文学部Faculty of Letters
LIT300BD（文学 / Literature 300）英米文学演習(8)ＢSeminar in English and American Literature (8) B
山崎 暁子Akiko YAMAZAKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | A2958 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Ｙ‐Ｙ５０１ |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 英文学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
[Course outline]
This course helps students to learn about the diverse culture and literature of English-speaking countries through presentations and discussions about literary text. We will read various short stories (or chapters) in English that can be related to "the other side" and translate some passages into Japanese.
[Learning objectives]
At the end of the course, participants should have acquired the knowledge and skills needed to analyse English literary text and will be able to discuss stories logically from their own viewpoint.
[Learning activities outside of classroom]
Before each class meeting, students will be expected to have read the text closely and prepared for the discussion. The required study time is at least four hours for each class meeting.
[Grading criteria /Policy]
Grading will be decided based on in-class contribution (30%), presentation or chairing (30%) and final essay (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、英語で書かれた様々な小説を原語で読み、小説の一部分を日本語に翻訳してみることにより、文学作品の英語表現を学ぶ。また、小説のテーマや表現についてのディスカッションを通して、英語圏の国・地域の文化に関する知識を身につけ、多様な視点を獲得することを目指す。
到達目標Goal
英語を正確に読む技術を向上させる。自分の常識だけで解釈するのではなく、コンテクストに沿った解釈ができるようになる。ひとつのテクストのなかに現れる、口調の違いや別のテクストへの言及への感度を高める。ディスカッションでは自らの考えを表現するとともに、様々な考え方を理解し、思索を深める。期末レポートにおいては、授業で扱った小説について自分なりの問題提起をして論じることで、考察を深め、論理的に文章を組み立てられるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
“the other side” をキーワードとして、様々な小説を読む。イギリスの児童文学を中心に、英語圏の複数の国、異なるジャンルの短編（または抜粋)を読むことで、文化と文学の多様性に触れる。この学期は、Margaret Mahy, Joan G. Robinson, Oscar Wilde, Ursula K. Le Guin, Diana Wynne Jones, Janet Frame の作品を扱う。
授業では1～2回にわたって1つの作品を扱う。毎回発表者を決めて、プレゼンテーションとディスカッションを中心に進める。ディスカッションの司会も学生が交代で担当する。
期末レポートにはコメントをつけて返却する。
対面授業を基本とするが、必要に応じてオンライン授業の回を設ける可能性もある。毎回の授業形態は事前に学習支援システムから通知するので、第1回授業の前々日までに仮登録すること。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
夏休み課題報告（3年生）、卒論中間報告（4年生）、秋学期に扱う作品の紹介
第2回[対面/face to face]：ニュージーランドの児童文学作家 ― ストーリーテリング
Margaret Mahy, "Two Sisters"の発表とディスカッション
第3回[対面/face to face]：イギリスの児童文学作家③（１）― 20世紀後半の子供像
Joan G. Robinson, When Marnie Was There抜粋前半の発表とディスカッション
第4回[対面/face to face]：イギリスの児童文学作家③（２）― リアリズム
Joan G. Robinson, When Marnie Was There抜粋後半の発表とディスカッション
第5回[対面/face to face]：翻訳（１）― 第2～4回のテクストの一部を翻訳・検討
翻訳の発表とディスカッション
第6回[対面/face to face]：イギリスの作家（１）― 19世紀末のイギリス
Oscar Wilde, The Importance of Being Earnest抜粋前半の発表とディスカッション
第7回[対面/face to face]：イギリスの作家（２）― 言葉遊び
Oscar Wilde, The Importance of Being Earnest抜粋後半の発表とディスカッション
第8回[対面/face to face]：アメリカのＳＦ作家 ― インターテクスチュアリティ
Ursula K. Le Guin, "She Unnames Them"の発表とディスカッション
第9回[対面/face to face]：翻訳（２）― 第6～8回のテクストの一部を翻訳・検討
翻訳の発表とディスカッション
第10回[対面/face to face]：イギリスの児童文学作家④（１）― ファンタジー
Diana Wynne Jones, The Lives of Christopher Chant抜粋前半の発表とディスカッション
第11回[対面/face to face]：イギリスの代表的児童文学作家④（２）― メタフィクション
Diana Wynne Jones, The Lives of Christopher Chant抜粋後半の発表とディスカッション
第12回[対面/face to face]：ニュージーランドの作家 ― 意識の流れ
Janet Frame, "The Last Story" の発表とディスカッション
第13回[対面/face to face]：翻訳（３）― 第10～12回のテクストの一部を翻訳・検討
翻訳の発表とディスカッション
第14回[対面/face to face]：まとめ
秋学期に読んだテクストを振り返る
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テクストの指定範囲を熟読し、できる限りの下調べをする。調べてわかったことと、残っている疑問点をノートにまとめたうえで、掲示板上のディスカッションに出席する。
本授業の準備学習・復習時間は、4時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しない。担当教員が作成した印刷物を授業で配布する。
参考書References
辞書は必ず持参すること。
石塚久郎編『イギリス文学入門』三修社 2014年
諏訪部浩一編『アメリカ文学入門』三修社 2013年
ハウエルズ、コーラル・アン他編『ケンブリッジ版カナダ文学史』彩流社 2016年
Williams, Mark. A History of New Zealand Literature. Cambridge UP, 2016.
桂宥子他編『はじめて学ぶ英米児童文学史』ミネルヴァ書房 2007年
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への貢献度と参加の度合30％、発表または司会30％、期末レポート40％の割合で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
可能な限り対面のディスカッションを継続し、自由に意見を言い合える雰囲気づくりに努める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを、連絡、資料の配布、意見交換、課題提出等に使用する。
その他の重要事項Others
毎回の授業形態は事前に学習支援システムから通知するので、第1回授業の前々日までに仮登録すること。
学習支援システムに掲載する情報は、大学から付与されたメールアドレスに届く。必要に応じて個別に連絡することもあるので、メールは随時チェックすること。