法学部Faculty of Law
LAW300AB(法学 / law 300)アジア法ⅠAsian Law 1
陳 志明Shiaki CHIN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0127 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市G‐G503 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 選択科目 |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the characteristics of the legal system in Asia and the legal system of each country belonging to Southeast Asia. At the end of the course, students are expected to understand the legal systems of Asian countries and regions, taking into account the factors (history, culture, etc.) behind them. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Final grade will be calculated according to the following process: Term-end examination (80%) and in-class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、アジア法Ⅱ(秋学期)と一体をなすものであり、アジア各国・地域の法制度(特に憲法制度)をテーマとしています。アジア法Ⅰ及びアジア法Ⅱは、法律学科の専門教育科目では基礎法科目に属し、「行政・公共政策と法コース」、「企業・経営と法コース(商法中心)」、「企業・経営と法コース(労働法中心)」、「国際社会と法コース」及び「文化・社会と法コース」では履修が望まれる選択科目に挙げられています。春学期のアジア法Ⅰでは、総論としてアジアの法制度の特質を概観した上で、東南アジアに属する各国の法制度を中心に取り上げる予定です。
到達目標Goal
受講生がアジア各国・地域の法制度について、その背景にある諸要因(歴史・文化等)を踏まえつつ理解し、自分なりの問題意識及びそれに対する見解を持つに至ることを目標としています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」、「DP3」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は毎回配布するレジュメや資料に沿って進めます。また質問等に対するフィードバックは随時行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
講義概要(シラバス)の説明
第2回[対面/face to face]:総論(アジアの法制度)
アジアの法制度の特質
アジアの法制度を理解する上での留意点
第3回[対面/face to face]:フィリピンの法制度①
フィリピンの概観
フィリピンの歴史と法制度の変遷
現在のフィリピン憲法
第4回[対面/face to face]:フィリピンの法制度②
フィリピンの統治構造
フィリピンの人権
第5回[対面/face to face]:マレーシアの法制度①
マレーシアの概観
マレーシアの歴史と法制度の変遷
現在のマレーシア憲法
第6回[対面/face to face]:マレーシアの法制度②
マレーシアの統治構造
マレーシアの人権
第7回[対面/face to face]:シンガポールの法制度
シンガポールの概観
シンガポールの歴史と法制度の変遷
現在のシンガポール憲法
第8回[対面/face to face]:タイの法制度①
タイの概観
タイの歴史と法制度の変遷
現在のタイ憲法
第9回[対面/face to face]:タイの法制度②
タイの統治構造
タイの人権
第10回[対面/face to face]:インドネシアの法制度①
インドネシアの概観
インドネシアの歴史と法制度の変遷
現在のインドネシア憲法
第11回[対面/face to face]:インドネシアの法制度②
インドネシアの統治構造
インドネシアの人権
第12回[対面/face to face]:ベトナムの法制度
ベトナムの概観
ベトナムの歴史と法制度の変遷
現在のベトナム憲法
第13回[対面/face to face]:カンボジアの法制度
カンボジアの概観
カンボジアの歴史と法制度の変遷
現在のカンボジア憲法
第14回[対面/face to face]:授業内試験(教室レポート)
レポートの作成及び提出並びにまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業前後に参考書の該当部分を読むことと併せて、新聞等でアジアの最新動向を追うことを勧めます。この授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
作本直行編『アジア諸国の憲法制度』(経済協力シリーズ182、アジア経済研究所、1997年)
大村泰樹・小林昌之編『東アジアの憲法制度』(経済協力シリーズ187、日本貿易振興会アジア経済研究所、1999年)
安田信之『東南アジア法』(日本評論社、2000年)
鮎京正訓編『アジア法ガイドブック』(名古屋大学出版会、2009年)
稲正樹・孝忠延夫・國分典子編著『アジアの憲法入門』(日本評論社、2010年)
加藤和英「仏暦2560年(西暦2017年)タイ王国憲法について」(『タイ国情報』第51巻別冊第1号、日本タイ協会、2017年5月、巻頭1~18ページ)
知花いづみ・今泉慎也『現代フィリピンの法と政治―再民主化後30年の軌跡』(アジ研選書53、アジア経済研究所、2019年)
青木まき編『タイ2019年総選挙―軍事政権の統括と新政権の展望〔電子書籍PDF版〕』(情勢分析レポート32、アジア経済研究所、2020年、https://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Jpn_Books/Josei/032.html、2023年2月1日閲覧)
鮎京正訓編集代表・島田弦編著『インドネシア―民主化とグローバリゼーションへの挑戦』(アジア法整備支援叢書、旬報社、2020年)
鮎京正訓・四本健二・浅野宜之編『新版 アジア憲法集』(明石書店、2021年)
その他の参考書は、必要に応じてその都度紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
春学期末の授業内試験(教室レポート)(80%)及び平常点(20%)により、「到達目標」に掲げた「アジア各国・地域の法制度について、その背景にある諸要因(歴史・文化等)を踏まえつつ理解すること」等の達成度を評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
例年受講生が大変多いこともあり、授業の形式は片方向的なものとなりがちですので、一定の双方向性を確保するため、授業後における個別の質問を歓迎します。