デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
CST200NC（土木工学 / Civil engineering 200）橋のデザイン（２０２０年度休講）Planning and Design of Bridges
末松 慎介、松井 哲平Shinsuke SUEMATSU, Teppei MATSUI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | B2235 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1,木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) |
都市環境デザイン工学科 専門科目 基礎科目 |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 専門科目 基礎科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | 都市 |
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Outline (in English)
In this course, students will learn about bridge design and understand how the designing process is a creative art of discovering structural form. They will learn about basic static bridge structure and the arrangement of structural elements through designing and building a model of a bridge.
At the end of the course, students are expected to design bridge structures with structural conceptual ideas.
After each class meeting, students will be expected to have completed the required model and design reports.
Grading will be decided based on the reports and the presentations about 1st theme(50%) and 2nd theme(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
橋梁構造の基本的知識を確認した上で、既存橋梁の模型製作から橋梁の成り立ちを構造的・造形的に理解する。さらに模型を用いた構造デザインを実践することで、構造デザインの思考作業を体験する。
到達目標Goal
橋梁において構造を成立させている力の流れをイメージできるようになること。グループ作業を通じ、工程と品質に留意しながらひとつの物をつくりあげるプロセスを理解すること。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- （Ａ）歴史・文化・自然の理解・尊重:
- （Ｂ）技術者倫理:
- （Ｃ）工学基礎学力:
- （Ｄ）専門基礎学力:50％
- （Ｅ）専門知識の活用・応用能力:20％
- （Ｆ）総合デザイン能力:10％
- （Ｇ）コミュニケーション能力:
- （Ｈ）継続的学習能力:
- （Ｉ）業務遂行能力:20％
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は、講義による橋梁景観等に関する「基礎知識の習得」と「美しい事例の紹介」、更には演習による「デザイン作業とプレゼンテーションの実践」を通して、将来的に⾃分の考えを公共⼟⽊施設に反映し得る、⾼度な技術者に成⻑するための基礎体験を履修するものである。
なお、演習⼿法はスタディ模型（発泡樹脂材料や紙による模型）の製作を中⼼とする。短時間でのデザイン検討作業（模型製作）であるため、授業時間以外に作業を行うことがある。
本授業における「基礎知識」は、「鋼構造学及演習」で学んだことの復習であり、既存橋梁の模型製作では、「鋼構造デザイン実習」において設計した歩道橋を模型にすることで、橋梁技術者としてデザイン、設計の一連の経験を積むことができる。（鋼構造デザイン実習未履修者は、別途既存歩道橋の模型製作を行う。）
授業実施期間に⾒学できる橋梁建設現場がある場合には、授業計画および課題を⼀部変更して⾒学会を実施する場合がある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：講義：橋の基本知識、歴史、橋のデザイン
橋の歴史、橋の構造形式と特徴、シビックデザインの概念、橋のデザインの考え方
2[対面/face to face]：講義：橋梁の設計手法１
演習：出題と課題意図の説明
課題説明と模型の作り方の基本
橋梁図面の構成と内容
3[対面/face to face]：講義：橋梁の詳細設計図面
演習：図面読解１
橋梁図面の構成と内容
課題の橋梁図面の読解
4[対面/face to face]：講義：橋梁の設計手法２
演習：図面読解２
特殊橋梁の設計手法
必要部材の把握、確認
5[対面/face to face]：講義：橋梁の施工１
演習：模型製作
橋梁の施工方法の紹介
部材の作成
6[対面/face to face]：講義：橋梁の施工２
演習：模型製作
橋梁の施工、架設
部材の組み立て
7[対面/face to face]：デザイン課題1 講評
製作した模型に関する発表・講評
8[対面/face to face]：デザイン課題2
出題と課題意図の説明
課題説明と模型の製作条件
9[対面/face to face]：講義：橋梁のデザイン事例１
演習：模型方針検討
グループディスカッションによる設計方針検討
10[対面/face to face]：講義：橋梁のデザイン事例２
演習：試作模型製作
橋梁デザインの紹介（海外事例など）
第1回載荷試験用模型製作
11[対面/face to face]：デザイン課題2
第1回載荷試験
載荷試験と発表
破壊状況の確認
12[対面/face to face]：改善方針検討
載荷試験結果に基づく改善方針の検討
13[対面/face to face]：改善模型製作
第2回載荷試験用模型製作
14[対面/face to face]：デザイン課題2
第2回載荷試験、講評
載荷試験と発表
改善成果の確認と講評
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1・2 履修登録
3・4 図面読解，必要な模型製作道具および材料購入
5・6 模型の完成
7・8 設計方針の検討
9・10 第1回載荷試験模型の完成
11・12 第2回載荷試験模型の完成
13・14 報告書作成準備
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。
資料は授業中に適宜配付する。
参考書References
・景観デザイン規範事例集（道路・橋梁・街路・公園編）（国土交通省国土技術政策総合研究所、pdf版http://www.nilim.go.jp/lab/ddg/seika/ks/tnn0433.html）
・景観用語事典 増補改訂第二版（彰国社）
・美しい橋のデザインマニュアル（土木学会構造工学委員会橋の景観とその形態および色彩に関する研究小委員会）
成績評価の方法と基準Grading criteria
第１課題（グループ課題／配点50点）と第２課題（グループ課題／配点50点）による。発表時やエスキス時の積極性や良好なデザインセンスには個人に対して加点を行う。なお、各課題の中間・最終発表時欠席者には単位取得を認めない（評価D）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
課題にかける時間が足りないとの声がある。過重にならないよう課題内におけるサポートなど対策を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
成果品としてA3判のパネルを作成する。その際、貸与パソコンを用いた作業が必要となる。