文学部Faculty of Letters
GEO300BF（地理学 / Geography 300）地理学史History of Geography
杉山 和明Kazuaki SUGIYAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | A3513 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | 地理学史（１）（2017年度入学者） |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Ｇ-Ｇ２０１ |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 地理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to deepen students' understanding of the history of geography, while keeping in mind the framework of contemporary geography. Through the reading of academic journals, students will learn about various geographical thoughts as they move vertically and horizontally between different ages and regions. The course aims to enable students to consider the theories and findings accumulated so far in the history of geography in relation to their own interests.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、現代地理学の枠組みを踏まえつつ、地理学史への理解を深めることを目的とする。学術誌の読解を通じて、時代と地域を縦横に行き来しながら、さまざまな地理思想を学んでいく。地理学史のなかでこれまで蓄積されてきた学説や知見を、自らの関心と関連づけて考察できるようになることを目指す。
到達目標Goal
地理学史・地理思想の大枠を理解し、それらと受講生自身の地理学的な問題関心とのつながりを主体的に探求できるようになることが目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・まず、地理学史の概要を把握する。次に、人文地理学会が発行する学術誌『人文地理』の「学界展望（「総説」「学史・方法論）」の読解を行うことで、さまざまな時代と地域のなかで、固有の地理思想が構築されてきたことを学んでいく。
・次回の授業時に、レポート課題や質問に関するフィードバックを行う。優秀な「小レポート」については講義中に紹介し、さまざまな見解・意見を受講者のあいだで共有していく。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：はじめに
講義の対象・課題，進め方，評価方法
第2回[対面/face to face]：地理学史の見取り図（１）
古代・中世の地理思想、近代地理学の成立、現代地理学の体系
第3回[対面/face to face]：地理学史の見取り図（２）
日本における地理学の成立と展開
第4回[対面/face to face]：学史（１）
『人文地理』62巻3号
第5回[対面/face to face]：学史（２）
『人文地理』63巻3号
第6回[対面/face to face]：学史（３）
『人文地理』64巻3号
第7回[対面/face to face]：学史（４）
『人文地理』65巻3号，66巻3号
第8回[対面/face to face]：学史（５）
『人文地理』67巻3号，68巻3号
第9回[対面/face to face]：学史（６）
『人文地理』69巻3号，70巻3号
第10回[対面/face to face]：学史（７）
『人文地理』71巻3号，72巻3号
第11回[対面/face to face]：学史（８）
『人文地理』73巻3号
第12回[対面/face to face]：学史（９）
『人文地理』74巻3号
第13回[対面/face to face]：学史（１０）
『人文地理』75巻3号
第14回[対面/face to face]：まとめ
これからの地理学に向けて，重要事項の復習・確認
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備・復習時間は各３時間を標準とする。
・提示された資料を事前に読んで内容を十分に理解しておくこと。未知の語句については自主的に調べておくこと。
・「小レポート」（200字以上）を毎回執筆し、講義後２日以内提出すること。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは指定しない。
参考書References
・サック，R.D．著，山﨑孝史監訳 2022.『人間の領域性―空間を管理する戦略の理論と歴史』明石書店.
・人文地理学会編 2013.『人文地理学事典』丸善出版.
・日本地理学会編 2023.『地理学事典』丸善出版.
・Couper, P. 2014. A Student’s Introduction to Geographical Thought. SAGE Publications.
・Cresswell, T. 2013. Geographic Thought: A Critical Introduction. Wiley-Blackwell.
・Holt-Jensen, A. 2018. Geography: History and Concepts. SAGE Publications.
※その他、参考文献・資料は随時紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・毎回提出する「小レポート」を一つにまとめた「期末レポート」（95％）を中心に、「自己紹介レポート」（5％）の内容も踏まえたうえで、総合的に判断する。
・「小レポート」は計９回以上の提出を必須とする。
・「期末レポート」は3,000字以上を必須とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回のフィードバックから得られた知見をもとに、次回の授業を改善していく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・資料配布・課題提出のために学習支援システムなどを活用する（ペーパーレスで行う）。
・視認性・一覧性に優れた情報機器（ノート型PCなど）を持参すること。