法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)公共政策ⅡPublic Policy 2
渕元 初姫Hatsuki FUCHIMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0551 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S306 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The course is intended to familiarise students with the range of contexts in which public policy is practiced and to introduce them to models of public policy-making. The course will provide students with a firm grounding in public policy.
Students will be expected to spend four hours to understand the course content before/after each class meeting.
Students will be Assessed by;
Written Exam 70%, Reaction Paper 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は政策・都市・行政の分野に属する科目です。
この授業は、政治学の視点から実証的な政策分析を行うために必要となるモデルや方法を理解するとともに、現代社会における政策課題に関する価値の対立について学び、それらの解決策について自ら思考する力を身につけることを目的としています。
到達目標Goal
本講義では、学生が、①現代社会における様々な政策課題について分析を行う際に必要となる理論やモデルについて学ぶとともに、②公共的意志決定に際する政策的争点を理解することを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
教員による講義のほか、履修人数によっては、学生によるディスカッションの機会を設けることがあります。また、講義の内容について学生の理解を確認するため、リアクション・ペーパーもしくは課題の提出を求めます。これは不定期に合計3回ほど実施する予定で、成績評価の対象となります。授業の初めに,前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ,全体に 対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
授業のテーマ、到達目標、評価基準等について説明する。
第2回[対面/face to face]:問題の発見と原因の分析
政策分析とは何かを考える。
第3回[対面/face to face]:理論とモデル
政策の分析に際して、なぜ理論やモデルが必要とされるのかを論じる。
第4回[対面/face to face]:政策分析におけるモデルの基礎
アクターに着目したモデル、方法論に着目したモデルについて学ぶ。
第5回[対面/face to face]:政策のライフ・ステージと政策過程
政策過程を段階に分けて整理する概念を検討する。
第6回[対面/face to face]:政策決定における合理性と不確実性
合理性とは何か、合理的な意志決定は可能か検討する。
第7回[対面/face to face]:政策分析のモデル:アリソンのモデル
アリソンによる「3つのモデル」について説明する。
第8回[対面/face to face]:政策分析のモデル:キングダンのモデル
キングダンによる「政策の窓モデル」について説明する。
第9回[対面/face to face]:政策と政府統計
政策立案に際してその根拠となる政府統計について知る。
第10回[対面/face to face]:政策と人口
人口移動と政策の関連について考える。
第11回[対面/face to face]:政策の帰結
意図せざる結果について考える。
第12回[対面/face to face]:政策と価値
公共政策がめざす諸価値について説明する。
第13回[対面/face to face]:価値の対立
時事的な政策課題を取り上げ、価値の対立関係について考える。
第14回[対面/face to face]:まとめと筆記試験
授業を振り返り、その内容についてまとめる。また、授業内容に関する筆記試験を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
多様な複数のメディアを通じて、身近な政策課題について関心をもつように心がけてください。皆さんが居住する自治体のホームページなども重要な情報源です。
授業中は、重要であると思う点等についてノートをとり、不明な点があれば、教員に質問したり、出席者同士で問いかけあうことも必要です。講義の後は、復習としてその内容について振り返り、知識の定着をはかるとともに、自らの興味や関心と関連付けて考えてみることも大切です。本授業の準備学習・復習時間は4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。必要に応じてプリント等を配布します。
参考書References
必要に応じて授業中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(70%)及び授業内リアクション・ペーパー(30%)により評価します。評価の基準については、授業の内容や課題への取り組みを通してみなさんがどのように考えたのかを重視しています。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
視聴覚教材を利用し、その解説を通じて政策過程を学ぶことは効果があるようです。継続して取り組んでいくつもりです。また、授業に関連したテーマに関する自主学習を促すための情報提供をさらに丁寧に行うようにしたいと考えています。
その他の重要事項Others
春学期に開講される「公共政策Ⅰ」は、「公共政策Ⅱ」の基礎となる公共政策学の歴史や概念を扱います。これら二つの講義を履修する場合は、可能な限り同一の年度中に連続して履修することが望ましいと考えています。