デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
ADE300NB（建築学 / Architecture and building engineering 300）建築デザイン論１（２０１９年度以降入学生）建築デザイン論１（２０１９年度以降入学生）
下吹越 武人、今村 創平Taketo SHIMOHIGOSHI, Souhei IMAMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | B3538 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | 建築：建築士 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
| 入学年度Admission year | 2019 |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) |
建築学科 専門科目 展開科目 |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
建築学科 専門科目 展開科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | 建築 |
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Outline (in English)
This course will deal with subjects on representative modern and contemporary architectures and architects, and modern urban planning and contemporary urban theories.
[Learning Objectives]
What kind of era is the modern and the present age, and what kind of existence are we in it? What do architects create and how do we live in cities?
The goal is to learn the diverse expressions and ideas of modern architecture, understand the situation and issues of modern cities, and use them for your own creation and thinking.
[Learning activities outside of classroom]
Reference books will be introduced in class, so we recommend that you carefully read the books that interest you.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
[Grading Criteria /Policy]
Your overall grade in the class will be decided based on the following,
the first half (1-7 times); two reports(20%) and reserch puresentation (30%)
the second half (8-14 times); short reports by each times (50%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
近現代建築のデザイン潮流を建築家の思想や作品、近代都市計画や現代都市理論を通して学びます。代表的な建築家や作品、論考を学ぶことに加えて、その社会的背景、それらを支える都市理論について考察します。
到達目標Goal
近代および現代はどのような時代であり、そこにいる私たちはどのような存在であるのか。建築家は何を生み出し、私たちはどのようにして都市に住むのか。
近現代の建築の多様な表現と思想を学び、現代都市の状況と課題を理解し、それを自らの創作や思考の糧とすることを目標とします。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:
- 文化性:◎
- 倫理観:
- 建築の公理:○
- 芸術性:
- 教養力:
- 表現力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は毎回主題を掲げて講義を行います。前半は建築デザインとその理論について、後半は都市理論が主題となります。レポート課題について授業内で適宜指示があり、授業内でフィードバックも行います。また、授業のなかで参考図書を紹介しますので、興味のある学生は購入して学習することを勧めます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
法政建築について
授業内容の説明
大江宏の作品と「アーキテクト・マインドとは何か？」の読解を試みる
第2回[対面/face to face]：抽象と日常
篠原一男と坂本一成の作品と著作を中心に住宅から建築を思考することの意義と可能性を探る
第3回[対面/face to face]：建築の公共性
山本理顕、伊東豊雄、槇文彦の作品と著作から建築と社会の関係性について思考する
第4回[対面/face to face]：建築の自律性
［研究発表１］
磯崎新による実践を通して建築による自律的、批評的な試みを横断する
第5回[対面/face to face]：風土の継承、場所性の回復
［研究発表２］
批判的地域主義を学び、アルヴァ・アアルトとアルヴァロ・シザの作品を読み解く
第6回[対面/face to face]：［研究発表３］
レポート発表をベースに現代建築の展望をディスカッションする。
第7回[対面/face to face]：［研究発表４］
レポート発表をベースに現代建築の今日的課題をディスカッションする。
第8回[対面/face to face]：近代都市への変貌、近代都市計画
近代初頭の都市改造：
ロンドン、交通の拡張、都市の膨張、田園都市
パリ（オスマン）、バルセロナ（セルダ） など
第9回[対面/face to face]：近代都市計画とその限界
ジードルング（ドイツ）
ル・コルビュジエ：輝く都市
CIAM 近代都市計画
TEAM Xの批判、ポストモダニズムによる批判
第10回[対面/face to face]：丹下健三とメタボリズム
東京の変遷 廃墟と瓦礫
明治の東京計画、関東大震災復興計画、同潤会
丹下健三 広島、東京計画1960
メタボリズム
第11回[対面/face to face]：前衛的都市ヴィジョン、都市の理論
アーキグラム、アーキズーム、シチュアシオノニスト
アレグザンダー「都市はツリーではない」
コーリン・ロウ「コラージュシティ」
第12回[対面/face to face]：都市と文脈
アルド・ロッシ「都市の建築」
陣内秀信「東京の空間人類学」、イタリア都市研究
ヴェンチューリ＆スコットブラウン「ラスベガス」
第13回[対面/face to face]：レム・コールハースと現代都市
「デリリアス・ニューヨーク」/ニューヨークの歴史
レム・コールハウスの現代都市批判
グローバルシティ
第14回[対面/face to face]：今日の都市空間の課題
都市空間におけるパブリック/コモン
商業空間と現代都市
情報都市
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業のなかで参考図書の紹介を行うので、あなたが関心を持った本を熟読することを勧めます。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
『現代都市理論講義』今村創平 オーム社
参考書References
『住宅の空間原論』遠藤政樹＋小泉雅生＋佐藤光彦＋下吹越武人 彰国社
『住宅論』篠原一男 SD選書
『住宅に内在する言葉』坂本一成
『『権力の空間／空間の権力』山本理顕 講談社
『風の変様体』伊藤豊雄 青土社
『漂うモダニズム』槇文彦 左右社
『建築の解体』磯崎新 鹿島出版会
『現代建築史』ケネス・フランプトン TOTO出版
『錯乱のニューヨーク』レム・コールハース 筑摩書房
『都市のエージェントはだれなのか』北山恒 TOTO出版
『東京の空間人類学』陣内秀信 ちくま学芸文庫
成績評価の方法と基準Grading criteria
前半部（1－7回）は2回のレポート(20%)と研究発表(30%)により評価、後半部（8－14回）は毎回のミニレポートにより評価(50％）を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
デザインスタジオのエスキスに関連付けられるように、問題意識を持って受講すること。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムを使用するため、情報機器を持参すること。
その他の重要事項Others
一級建築士として豊富な実務経験を有する教員が、知識・理論と実践の橋渡しをする授業を行う。