法学部Faculty of Law
BSP100AB(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)法学入門演習Introduction to Jurisprudence (Seminar)
足利 沙緒理Saori ASHIKAGA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0142 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市富士‐F506 |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法律1年A-C ※法学部HPより抽選 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 選択科目 |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
・Course outline
The aim of this course is to build the foundations which are essential to study law with whatever intention by not only listening to a lecture but working on exercises yourselves at seminar-style class that consists of a small number of students.
And so, this course should be very instructive to all new students who begin studying law from now on.
・Learning Objectives
At the end of the course, students are expected to learn the way to do the followings:
①to read the articles
②to read the cases
③to research the legal literatures
④to make a presentation on legal issue
⑤to write a paper on legal issue
⑥to think about something legally and tackle the study of law of your own accord.
・Learning activities outside of classroom
Students will be expected to do the followings:
-to have completed the required assignments after each class meetings
-to prepare for the presentation (to collect data on the matter and draw up the summary of the presentation)
-to write a paper.
Your study time will be more than four hours for a class.
・Grading Criteria
Grading will be decided based on the presentation and term-end report(50%), and in class contribution(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
〔この「法学入門演習」は,主として演習形式で行われる少人数クラスの授業です。これから法律学科において系統的・総合的に法律学を学んでいく ための最初の段階に位置付けられる専門科目ですので,できるだけ多くの1年生により履修されることが期待されています。この科目は全てのコースに属する入門科目です。(以上、法律学科より)〕
演習形式の授業を通して、法律学を学んでいくうえでの基礎を学ぶ。
到達目標Goal
①法令の読み方を学ぶ。
②判例の読み方を学ぶ。
③法律に関する文献の調べ方や使い方を学ぶ。
④報告の仕方を学ぶ。
⑤レポートの書き方を学ぶ。
⑥①~⑤で学んだことをふまえ、実際に、報告や報告の準備、レポート作成などを行う過程の中で、法律学における基本的な考え方、自ら学ぶ方法・姿勢を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
まずはじめに、法令や判例の読み方、法律に関する文献の調べ方、レジュメやレポートの作成方法などについて学んだうえで、それらをもとに、受講生に、身近な法律問題を題材として、実際に報告・討論、レポート作成をしてもらう。
フィードバックは授業内で行う予定。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
授業の概要や進め方などについて、シラバスにそって確認する。
第2回[対面/face to face]:法律に関する文献の紹介
法律を勉強していく際に使用する主な文献を紹介する。
第3回[対面/face to face]:法令の読み方
条文の構造や六法の索引を使った条文の探し方などについて説明した後、実際に六法を使って、条文を探し、読む。
第4回[対面/face to face]:判例の読み方
実在する判例を読み進めながら、判決文の構成や判決を読む際に気をつけるポイントなどについて説明する。
第5回[対面/face to face]:法律に関する文献の調べ方
法令や判例、文献の検索方法として、手元にある資料の情報をもとに調べる方法とデータベースを使って調べる方法についてを中心に説明する。
第6回[対面/face to face]:法律に関する文献の使い方
いくつかの文献に目を通すなどしながら、判例評釈やコンメンタールなどを使っての学習の深め方や文献を読み進めていく際に気を配るとよい点などについて説明する。
第7回[対面/face to face]:報告の仕方
ゼミなどで報告を担当することになった場合におけるテーマの選び方やレジュメの作成方法といった報告のための準備の進め方や実際に報告をする際に気をつけることについて説明する。
第8回[対面/face to face]:レポートの書き方
レポートを書くために必要な準備やレポートの書き進め方、参考文献の記し方など、レポート作成にあたっての注意事項について説明する。
第9回[対面/face to face]:グループ報告①
関心のある判例や法律問題についてのグループ報告とそれをふまえての受講者全員での討論①
第10回[対面/face to face]:グループ報告②
関心のある判例や法律問題についてのグループ報告とそれをふまえての受講者全員での討論②
第11回[対面/face to face]:グループ報告③
関心のある判例や法律問題についてのグループ報告とそれをふまえての受講者全員での討論③
第12回[対面/face to face]:グループ報告④
関心のある判例や法律問題についてのグループ報告とそれをふまえての受講者全員での討論④
第13回[対面/face to face]:グループ報告⑤
関心のある判例や法律問題についてのグループ報告とそれをふまえての受講者全員での討論⑤
第14回[対面/face to face]:まとめ
受講者によるレポートの提出。
この授業で学んだことについて、これからどのように活かしていくかを意識しつつ、適宜補足も加えるなどしながらふりかえる。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内で指示される課題への対応、報告のための準備(レジュメの作成など)、レポートの作成など。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。
授業中に適宜、資料を配布する。
参考書References
いしかわまりこほか『リーガル・リサーチ〔第5版〕』(日本評論社,2016)
そのほか、授業中にも適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点50%、報告・レポート50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
法令や判例の読み方、レジュメやレポートの作成方法などについて説明をする授業の前半部分でも受講者に実践してもらう機会をより多く取り入れるなどして、14回の授業全てに受講者が積極的に参加できるよう、引き続き心がける。