文学部Faculty of Letters
LIT300BC(文学 / Literature 300)メディアと社会Society and the Media
中沢 けいKei NAKAZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A2568 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y405 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 2~4 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 日本文学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night | 夜間時間帯 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course Outline: Literary creation is not an activity isolated from society; on the contrary, literary works are situated within society. In this course, students will learn about the issues involved in literary creation and written expression in society.
Learning Objectives: The objective is to consider what creation means from the perspective of social systems and institutions. The course will also provide hints for considering the changes that shifts in information technology are bringing to the media.
Learning Activities Outside of the Classroom: We will invite lecturers who are active in the forefront of the field to speak to us. Please be sure to read the lecturers’ publications. Standard preparation and review time for each class is 2 hours each.
Grading Criteria/Policy: Performance in class (70%); report (30%). The criteria are active class participation and insightful report content.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
文芸創作は社会から孤立した営為ではありません。文芸作品は社会の中に置かれています。この講義では、社会の中に置かれた文芸創作、文章表現などがどのような問題性をもっているのかを学んでもらいます。同時に創作とは何か?表現とは何か?という根本的な問題を現実の事例を通して、受講生ひとりひとりに考察してもらうことが目標になります。
Relationship between media and society
到達目標Goal
社会的制度から創作とは何をか考えるのが目的です。また情報技術の変化がメディアにもたらす変化についても考察する手がかりを得てください。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オムニバス形式です。講師にはそれぞれの分野の第一線で活躍している先生方をお招きしています。授業時にはコメントつきの出席をとります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
この授業のねらいについてお話します。(中沢けい)
第2回[対面/face to face]:知的財産権の捉え方1
1冊の本には多様な著作権者の権利が交錯しています。
第3回[対面/face to face]:同上
内藤裕之講師(元講談社文芸局長)
第4回[対面/face to face]:海外の版権取得について
翻訳書を作る時、海外から版権を取得します。それはどのような作業なのでしょうか。
第5回[対面/face to face]:同上
山口和人講師(元講談社文芸局勤務)
第6回[対面/face to face]:文化を報道する
文化を報道するとはどういう意味を持つのかを考えます。
第7回[対面/face to face]:同上
鵜飼哲夫講師(読売編集委員)
第8回[対面/face to face]:編集とはどのような仕事か
編集をいうものが持つ意味を広い視野で捉えます
第9回[対面/face to face]:同上
仲俣暁生(編集者)
第10回[対面/face to face]:ノンフィクションの現在
ノンフィクションの意味。現在のノンフィクションについて考えます。
第11回[対面/face to face]:同上
安田浩一(ノンフィクション作家)
第12回[対面/face to face]:建築と文学の空間創造
文学と建築、この一見、異なる世界の繋がりを考えてみましょう。
第13回[対面/face to face]:建築と文学の空間創造
鈴木隆之(建築家、小説家)
第14回[対面/face to face]:現代社会と表現の相克
中沢けい
まとめの講義とともに受講生の意見交換をいたします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
第一線で御活躍の講師の先生をお招きしてお話をお聞きします。講師の御著作を紹介いたしますので、読んでおくようにしてください。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
授業時にそれぞれの講師からプリントが配布されます。プリントはレポートで使用しますのでファイルしておいて下さい。
参考書References
講師から提示されます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
「配分(%)」:レポート30% 平常点 70%
「評価基準」:積極的な授業参加と洞察力に富んだレポート内容。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
現在、起きていることについて具体的な講義を聞くのがこの授業の目的ですから、新聞報道などに多く目を通し、感覚を磨くようにしておくことが重要になります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
授業計画補足:ご都合などにより講義の順番が変更されることがありますのでご注意下さい。
中沢けい
小説家。1978年「海を感じる時」で第21回群像新人賞受賞。1985年「水平線上にて」で第6回野間新人賞受賞。小説、評論、エッセイなどを執筆。