法学部Faculty of Law
POL300AD（政治学 / Politics 300）演習Seminar
溝口 修平Shuhei MIZOGUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | A0853 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4,木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市ＢＴ‐０６０３ |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（法律学科）Category (法律学科) | |
| カテゴリー（政治学科（2021年度以降入学者））Category (政治学科（2021年度以降入学者）) | |
| カテゴリー（政治学科（2020年度以前入学者））Category (政治学科（2020年度以前入学者）) | |
| カテゴリー（国際政治学科（2021年度以降入学者））Category (国際政治学科（2021年度以降入学者）) | 選択科目 |
| カテゴリー（国際政治学科（2020年度以前入学者））Category (国際政治学科（2020年度以前入学者）) | 必修科目（24単位） |
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Outline (in English)
In this seminar, students will be expected to acquire the abilities to comprehend and analyze the problems of international relations from various angles. We need to know not only the Western way of thinking, which we are familiar with, but also other perspectives. From this viewpoint, we will explore Russian foreign policy and Russia’s role in the international society. Students will also be expected to improve academic skills such as writing essays, making a presentation, having a discussion with other participants.
All students in the course are required to come to each seminar having read and prepared to discuss the reading for each week. In addition, each student will be asked at least once to present and/or comment upon some of reading.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この演習では、ロシアが関わる国際問題について学ぶことにより、国際関係を多面的に分析する視点と能力を養うことを目指します。近年の国際関係においては、ウクライナ危機、シリア内戦、米国大統領選挙への関与疑惑など、ロシアは様々な面で注目を集めています。また、日本との関係においても、北方領土問題が未解決のままです。このように、現代の国際社会においてロシアは重要な位置を占めていますが、ロシアや旧ソ連諸国についてはあまり知られていないのが実情です。この演習では、ロシアを主要な題材としながら、多角的に物事を捉え、国際関係を客観的に捉える能力を身につけることを目指します。
後期の授業では、ロシアに関する文献を読むことで、現在のロシアが抱える問題に対する理解を深めることを目指します。また、各受講者が自分の関心のあるテーマについて発表し、その内容を３年生はゼミ論文に、２年生はレポートにまとめます。
到達目標Goal
１ロシアの政治や外交に関する文献を読み、現代のロシアが直面する問題について説明することができる。
２学術的なマナーに則って、自分の関心のあるテーマについて調べ、発表し、論文にまとめることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
ゼミの進行は、文献の輪読、ディスカッションを基本としますが、ドキュメンタリーや映画などを議論の材料として活用したり、グループで調査する機会も設けたりします。
授業は原則として対面で行いますが、場合によってはオンライン授業を併用する可能性があります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：イントロダクション
今学期の予定、文献の説明と分担決め
2[対面/face to face]：文献講読（１）
文献に関する報告とディスカッション
3[対面/face to face]：文献講読（２）
文献に関する報告とディスカッション
4[対面/face to face]：文献講読（３）
文献に関する報告とディスカッション
5[対面/face to face]：文献講読（４）
文献に関する報告とディスカッション
6[対面/face to face]：文献講読（５）
文献に関する報告とディスカッション
7[対面/face to face]：文献講読（６）
文献に関する報告とディスカッション
8[対面/face to face]：文献講読（７）
文献に関する報告とディスカッション
9[対面/face to face]：個人報告（１）
各受講者がゼミ論文の概要を報告し、その内容について討論する
10[対面/face to face]：個人報告（２）
各受講者がゼミ論文の概要を報告し、その内容について討論する
11[対面/face to face]：個人報告（３）
各受講者がゼミ論文の概要を報告し、その内容について討論する
12[対面/face to face]：個人報告（４）
各受講者がゼミ論文の概要を報告し、その内容について討論する
13[対面/face to face]：個人報告（５）
各受講者がゼミ論文の概要を報告し、その内容について討論する
14[対面/face to face]：今年度のまとめ
１年間のゼミの活動を総括する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回指定された文献を読み、課題を提出した上で授業に参加すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
開講時に指示します。
参考書References
開講時に指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各回の課題の完成度（20％）
討論への参加の積極性（20％）
報告とゼミ論文またはレポート（60％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生が協力して課題に取り組むことへの要望が多かったので、グループで作業をする時間を増やしました。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞比較政治学、旧ソ連諸国の政治外交
＜研究テーマ＞旧ソ連諸国の体制転換、権威主義体制における憲法の役割
＜主要研究業績＞
①『入門講義 戦後国際政治史』慶應義塾大学出版会、2022年（共著）。
②『ロシア連邦憲法体制の成立－重層的転換と制度選択の意図せざる帰結』北海道大学出版会、2016年。
③『連邦制の逆説？——効果的な統治制度か』ナカニシヤ出版、2016年（共編著）。
など