法学部Faculty of Law
POL300AC(政治学 / Politics 300)演習Seminar
山本 卓Taku YAMAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0460 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3,火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市富士‐F405 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Students can learn community care policy in Japan in relation with welfare politics and social backgrounds such as ageing population and family changes.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この演習クラスは地域福祉をテーマとする。地域福祉をめぐる状況、国や自治体の政策を、マクロとミクロの両面から考える。その際、政治学では「福祉政治」と呼ばれる次元に注目する。地域福祉にかかわる制度や政策動向をその背景と合わせて学びつつ、地域の比較的身近なところでおこなわれている多様な取り組みを多角的に理解・考察できるようになることをめざす。
到達目標Goal
1) 地域福祉の主体・制度・政策を、それらの背景と併せて学習することを通して、福祉・社会保障分野の今日的状況と課題について、具体的に理解し考えられるようになる。
2) グループの中で質問、議論する力を高める。
3) 個人ないしグループで調査を企画し、調査内容をプレゼンする力を向上させる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的に各回、文献を批判的に読み、小グループないし全体でディスカッションをおこなう。映像資料を使った学習や行政機関の報告書の読解なども学習に織り交ぜることがある。ゼミ内での企画としては、対面ないしオンラインで外部講師のお話しを伺う回を設けることなどが考えられる。秋学期のゼミでは、上記の内容に、個人またはグループでおこなう調査報告とその準備が加わる。
フィードバックは、授業内でのディスカッション、質問、報告の過程でおこなわれる。個別的な質問にはメール等で応じる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回 (9/26)[対面/face to face]:ガイダンス & 秋学期の活動計画
秋学期のゼミでの活動の詳細について議論、計画する。
第2回 (10/3)[対面/face to face]:企画回①
ゲストスピーカーなど
第3回 (10/10)[対面/face to face]:テキストの輪読①:
包摂型政策
『自助社会を終わらせる』序章
第4回 (10/17)[対面/face to face]:テキストの輪読②:
地域共生社会
『自助社会を終わらせる』第3章
第5回 (10/24)[対面/face to face]:・テキストの輪読③
・行政計画を読む
1)『よくわかる地域包括ケア』第2章「地域包括ケアと地域福祉」
2)千代田区地域福祉計画
第6回 (10/31)[対面/face to face]:テキストの輪読④:
地域包括ケアの現状
『行き詰まる「地域包括ケアシステム」の未来』第1章を読む(pp.28-105)
第7回 (11/7)[対面/face to face]:テキストの輪読⑤:
「地域包括ケア」の発展性
『行き詰まる「地域包括ケアシステム」の未来』第2章を読む
第8回 (11/14)[対面/face to face]:企画回②
企画、およびゼミ報告会の具体化など
第9回 (11/21)[対面/face to face]:テキストの輪読⑥:
取組例
『行き詰まる「地域包括ケアシステム」の未来』第3章を読む
+(継続)調査報告に向けたゼミ内での準備
第10回 (11/28)[対面/face to face]:テキストの輪読⑦:
課題と展望
『行き詰まる「地域包括ケアシステム」の未来』第4章を読む
第11回 (12/5)[対面/face to face]:調査報告①
ゼミ生による調査報告と質疑応答1
第12回 (12/12)[対面/face to face]:調査報告②
ゼミ生による調査報告と質疑応答2
第13回 (12/19)[対面/face to face]:調査報告③
ゼミ生による調査報告と質疑応答3
第14回 (1/9)[対面/face to face]:企画回③
ゼミ生による企画
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
次の回に取り上げる文献等を、疑問点の整理と合わせて自分なりに吸収したうえでゼミに参加するための準備をおこなう。また、個人やグループでおこなう報告の準備や調査を授業時間外に進めることがある。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
1)『自助社会を終わらせる』宮本太郎(編)、岩波書店、2022年
2)『よくわかる地域包括ケア』隅田好美(ほか編著)、ミネルヴァ書房、2018年。
3)『「自分らしく生きて死ぬ」ことがなぜ、難しいのか――行き詰まる「地域包括ケアシステム」の未来』野村晋、光文社新書、2020年
※授業が始まる前に購入する必要はありません。
参考書References
・NHK「地域づくりアーカイブス」(https://www.nhk.or.jp/chiiki/)
その他、適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点100%で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケートの対象外。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCやタブレットなどの情報機器とインターネット接続環境。