほしい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
手を動かして書き留めることで理解が深まるため、写真・動画撮影を禁止し、事前に配布したプリントに必要事項を書いてください。写真や動画だけですと、その場限りの理解となりますし、膨大な量になってレポートを書くのが大変になります。図や絵などはご自身で手書きにするとより一層理解が深まります。補足として『図説中国文明史』やその他の参考文献を参照されると効果的です。複数の地域の文化を比較するためには、一つの年表に地域ごとに分けて書き込んで見直すと理解しやすくなります。「聞くだけ」「見るだけ」の参加ではなく、自動的積極的な学習をお願いします。
質問の書き方についてはメディアスクーリング受講システムのお知らせを理解した上で、提出してください。