法学部Faculty of Law
LAW100AB(法学 / law 100)憲法ⅠConstitutional Law 1
建石 真公子Hiroko TATEISHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | クラス指定科目 ※法律1年A-G・2年以上全 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) |
選択必修科目(32単位以上) 憲法科目(4単位以上) |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
<Course outline>
Learn the principles of the Constitutionalism and the fundamental human rights through history, theory and cases.
It is arranged in all courses.
<Learning Objectives>
The purpose of the lecture is to understand the characteristics of Japanese constitution established by importing the Western Constitutionalism, from the viewpoint of comparative law, and to cultivate the ability to think about the various problems concerning the constitution in the age of globalization.
<Learning activities outside of classroom>
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than two hours for a class.
<Grading Criteria /Policies>
Final grade will be calculated according to the following process, term-end examination or Report(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業では、立憲主義の原理と基本的人権について、歴史、理論、判例を通じて学ぶ。
授業の目的は、明治憲法制定及び日本国憲法制定時に西欧立憲主義を取り入れた日本の憲法史の特徴を理解し、第二次世界大戦後の違憲審査制や国際人権保障制度によって変容した憲法原理を踏まえ、さらにグローバル化に直面した現代の立憲主義の課題について考える能力を養うことである。
全てのコースに配置されている。
到達目標Goal
1.立憲主義について理解できるようになる。
2.基本的人権の本質とその保障のメカニズムを理解できるようになる。
3.日本国憲法における基本的人権の保障について、具体的な問題として理解でき、国際社会や日本社会における人権課題として考えられるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は大人数講義ですので、オンデマンド授業(録画)となります。
授業形式は、教科書、レジュメに基づき講義中心に行いつつ、合間に理解度を確認するために質問を行う場合があります。
レジュメおよび録画は、毎週水曜日にアップします。
録画のアップ方法は、第2週に「お知らせ」で通知します。
質問は、Hoppiの掲示板に書いてください。可能な限り、1週間以内にお返事します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
「憲法とは何か」を学ぶ
授業の進め方や学び方についてのガイダンスを行う。
第2回[オンライン/online]:憲法判例とは?
憲法判例の意義や学び方について理解する。
第3回[オンライン/online]:立憲主義
教科書1〜4章から、立憲主義の概要について学ぶ。
第4回[オンライン/online]:立憲主義(2)
国際法と憲法の関係について学ぶ(教科書第5章)
第5回[オンライン/online]:憲法改正
憲法改正について,理論、諸外国の制度、日本における課題について学ぶ。
第6回[オンライン/online]:明治憲法体制と日本国憲法体制(1)
明治憲法の原理と特徴を学ぶ。
第7回[オンライン/online]:明治憲法体制と日本国憲法体制(2)
日本国憲法制定過程に関する議論について学ぶ。日本国憲法の特徴、及び課題について理解する。
第8回[オンライン/online]:基本的人権総論
基本的人権について、歴史、類型、主体、保障について理解する。
第9回[オンライン/online]:公務員の人権
公務員は、法律により人権を制約されているが,その法的根拠、課題について学ぶ。
第10回[オンライン/online]:外国人の人権
日本に滞在、居住する外国人の人権保護,及び課題について学ぶ。
第11回[オンライン/online]:人権の国際的保障
第2次世界大戦後に創設された国際人権保障について、意義、制度、課題について学ぶ。
第12回[オンライン/online]:人権の私人間適用
私人間における人権保障について間接的に憲法を適用する理論である「私人間適用」について理解する。
第13回[オンライン/online]:個人の尊重と人格権
憲法13条の個人の尊重の解釈、判例について学ぶ。
第14回[オンライン/online]:個人の尊重−プライバシーの権利−
現代的な権利である「プライバシーの権利」に関して,理論と判例を学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の前に、教科書を読んで、わかりにくい点を明らかにしておいてください。
授業後は、レジュメや判例を読み直して理解を深めてください。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
元山健・建石真公子編『現代日本の憲法』法律文化社、2016年。
長谷部恭男・石川健治・宍戸常寿(編)『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ』(第7版)2019年
参考書References
芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法』(第7版)岩波書店、2019年
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末に行う「論述式の定期試験」により評価する。
感染症などの状況によっては「レポート」に変更する場合もある。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
時事問題を理解したいという要望がありますので、適宜解説していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンデマンドの授業を視聴できる機器等。
その他の重要事項Others
オフィスアワーは、基本的にオンラインで行います。
疑問のある時には気軽HOPPIの掲示板で日程のリクエストをしてください。