法学部Faculty of Law
POL300AC(政治学 / Politics 300)演習Seminar
細井 保Tamotsu HOSOI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0949 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3,金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S503 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
In diesem Seminar diskutieren wir über die Problemen der Massengesellschaft und die der Massendemokratie.
English Keywords: mass society, mass culture, mass democracy, citizen, civil society, civil government
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習では、これまでサッカーという大衆文化を入り口として大衆社会と政治について考察してきた。この基本テーマはかわらない。
担当教員は、ウィーン市を首都とするオーストリア共和国を研究対象としているが、同地での在外研究をへて、2015年の難民の大量流入以降の中欧における社会・政治の変容について、移民や難民の受け入れと排除、多様性を許容する人々と逆に同質性を重視する人々、リベラル・デモクラシーとポピュリズムの対立について考察している。サッカーという大衆文化現象は、これらの緊張と対立をしばしば顕現させる。
演習では、文献の講読と報告、履修者同士によるグループディスカッション、各自が関心のあるテーマをとりあげてのゼミ論の執筆をしている。こうした学習を通して、個人、社会、政治が、上記の緊張と対立にどのように向き合いべきなのか、という問いをそれぞれが発していってほしい。
テーマの間口の広さは、本演習の特徴ということができるだろう。これまで培ってきた履修者の自主性を重んじる本演習の方針を生かし、担当教員が研究で得た知見を反映させながら、大衆社会と政治についての理解をさらに深めていきたい。
到達目標Goal
・現代政治について、思考する力を身につける。
・報告やレポートの作成を通じて、自らの考えを表現し、他者へ論理的に説明する能力を養う。
・グループディスカッションを実施することにより、集団での討議のなかで、相互に意見を述べ合い、理解する力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【方法】演習形式。
【概要】演習のなかで共通の文献を講読し、さらに夏期合宿を実施する予定である。
演習の具体的な方法としては、文献について各回のテーマごとに報告者による報告をおこない、それにたいし質疑応答ののち、グループディスカッションをおこなう。フィードバックは授業中随時なされる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:導入
春学期はじめに
第2回[対面/face to face]:大衆社会①
大衆社会とは何か
第3回[対面/face to face]:大衆社会②
大衆文化
第4回[対面/face to face]:大衆社会③
解放か、抑圧か
第5回[対面/face to face]:排除/包摂①
地域
第6回[対面/face to face]:排除/包摂②
学校と職場
第7回[対面/face to face]:排除/包摂③
サッカークラブ
第8回[対面/face to face]:同質性/多様性①
地域
第9回[対面/face to face]:同質性/多様性②
学校と職場
第10回[対面/face to face]:同質性/多様性③
サッカークラブ
第11回[対面/face to face]:ポピュリズム/リベラル・デモクラシー①
ポピュリズムとは何か
第12回[対面/face to face]:ポピュリズム/リベラル・デモクラシー②
リベラル・デモクラシーとは何か
第13回[対面/face to face]:ポピュリズム/リベラル・デモクラシー③
多元化、重層化
第14回[対面/face to face]:まとめ
春学期の内容を振り返り、ディスカッションする。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習:文献の次回予定箇所を熟読すること。
復習:ディスカッションを含めた演習の内容振り返り、再度文献を読み返すこと。
そのほか、関連する用語や事象について、積極的に調査することを心がけてください。準備・復習時間は各自必要な時間数をあててください。
テキスト(教科書)Textbooks
演習の中で適宜紹介していく。
参考書References
演習の中で適宜紹介していく。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(報告内容および討論)を総合して評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
報告やディスカッションなどの活動を、学生みずからが積極的に取り組むことができるよう指導していく。