社会学部Faculty of Social Sciences
BSP100EA（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）基礎演習ⅡSeminar for First-Year Students Ⅱ
南 宏幸
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | L5076 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 社４０７ |
| 配当年次Grade | 1～2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | クラス指定科目。詳細は「ガイダンス配布資料」参照。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | 基礎演習 |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | 基礎演習 |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | 基礎演習 |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
As described in the summary of the spring season, university students are required not only to be 'taught pupils' but also to be 'teaching explorers' . In other words, it means that it is not enough just to be a 'compliant lamb', and it also needs to be 'greedy and self-sustaining pioneer'. Basically, the exercise is a place where each student carries out his own "pioneering = academic research".Through this "basic class" ,I hope you will prepare for your own pioneering in future exercises.
Concretely speaking, students will be required to do the presentation of their own research theses one by one. And by the end of the course, students are expected to accomplish their research treatises.
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
Term-end research treatise : 60%、treatise proposal presentation : 30%、in class contribution: 10%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
春期分の概要に記載したように、大学では「教えられる生徒」であるだけでなく、「他人にも教えられる探究者」であることが求められる。比ゆ的に言えば、「従順な子羊」であるだけでは足りず、「貪欲で自立した開拓者」ともなる必要がある、ということだ。基本的に演習は、学生各自が自らの関心に従って新たな知見を生み出す「開拓」を実行していく場であり、その準備と予行演習に当たるのが本授業である。
到達目標Goal
学生各自が、問題設定・仮説構築・検証・発表という一連のプロセスを経験し、進級後も各演習で自らの探究を継続していける土台を築くのが、この授業の到達目標である。この経験から、自分がどういった事象に知的な興味を抱くか、どういった問題設定をすれば自らの知的好奇心を学問的研究に活かせるか、問題に対するどのような答えが、意義深い認識を生み出す、検証可能な仮説になるか、何をどう調べたら、その仮説を検証できるのか、実際調べたら、どういう結果が出るか、その結果から、どのような知見を導き出せるのか、この一連の研究成果を、どのようにして他人に説得力ある形で伝えられるのか・・・これらの目星をつけ、自らの糧としてほしい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP2・DP3・DP4に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
春期での学習を元に、より本格的な研究構想を組み、発表し、改良し、研究論文という形で最終成果をまとめるのが、本授業である。時間の多くは、学生各自の研究構想発表に使われ、発表者以外の学生は、発表に対するコメントをその都度求められる。期末近くには論文執筆の具体的注意事項が述べられ、期末に論文提出となる。構想発表課題に対しては、参加したゼミ生全員及び指導教員からのコメントがフィードバックされる。論文課題に対しては、希望者にメールでの指導教員のコメントをフィードバックする予定。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：論文構想発表に関する事前指導
論文構想発表のやり方を指導。相談受付。
2[対面/face to face]：第１班論文構想発表
第１班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
3[対面/face to face]：第２班論文構想発表
第２班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
4[対面/face to face]：第３班論文構想発表
第３班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
5[対面/face to face]：第４班論文構想発表
第４班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
6[対面/face to face]：第５班論文構想発表
第５班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
7[対面/face to face]：第６班論文構想発表
第６班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
8[対面/face to face]：第７班論文構想発表
第７班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
9[対面/face to face]：第８班論文構想発表
第８班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
10[対面/face to face]：第９班論文構想発表
第９班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
11[対面/face to face]：第１０班論文構想発表
第１０班学生が自らの研究論文の構想を発表。発表者以外は、コメント担当。
12[対面/face to face]：「敗者復活戦」
研究構想を大幅に変えた者・再挑戦を望む者などのための、再発表枠。
13[対面/face to face]：論文執筆に際しての注意事項＆期末大相談会
原稿用紙の使い方、表紙の様式、引用の仕方、参考文献一覧の様式等の指導。
14[対面/face to face]：論文提出。クラスメートへの概要報告
研究論文を提出し、他のゼミ生に研究成果を報告する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
構想発表という機会を活かせるよう、発表者は事前に、必要な予備知識を得て、可能な限り練り込まれた研究構想を組み立てておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は指定しない。
参考書References
ゼミ生共通の参考文献指定はない。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末に提出する、最終成果である研究論文に対する評価が60％。構想発表の充実度評価が30％、発表に対するコメント等、平常点が10％。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
他の授業と並べて、「ちょっとめんどくさい授業」「コスパが悪い授業」などと認識している学生が増えた気がする。「自分の考えを事実に基づいて組み立て、自分とは価値観も道徳観も異なる『他人』にも納得してもらう」という実践を通じて、演習の特別さと存在意義を体得してほしい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
大学からのメール連絡や、学習支援システムにアクセスできる機器が必要。状況によっては、オンライン授業を強いられる可能性もゼロではなく、その場合には、Zoomミーティングに参加できるように、ウェブカメラ・マイクを有する端末（スマホ、できればPC）が、学生側にも必要となる。
その他の重要事項Others
春・秋学期合わせての履修推奨。