文学部Faculty of Letters
BSP200BD(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 200)メディア・リテラシーⅠMedia Literacy Ⅰ
田中 邦佳Kuniyoshi TANAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A2979 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 富士見坂校舎 F406 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 2~4 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 英文学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
Course outline: In the class, (1) as a receiver of data, students will learn how to read various types of graphs and what to pay attention to when reading them. (2) As a analyzer of data, students will learn what methods of visualizations are appropriate for different types of data.
Learning Objectives: At the end of the course, students are expected to do the followings:
(1) Reading various types of graphs.
(2) Making graph data according to specific cases.
(3) Reporting data objectively in writing.
(4) Summarizing some data in a poster
Learning activities outside of classroom: Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policy: Final report (poster) 40%, Class Assignment 60%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
新聞、雑誌、テレビなどのメディアやインターネット上には多種多様なデータがグラフなどの形で可視化され掲載されています。データを目に見える形にする方法には様々な手法があり、読み取りが困難であったり、そのまとめ方に何らかの意図が込められている場合もあります。
本授業は、これまでデータ分析にあまり馴染みのない参加者を対象にします。授業では、データを受け取る側として各種のグラフの読み取り方や、読み取りの注意点を学び、データを発信する側として、データの種類によってどのような手法を用いるのが適切か、また、データ化や可視化における注意点を学びます。
授業の参加者各自が何らかのテーマを設定し、データを可視化して誰にもわかりやすいレポートを完成することを最終目的とする。
到達目標Goal
(1) 各種のグラフの読み取りができるようになる。
(2) 具体的な場合に応じたデータのグラフ化ができるようになる。
(3) データを客観的に文で報告できるようになる。
(4) 上記の3つの項目を踏まえて、何らかのデータを適切に発信できるように1枚のポスターにしてまとめられるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式でメディア上で見られる、各種のデータ・グラフを紹介します。
参加者は、それらのデータから読み取れることを考えたり、作図する演習を行い、レポート執筆の準備を行います。データの解釈やまとめ方についてグループディスカッションを行うこともあります。
授業の最終目標のレポートの完成に向け、各自が考えたデータ分析のテーマや可視化の手法について教員からコメントします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:Introduction
授業の進め方の説明
第2回[対面/face to face]:様々なグラフ
グラフの種類の紹介
第3回[対面/face to face]:棒グラフ
棒グラフについて学ぶ
第4回[対面/face to face]:ヒストグラム
ヒストグラム
第5回[対面/face to face]:折れ線グラフ
折れ線グラフ
第6回[対面/face to face]:2つの手法が組み合わされたグラフ
2つの手法が組み合わされたグラフ
第7回[対面/face to face]:散布図
散布図
第8回[対面/face to face]:円グラフ
円グラフ
第9回[対面/face to face]:適しているグラフ適していないグラフ
データのまとめ方に合わせたグラフの選び方
第10回[対面/face to face]:データを表にする
データを表にする
第11回[対面/face to face]:データの数値化
データを数値としてまとめる時の注意点
第12回[対面/face to face]:平均値と中央値
平均値と中央値
第13回[対面/face to face]:標準偏差
標準偏差
第14回[対面/face to face]:ことばで報告する
データを文で説明する場合の注意点
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
参加者は、各種データを読み取って文にまとめたり、数値データをまとめてグラフなどの形に作図し準備しておく必要があります。最終レポートに向け、データ分析の計画を立て、途中経過を報告する必要があります。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
プリントを配布します。
参考書References
特にありません。
個別の項目に対し、参考になりそうな情報に関しては授業中にお知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
40%: 期末課題(ポスター)
60%: 授業内外の課題
以下のいずれかに該当する場合は評価の対象としません。
・授業での課題の未提出が4回に達した場合
・期末の課題が提出されなかった場合
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実現可能なレポートのテーマの設定や、データの構築、分析に時間を要することが伝わっていないように感じました。その点についてより実感を持って理解できるように促すことができたらと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題の提出のために学習支援システムを使用する予定です。
その他の重要事項Others
作図の演習では、データの入力など初歩的な項目から実際のデータ分析においてミスをしてしまいがちなポイントや、困難点になりそうな点を紹介します。
本授業では、卒業論文などのために調査や実験の結果の可視化の具体的な手法を学びたい、今後のためにデータの可視化の手法を学びたいという参加者を対象にします。授業では記述統計の手法を扱いますが、推測統計は扱わないことに留意してください。
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