通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
HIS200TD（史学 / History 200）西洋史概説(ロシア近代史を中心として)(前期メディア)Western History
草野 佳矢子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 53001 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 草野 佳矢子 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 前期メディア |
| 期間Period | 前期 |
| 定員Capacity | － |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The teacher will give lectures on Russian history to 1917, especially on relationship between Russian state and society, administrative and political reforms.
The goal for this class is to master the basic knowledge of Russian history to 1917 and get more understanding of European history.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
1917年のロシア革命までのロシアの歴史を、西ヨーロッパ諸国のそれとの比較も含めて、国家と社会の関係や、統治制度改革、政治改革をめぐる問題を中心に学習する。
ヨーロッパ史を背景に、帝政崩壊までのロシア史の流れをとらえ、その独自性と共通性について説明できるようになる。ロシア史との比較によって、ヨーロッパ史への視野を広め、理解を深める。
到達目標Goal
帝政崩壊までのロシア史の流れ、キエフ・ルーシ、モスクワ・ロシアの特徴、ロシア帝国成立後に関しては各皇帝の治世の概要や主要な事件・改革の内容などについて、西ヨーロッパとの比較も含めて説明できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP3,DP5」「日本文学科：DP1,DP2」「史学科：DP2,DP3」「地理学科：DP1,DP2,DP3」「経済学科：DP4,DP5」「商業学科：自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
添付資料（レジュメ）にそって講義します。
中間課題に対するフィードバックとしては、①採点もしくは個別評価・添削、②全体講評、③模範解答や優秀リポート等の掲示、のうちいずれかを実施します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ロシア帝国成立前のロシア①
キエフ・ルーシからモスクワ・ロシアへ
第2回[オンライン/online]：ロシア帝国成立前のロシア②
モスクワ・ロシアの特徴
第3回[オンライン/online]：ピョートル大帝の西欧化政策
西欧化の開始、大北方戦争、統治理念の西欧化、中央・地方の行政制度改革、社会の再編
第4回[オンライン/online]：女帝たちの時代
エカチェリーナ1世～ピョートル3世の治世、ピョートル体制の修正
第5回[オンライン/online]：エカチェリーナ２世の統治
エカチェリーナの啓蒙思想、プガチョフの乱、地方行政改革、貴族・都市への恵与状、農奴制の強化、パーヴェル1世
第6回[オンライン/online]：アレクサンドル１世とニコライ1世
秘密委員会、スペランスキーの改革案、省制の導入、ポーランド憲法とロシア憲法案、デカブリストの乱、官僚制の整備
第7回[オンライン/online]：アレクサンドル2世と大改革①
大改革の前提、農奴解放，ゼムストヴォ制度の導入
第8回[オンライン/online]：アレクサンドル2世と大改革②
都市自治制度、地方官僚制の整備、司法制度改革、軍制改革、教育制度改革
第9回[オンライン/online]：革命運動と政治改革の試み
農奴解放後の革命運動の展開、大改革期の政治改革の試み、ロリス＝メリコフの改革案
第10回[オンライン/online]：アレクサンドル3世時代のロシア①
専制体制の安定化、農民統治制度改革
第11回[オンライン/online]：アレクサンドル3世時代のロシア②
地方自治制度改革、ヴィッテ蔵相の工業化政策とその影響
第12回[オンライン/online]：ニコライ2世の治世－1894～1904年
19世紀末～20世紀初頭のロシア社会、労働者対策、農業・農民問題、「自由主義者の春」
第13回[オンライン/online]：第一次ロシア革命
血の日曜日事件、政治改革の開始
第14回[オンライン/online]：帝政ロシアの崩壊
「1906年立憲体制」の成立、ストルイピン改革、第一次世界大戦とロシア
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の授業前に前回の内容をよく復習すること。参考文献の関連する部分を読み、理解を深めることが望ましい。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特定の教科書は使用しません。
参考書References
『世界歴史体系 ロシア史１、２、３』山川出版社、1997
『新版世界各国史 ロシア史』山川出版社、2002
藤本・松原編『ロシア近現代史』ミネルヴァ書房、1999
マルク・ラエフ『ロシア史を読む』名古屋大学出版会、2001
栗生沢猛夫『図説 ロシアの歴史』河出書房新社、2010
和田春樹『ヒストリカル・ガイド ロシア』山川出版社、2001
『新版 ロシアを知る事典』平凡社、2004
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間リポート 30％
メディアスクーリング試験 70％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。