法学部Faculty of Law
POL300AC（政治学 / Politics 300）公共政策フィールドワークⅠFieldwork of Public Policy 1
杉崎 和久、土山 希美枝、林 嶺那Kazuhisa SUGISAKI, Kimie TSUCHIYAMA, Reona HAYASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | A0285 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | 講義 |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市Ｙ‐Ｙ６０３ |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（法律学科）Category (法律学科) | |
| カテゴリー（政治学科（2021年度以降入学者））Category (政治学科（2021年度以降入学者）) | 選択科目（他学科との共通科目除く） |
| カテゴリー（政治学科（2020年度以前入学者））Category (政治学科（2020年度以前入学者）) | 選択科目（政治学科科目のみ） |
| カテゴリー（国際政治学科（2021年度以降入学者））Category (国際政治学科（2021年度以降入学者）) | |
| カテゴリー（国際政治学科（2020年度以前入学者））Category (国際政治学科（2020年度以前入学者）) |
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Outline (in English)
This subject belongs to the field of "policy-city-administration-studies" in our department. And this is the first subject of the three-part "Public Policy Fieldwork"I, II and III.
This subject aims to provide a multidimensional view of local policy issues. It is designed as an introductory subject for students interested in local policy, and it is possible to take this subject only.
"Pubic Policy Fieldwork I" provides an introduction and preparation for "II" and "III". Based on this foundation, the course "II", which is held in the summer term, involves actual fieldwork in collaboration with the local community, and "III" is a compilation of the results of this research as a deliverable. "I" can be taken separately from "II" and "III", but "II" and "III" must be taken in the same year. Students must also complete "I" before taking "II" and "III".
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講は、「政策・都市・行政」分野に属し、I、II、IIIの３部で構成される「公共政策フィールドワーク」の I である。
公共政策フィールドワークIは概論として、地域の政策課題を多面的に捉え、II、IIIにつながる調査の基本的手法も学ぶ。政策系分野に関心のある学生に向けた、地域政策を学ぶ導入科目として設計しており、本講のみの履修も可能である。
公共政策フィールドワークI〜IIIを通じて、日本の地域の政策課題をめぐり、政策系教員の分担による講義で多面的に捉え（I）、フィールドワーク（現地調査）を通じて発見し（II）、考察し、成果をまとめる（III）設計となっている。地域の政策課題を現実として向き合い、そのうえに将来を展望する問題意識と考察力、それを表現する力を得ることを目的とする。
このように、本講では概論とII、IIIにつながる学びの基盤を養う。この基盤のうえに、夏期開講のIIでは実際に現地と連携したフィールドワークを行い、IIIはその調査の結果を成果物として取りまとめる。IはII、IIIと切り離して単独受講が可能だが、II、IIIは同じ年度に両科目を履修する。また、II、IIIの履修の前にIを履修しておく必要がある。
到達目標Goal
公共政策フィールドワークI〜IIIの起点として、地域政策を講義を通じて多面的に学び、実際の地域を対象として、資料などを使って調査し、報告する。本講（I）を通じて、II、IIIの履修に必要な基礎を身につける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
杉崎を主担当に、土山、林が分担して担当する。それぞれの分野からみる地域政策を講義形式と調査手法の基礎を実践で学ぶ。ゲストスピーカーを招聘し、地域政策研究の多面性にふれる。学習の成果として特定のまち（自分のまち・夏期調査先のまち）について調査し、報告をまとめる。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
01[対面/face to face]：オリエンテーション
授業の進め方を理解する（受講を希望する者は必ず出席すること）。
02[対面/face to face]：まちの成り立ち
講義（杉崎）
03[対面/face to face]：まちあるき
実際のまちのありようから地域の特性を学ぶ（杉崎）
04[対面/face to face]：ゲストスピーカーによるレクチャー①
地域政策のとりくみを多面的に学ぶ（杉崎）
05[対面/face to face]：調査の基礎技法
図書館資料やデータベースの活用方法を学ぶ
06[対面/face to face]：地域と自治体の政策
日本の地域政策の展開を現代史として学ぶ（土山）
07[対面/face to face]：地域と自治体の政策主体
日本の地域政策をその主体からとらえる（土山）
08[対面/face to face]：「うちのまち」の調べ方を学ぶ
自分の故郷など任意のまちについて調べるためのポイントや視角を学び、調査する（土山）
09[対面/face to face]：「うちのまち」を調べる
資料などを用い、調査する
10[対面/face to face]：「うちのまち」を語る
調査結果を報告し、意見交換する（林）
11[対面/face to face]：地域政策と行政（仮）
講義（林）
12[対面/face to face]：ゲストスピーカーによるレクチャー②
地域政策のとりくみを多面的に学ぶ（林）
13[対面/face to face]：夏期現地調査の対象地を調べる
夏期現地調査の対象地を調査し、レポートを作成する。
14[対面/face to face]：レポート内容の共有
レポートの内容を共有し、総括とする
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を予定しているが、レポート作成回など時間を超えることがある。
本講の仕上げは夏期現地調査の対象地となるが、「II」（夏期現地調査）履修を予定しないものも、研究対象地として資料ベースで現地を学ぶこととなる。「II」「III」履修者にはその準備となるよう設計されている。
テキスト（教科書）Textbooks
とくに使用しない。
参考書References
必要に応じて、授業内で紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各回の参加姿勢(40%)や調査報告の内容(60%)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度から形式を変更して開催される科目であり、学生の意見を得ていない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義内容により、情報機器（パソコン）が必要となることがある。
その他の重要事項Others
本講「I」は「公共政策フィールドワーク」科目全体の概論部分にあたるが、この科目単独の履修が可能である。政治学科の政策系教員から地域政策を学ぶ導入科目として、ひろく履修を薦めている。
なお、夏期休暇中に現地調査を行う「II」、その結果を成果物として取りまとめる「III」は同じ年度に両科目を履修する。両科目に先立って「I」を履修しておく必要がある。３科目の履修パターンとしては、「I〜III」を同じ年度に履修するか、ある年度に「I」を履修し、翌年度以降に「II」「III」を履修することになる。