政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design
SOC500R1(社会学 / Sociology 500)社会学Sociology
高岡 文章Fumiaki TAKAOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | XW137 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6,金7/Fri.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
カテゴリーCategory | (修士課程)関連科目 |
所属群1Affiliation group 1 | |
経済・社会・雇用創造群Economic/Social/Employment/ Creation Group | |
所属群2Affiliation group 2 | |
文化・都市・観光創造群Culture/City/Tourism/ Creation Group | |
所属群3Affiliation group 3 | |
地域産業・企業創造群Regional Industry and Business Creation Group |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to help students learn the essence of sociological concepts and theories.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「見えない社会を見る」をテーマに、近現代社会を理解するために必要な社会学のエッセンスを学ぶ。
到達目標Goal
①合理性、再帰性、権力、消費、コミュニケーションなど社会学の基礎的な概念を理解する。
②社会学の批判的な思考法を習得する。
③社会学の概念や理論を用いて近現代社会を分析する手法を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
政策創造研究科修士課程のディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義と演習を組み合わせる。
演習では、前の週の講義で学んだ社会学の概念や理論を用いて、受講生が近現代社会を分析し、発表する。
また受講生同士のディスカッションをおこなう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回(1・2)[対面/face to face]:ガイダンス
社会学の「感じ」をつかむ。
①資本主義、官僚制などをテーマに、社会学が「批判の学」であることを理解する。
②ジェンダー、エスニシティ、階層などをテーマに、社会学が「暴露の学」であることを理解する。
③儀礼的無関心や感情労働などをテーマに、社会が私たちの身の周りに遍在していることを理解する。
2回(3・4)[対面/face to face]:合理性
第3回は前回講義を踏まえた演習とする。
第4回は合理性をテーマに、近現代社会の特質を理解する。マックス・ヴェーバー、ハンナ・アレント、ジョージ・リッツァらの議論をとりあげる。
3回(5・6)[対面/face to face]:権力
第5回は前回講義を踏まえた演習とする。
第6回は権力をテーマに、近現代社会の特質を理解する。ミシェル・フーコーらの議論をとりあげる。
4回(7・8)[対面/face to face]:再帰性
第7回は前回講義を踏まえた演習とする。
第8回は再帰性をテーマに、近現代社会の特質を理解する。アンソニー・ギデンズ、ウルリッヒ・ベックらの議論をとりあげる。
5回(9・10)[対面/face to face]:消費
第9回は前回講義を踏まえた演習とする。
第10回は消費をテーマに、近現代社会の特質を理解する。ソースタイン・ヴェブレン、マックス・ホルクハイマー&テオドール・アドルノ、ジャン・ボードリヤール、ピエール・ブルデュー、見田宗介らの議論をとりあげる。
6回(11・12)[対面/face to face]:コミュニケーション
第11回は前回講義を踏まえた演習とする。
第12回はコミュニケーションやコミュニティをテーマに、近現代社会の特質を理解する。アンソニー・ギデンズ、ジグムント・バウマン、ジョン・アーリらの議論をとりあげる。
7回(13・14)[対面/face to face]:総括
第13回は前回講義を踏まえた演習とする。
第14回は授業内容を総括し、受講者の今後の学習・研究を展望する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業のなかで紹介する参考書を読んでおくこと。
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とする。
受講生は授業時間外の学習成果を授業内で随時発表する必要がある。
テキスト(教科書)Textbooks
『現代社会の理論』(見田宗介、岩波新書、1996年)
参考書References
『社会学(新版)』(長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志、有斐閣、2019年)
『社会学史』(大澤真幸、講談社現代新書、2019年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート(70%)、平常点(30%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の意見等を参考にしながら授業を運営する。