経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FD(経営学 / Management 200)消費者行動論ⅡConsumer Behavior II
新倉 貴士Takashi NIIKURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A4460 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市市他‐その他 |
配当年次Grade |
2~4(市場経営学科) 3~4(経営学科・経営戦略学科) |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 市場経営学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 市場経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
This course is a series of lectures, structured to give students some of the basic, fundamental understandings on consumer behavior and brand marketing strategy.
To understand consumer, students will learn consumer's cognition, attitude, and behavior.
Major course objectives are;
-To introduce students to knowledge about consumer behavior and marketing strategy.
-To learn consumer information processing.
-To understand brand marketing strategy.
-To get creative skills of marketing plans.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
消費者の行動は、非常に微妙なものに左右されてしまいます。昨日まで飛ぶように売れていたブランドが、突然売れなくなってしまいます。一体何が消費者の行動を規定しているのでしょうか。当授業では、このような消費者行動について、さまざまな角度から講義します。履修者は、消費者行動に関する体系的な知識を獲得できるようにし、マーケティング戦略の構築との関連性を意識して、より効果的な消費者戦略を想定しながら受講することが必要になります。
到達目標Goal
当科目の履修者は、消費者行動に関する基礎的な知識獲得のために、これまでに展開されてきた消費者行動研究の枠組みとその流れを把握できるようになることを目的とし、また消費者認知・消費者態度・消費者行動という3つの視点を置きながら、消費者とマーケティング戦略に関する応用的な知識の獲得を目指します。とりわけ、ブランドマーケティングの実践を想定した消費者に関する知識の獲得ができるようになることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」に関連が特に強く、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業の進め方】
授業の形態は、講義として進めます。講義中に紹介するアカデミックな内容について、実際の消費現象やマーケティング戦略と関連ながら理解を深めるように授業に取り組んでください。
「消費者行動論Ⅰ」では、消費者行動に関する体系的な基礎知識を学習します。特に消費者の行動を規定する消費者の心理プロセスに着目し、消費者行動モデルを基にして、その行動を規定する様々な要因を考察していきます。これらを踏まえた「消費者行動論Ⅱ」では、マーケターと消費者との橋渡し役をするブランドに着目して、両者のコミュニケーションのあり方を様々な角度から理解していきます。
【授業の方法】
オンデマンドによる講義形式により授業を進めます。
毎回パワーポイントによるスライドを使用します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:授業ガイダンス
当科目についての全体的な概要を説明します。
第2回[オンライン/online]:消費者行動とブランドマーケティング
ブランドをベースにした消費者行動とマーケティングとの関係を説明します。
第3回[オンライン/online]:ブランドのアイデンティティとイメージ
マーケターの理想的なブランドアイデンティティが、消費者のブランドイメージにどのように変換されるかを説明します。
第4回[オンライン/online]:ブランド認知
ブランド認知について、その分類や機能を説明します。
第5回[オンライン/online]:ブランド連想
消費者の知識構造をベースにした連想のあり方を説明します。
第6回[オンライン/online]:ブランド態度①
ブランド態度の機能や構造について説明します。
第7回[オンライン/online]:ブランド態度②
ブランド態度の形成や変容のプロセスについて説明します。
第8回[オンライン/online]:ブランドロイヤルティ
ブランドロイヤルティ概念について様々な角度から説明します。
第9回[オンライン/online]:ブランドエンゲージメント
ブランドエンゲージメントについて説明します。
第10回[オンライン/online]:ブランドスウィッチング
ブランドスウィッチングについて説明します。
第11回[オンライン/online]:ブランドの信頼
ブランドへの信頼とはどのようにあるべきかを説明します。
第12回[オンライン/online]:ブランドマーケティングの事例
ブランドマーケティングの事例について紹介します。
第13回[オンライン/online]:消費者行動研究とブランドマーケティング研究の歴史
消費者行動研究とブランドマーケティング研究の歴史的展開について説明します。
第14回[オンライン/online]:授業のまとめ
これまでの授業内容の総括を行い、体系的な知識の確認をします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各8時間を標準とします。授業内容に関する消費者の認知・態度・行動について、自分もしくは身近な隣人の様子を観察して、ノートに整理してください。授業で詳解する様々な理論やモデルを適用して、その様子を自分なりに分析してください。そして、それに対応する有効なブランドマーケティング戦略を考案してください。
テキスト(教科書)Textbooks
担当教員が作成した印刷物を授業にて配布します。
参考書References
青木幸弘他、『消費者行動論:マーケティングとブランド構築への応用』、有斐閣アルマ、2012年
青木幸弘『消費者行動の知識』、日経文庫、2010年
田中洋・清水聰、『消費者・コミュニケーション戦略』、有斐閣アルマ、2006年
新倉貴士、『消費者の認知世界』、千倉書房、2005年
成績評価の方法と基準Grading criteria
消費者行動論Ⅱ:最終試験(100%)にて評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
適切な速度で授業を進めるように予定しています。
読みやすい資料となるように予定しています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンデマンドに対応できるように情報処理機器を準備して下さい。
その他の重要事項Others
〔関連科目〕
マーケティング論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ
〔受講上の注意〕
マーケティング論Ⅰ/Ⅱを履修した上で受講することが望ましい。
消費者行動論Ⅰを履修した上で受講することが望ましい。