法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)外国書講読(仏語)ⅠReading of Foreign Materials(French)1
大津 浩Hiroshi OTSU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0457 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市BT‐0901 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 選択科目 |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
【Course outline】
Reading of some parts of the text about the French constitution.
【Learning Objectives】
The goal of this course is a learning of French language and French constitutional theories.
【Learning activities outside of classroom】
Students have to read and translate each part of text by oneself.
【Grading Criteria / Policy】
Quality of translation of the part of text assigned to the student (60%) and the active participation to the discussion (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
その他言語 / Other
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
最初に、フランス語の文法の知識を再確認するためにいくつか簡単なフランス語の文章を読んでフランス語文法を復習する。そのうえで、読みやすいフランスの憲法の教科書の一部分を輪読することで、フランス語の翻訳・読解能力と現代フランス憲法学そのものについての理解を深めるコースワーク科目である。
到達目標Goal
フランス語原典を読みこなす力を身に着ける。加えて、現代フランスの憲法学の基礎を十分に理解できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
主として日本語を用い、翻訳の際にはフランス語を併用する / Japanese and French
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
輪番制を採る。学生は割り当てられた部分のフランス語原典を翻訳し、報告する。教師は適宜、文法や訳語について解説を行う。加えて、参考書などを利用してテキストが扱うフランスの憲法理論と政治思想についての解説も行う。
授業は対面式を予定しているが、新型コロナウィルス感染が再拡大し、大学の方針が変更された場合には、Zoomによるリアルタイムのオンライン授業を行う(詳細は春学期開始時の第1回授業の中で授業ガイダンスの一環として説明する)。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
授業の進め方とローテーションの設定を行う。
第2回[対面/face to face]:フランス語文法復習
簡単なフランス語の文章を読んで基礎知識を確認する。
第3回[対面/face to face]:憲法の意義(1)
フランスの憲法教科書(憲法の意義の箇所の最初の部分)の輪読を通じて、憲法の歴史とその意義について学ぶ。
第4回[対面/face to face]:憲法の意義(2)
フランスの憲法教科書(憲法の意義の箇所の第2の部分)の輪読を通じて、憲法の歴史とその意義について学ぶ。
第5回[対面/face to face]:憲法の意義(3)
フランスの憲法教科書(憲法の意費の箇所の第3の部分)の輪読を通じて、憲法の歴史とその意義について学ぶ。
第6回[対面/face to face]:憲法の意義(4)
フランスの憲法教科書(憲法の意義の箇所の第4の部分)の輪読を通じて、憲法の歴史とその意義について学ぶ。
第7回[対面/face to face]:国家と主権
フランスの憲法教科書の輪読を通じて国家と主権の一般論を学ぶ。
第8回[対面/face to face]:規範としての憲法(1)
フランスの憲法教科書(規範としての憲法の箇所の第1の部分)の輪読を通じて憲法の意義について学ぶ。
第9回[対面/face to face]:規範としての憲法(2)
フランスの憲法教科書(規範としての憲法の箇所の第2の部分)の輪読を通じて法制度と法規範の意義について学ぶ。
第10回[対面/face to face]:規範としての憲法(3)
フランスの憲法教科書(規範としての憲法の箇所の第3の部分)の輪読を通じて法規範のヒエラルキーについて学ぶ。
第11回[対面/face to face]:規範としての憲法(4)
フランスの憲法教科書(規範としての憲法の箇所の第4の部分)の輪読を通じて立憲主義について学ぶ。
第12回[対面/face to face]:規範としての憲法(5)
フランスの憲法教科書(規範としての憲法の箇所の第5の部分)の輪読を通じて憲法の制定と改正について学ぶ。
第13回[対面/face to face]:規範としての憲法(6)
フランスの憲法教科書(規範としての憲法の箇所の第6の部分)の輪読を通じて合憲性の原理について学ぶ。
第14回[対面/face to face]:規範としての憲法(7)と前半のまとめ
フランスの憲法教科書(規範としての憲法の箇所の第7の部分)の輪読を通じて法治国家と憲法の関係について学ぶ。加えて最後に半年間を振り返る。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に各回の予定部分の仏語原文を各自で翻訳しておくこと。事後には、授業で示された翻訳内容と自己の翻訳とを照らし合わせて、よりよい仏語翻訳の技術を身に着けること。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
Louis Favoreu et al., Droit constitutionnel,22e ed., 2020, Dallozの一部を用いる予定。輪読を予定する部分は事前に受講生にコピーを配布する。なお、適宜、フランス語の復習に役立つような仏文の抜粋のコピーも配布する予定である。
参考書References
授業中、適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
輪番で割り当てられた原典の翻訳内容(60%)と質疑その他の授業への積極的参加度(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
初歩のフランス語を学ぶ学生が多い場合、進度を遅らせて、フランス語の文法や法思想、政治思想の背景についての解説の時間を多くとることが必要だった。今後も学生の状況に応じて、進度については臨機応変に進める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
事前にHoppiiを通じて各回のレポーターの翻訳及び教師の翻訳や資料を配布する関係上、PC、タブレット、スマートフォン等の情報端末が必要になる。