社会学部Faculty of Social Sciences
ECN100EB(経済学 / Economics 100)企業と社会論ABusiness and Society A
加藤 寛之
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LA100 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | 【2017年度以前入学者向け科目名称】産業・企業論A |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B201 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
To study about modern firms and modern societies.Course Outline:The course aims to teach the fundamentals of industrial research and strategy theory,
Learning Objectives:To help each student become an industrial research man or research woman corporate strategy planner.
Learning activities outside of classroom:Need 2Hours.
Grading Criteria/Policy:Regular points (40%) based on the content and frequency of presentations and contributions to the management during the exercises.Degree of commitment to the assignment you set (30%)Content of the final submission (30%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業のテーマは、受講生が企業に関する正確な理解をもつことにおきます。次のような問い、企業とは何か、企業はなぜ存在するのか、企業は経済活動上どんな役割を果たすのか、への答えを説明します。経済学の企業論は20世紀に入って生まれた理論です。その概要を理解することが目的です。
到達目標Goal
基礎理論を踏まえつつ、最新の理論的成果と現代企業が直面する主要な活動を学ぶことを通じて、受講生各自が、様々な企業を分析理解できるようになることが目標です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP5に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業前日までに毎回の教材と簡単な課題を授業支援システム上にアップロードします。課題には提出締切を設けます。最初の数回は試行錯誤が続きますので、提出遅延をしても提出できるように設定しておきます。
個別企業のケースを取り上げながら説明します。そのためパワーポイントを使った説明が主になります。
課題へのフィードバックはその都度コメントします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:集団と組織と公式組織。システムとは何か。
映画『君の名は。』で考える公式組織とシステム。
2[対面/face to face]:階層構造。付加価値と利益。経営する(マネジメント)とは。プロセス分析。
経営者の役割(マネジメント)について、身近な例から考える。設けるとはどういうことかについてプロセス分析を基に具体的に考える。
3[対面/face to face]:セグメンテーション。紀伊国屋文左衛門。会社法と株式、株主。
三方良しとセグメンテーションとの関係に考え、三方良しは実は難しいことについて考える。株主=従業員ではないことについて考える。
4[対面/face to face]:出資と資本との関係
株式は出資と資本を結びつけることについて考える。
5[対面/face to face]:会社法と株主主権論
法律用語だと従業員は使用人にすぎない。会社は株主の者であり、それはなぜかについて考える。
6[対面/face to face]:会社はプロジェクト。日本に式会社の概念をち込んだ福沢諭吉と、株式会社を普及させた渋沢栄一。
新旧の1万円札の肖像画の人物達が、日本社会に為した大きな貢献について説明する。
7[対面/face to face]:企業価値と株式会社の仕組みについて
現代では会社は期限付きプロジェクトではなくゴーイングコンサーンであること。会社は株主に約束をしていることについて。
8[対面/face to face]:タラントのたとえについて
タラントのたとえをファイナンスの観点で解釈すると資本市場の考え方そのものがうかびあがることについて。
9[対面/face to face]:経営組織論
なぜ分業すると階層組織になるのかについて。官僚制や科学的管理法について。企業別組織と事業別組織について。
10[対面/face to face]:組織行動論
動機付け理論。キャリア・アンカー。ダイヤログ。心理的安全性。題意バーシティ・&・インクルージョン。リーダーシップの捉え方の変遷について。
11[対面/face to face]:戦略・環境・資源
戦略・環境・資源。SWOT分析。資源と戦略と競争優位の関係について。ビリー・ビーンのイノベーションとそれを阻む者について。キャリア・アンカーについて。
12[対面/face to face]:科学的管理法。時間研究。動作研究。財務分析入門。
時間研究・動作研究を実際に行ってみる。なぜ社会学部では科学的管理法が好まれないのかについての歴史的背景について。就活を考慮すると財務分析がいかに重要なのかについて。
13[対面/face to face]:平均給与の実態。損益計算書と貸借対照表。創業者利益とキャッシュフロー計算書。黒字倒産。WACC<ROIC。
平均給与の実態を読み解く。実際の企業を事例としながら損益計算書と貸借対照表、キャッシュフロー計算書がいかに重要かを説明する。
14[対面/face to face]:イノベーション。就職活動の実態。均衡を動かす。企業価値の推定。
イノベーションは身近な者であり社会学部の学生でも貢献予知があること。均衡を動かすには様々なやり方がありその成功例を例示。企業価値の推定を証券アナリスト達がどのようにおこなっているのかを事例を含めて平易に説明する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に参考文献をいくつか指定するので読んでおくこと。問題意識を持って講義に臨んでください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは用いません。プリントを配布します。
参考書References
毎回の講義の最後に、参考文献をお知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価基準は、企業の理論を理解し説明できること、に置きます。
評価方法は、次の二つの要素の総合です。
毎回の課題の評価70点、レポート30点。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義では必要に応じてパワーポイントを利用します。
その他の重要事項Others
授業開始は学年暦通りです。最初は授業の進め方に試行錯誤が続きますが、どうかお付き合いください。
授業前日までに毎回の教材と簡単な課題を授業支援システム上にアップロードします。課題には提出締切を設けます。最初の数回は試行錯誤が続きますので、提出遅延をしても提出できるように設定しておきます。