法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)マス・コミュニケーション論ⅡMass Communication 2
郭 善英Sunyoung KWAK
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0315 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y602 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
With the foundation of the theories and concepts studied in Mass Communication I, this course introduces concepts and theories in specific fields of communication studies.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
マス・コミュニケーションIから学んだマス・コミュニケーション一般の概念・理論を元に、コミュニケーション学の具体的な分野の概念・理論を学び、周りのメディア・コミュニケーション現象を批判的に考察することを目的とする。
到達目標Goal
1)コミュニケーション学の具体的分野の概念・理論にを理解する。
2)学習した理論・概念を現実のメディア・コミュニケーション現象に適用し、自分の意見・議論を共有する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に強く関連。「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
- 主に講義とケース分析を行い、ケース分析では最近話題になるメディア現象などを中心に紹介します。学生には自らのケース紹介およびディスカッション参加が求められます。
- 授業内容に応じて、意見・感想をワークシートに記入してもらったり、グループワークを行うことがあります。。ワークシートは原則、授業当日中に提出してもらい、提出内容につきましては次回の授業中に解説を行い、意見・感想の内容はクラスで共有し議論します。
- レポートとテストは採点の後、学習情報システムにて返却します。
- 対面授業が難しい場合、Zoomによるリアルタイム授業を行い、出席できない学生には授業の録画を提供します。(事前相談必要)
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:授業概要・課題案内
授業で紹介するコミュニケーション学の分野について紹介し、期末プロジェクトのケース研究について案内します。
2[対面/face to face]:国際コミュニケーション: 概念と理論(1)
国境を越えて行われるコミュニケーション現象を語る理論の中、主流パラダイムの流れを学びます。
3[対面/face to face]:国際コミュニケーション: 概念と理論(2)
文化帝国主義など、国際コミュニケーションを語る批判的理論を学びます。展過程について学びます。
4[対面/face to face]:【TOPIC】 グローバル・オーディエンスとファン活動
海外のコンテンツを消費するオーディエンスについて学び、積極的なファン活動の様子とその影響力について議論します。
5[対面/face to face]:メディア・イベントと国際報道
海外の出来事を報道する国際報道の特徴を国際的なメディア・イベントを中心に議論します。
6[対面/face to face]:メディア産業
メディア産業の特徴を学びます。
7[対面/face to face]:グローバルメディア企業とローカル戦略
メディア企業のグローバル戦略について検討します。
8[対面/face to face]:広告と消費社会
現代社会における広告の役割と位置づけについて議論します。
9[対面/face to face]:【TOPIC】 フェイクニュース(1)
フェイクニュースに関する番組を視聴し、その原因と対策についてグループワークを行います。
10[対面/face to face]:【TOPIC】 フェイクニュース(2)
グループワークの結果を共有します。
11[対面/face to face]:子供とコミュニケーション
メディアが子供に及ぼす影響や子供のメディア表象、子供のメディア利用など、子供とメディアの関係を語る概念を学びます。
12[対面/face to face]:コミュニケーションと多様性
ジェンダー、人種、社会的マイノリティーなど、コミュニケーションと多様性の問題について話します。
13[対面/face to face]:世界のメディア・システム
日本とは違う、海外のメディア・システムとその背景について学びます
14[対面/face to face]:期末テスト
オープンブック形式で、授業内容に基づき自分の意見を述べます。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
新聞、テレビ、ネットニュースなど、メディア・コンテンツに接し、気になる現象、議論などを考えておいてください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
決まった教科書はありません。
参考書References
マクウェール、デニス(2010)『マスコミュニケーション研究』慶應義塾大学出版会
McQuail, Denis and Mark Deuze. 2020. McQuail's Mass Communication Theory. London: Sage.
スタンリー J.バラン、デニス K.デイビス (2007) 『マス・コミュニケーション理論 上―メディア・文化・社会
Baran, Stanley J.and Dennis K. Davis. 2020. Mass Communication Theory: Foundations, Ferment, and Future. Oxford University Press.
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加 20%(出席・ワークシートなど)
テスト 40%(オープンブック形式)
期末レポート 20%
コメント提出(グローバルオーディエンス) 10%
グループワーク(フェイクニュース) 10%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
映画などの活用は学生から反応が良いし、良いコメント・議論にもなりますので引き続き活用します。前年度のグループワークから斬新で発展的な議論が出来ましたので、今年度も積極的に活用したいと思います。