デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
SES100NA(環境創成学 / Sustainable and environmental system development 100)環境とエネルギーEnvironment and Energy Policy
下田 昭郎Akiro SHIMOTA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | B1018 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) |
建築学科 基盤科目 総合系 |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 基盤科目 総合系 環境分野 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
(Course outline)
In this class, students will learn about global warming and other global environmental issues from the perspective of human energy use. Specifically, we will discuss the scientific background, countermeasure technologies, policies, and other aspects of global environmental problems.
(Learning Objectives)
The objective of this course is for students to become aware of problems related to human activities, energy, and the environment, to understand the background of these problems, and to learn schemes to think about solutions.
(Learning activities outside of classroom)
None.
(Grading Criteria/Policy)
Submission of assignments and attendance in each class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
地球が新たな地質学的時代に向かっていることを意味するために「人新世」という言葉が提案されている。人間が「地球規模での変化」のおおきな駆動力の一つであるとの認識に由来する。産業革命に始まる人間活動(人口を含む、経済、資源利用、輸送、情報通信などの活動)は、特に20世紀後半以降、急速に増加・進展し、この現象は21世紀にはいっても継続している。人間活動を特徴づけるエネルギー・物質フローはグローバルに増加し続け、その環境への影響(大気環境変化、気候変化、生物多様性の変化など)は地球規模で顕現し、人類の持続可能性に問題を提起しています。
この授業では、エネルギー・環境に関する基礎的知識を学び、資源・エネルギー利用を核とする人間活動と環境との関わりの歴史的経緯を展望し、人間活動の環境インパクトを技術・豊かさ・文化の視点から分析し、エネルギー・環境問題を考える枠組み習得することを目的とします。
到達目標Goal
人間活動とエネルギー・環境とに関わる問題に、自ら気づき、その背景/本質を理解し、解決策を考えるスキームを学ぶことを目指します。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:○
- 文化性:○
- 倫理観:◎
- 建築の公理:○
- 芸術性:○
- 教養力:◎
- 表現力:○
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP4」に関連
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
〇原則対面授業。ただし、必要に応じてリモート授業も実施。
〇資料の提供は、時間割表に沿った授業予定日(火曜日)の前日までに学習支援システムの「課題」フォルダにアップロードを予定
〇授業に関する最新の情報は学習支援システムの「お知らせ」フォルダに提示
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:オリエンテーション
事業方法等やスケジュールの説明
2[対面/face to face]:環境問題の変遷
地域環境問題から地球環境問題へ変遷の解説
3[対面/face to face]:地球温暖化の科学
温暖化の仕組み等についての解説
4[対面/face to face]:地球温暖化への国内外の対応
気候変動枠組み条約等の説明
5[対面/face to face]:世界のエネルギー事情
化石燃料への依存状態の説明
6[対面/face to face]:国内のエネルギー事情
東日本大震災以降の化石燃料への依存度増加等の説明
7[対面/face to face]:原子力の科学
原子力の長所、短所、将来的な見通し等の解説
8[対面/face to face]:温暖化防止のための技術開発
二酸化炭素の排出削減を目指す革新的技術等の紹介
9[対面/face to face]:温暖化防止のための政策
炭素税などの解説
10[対面/face to face]:温暖化防止のための企業の取り組み
SDGsなどの解説
11[対面/face to face]:エネルギー、環境問題と社会的受容性
リスクマネジメント等の重要性について
12[対面/face to face]:温暖化以外の地球環境問題
水問題など
13[対面/face to face]:予備日
進捗状況に対応
14[対面/face to face]:総合確認、小論文
講義全体を通してこの先我々が目指すべき方向性等を提案
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
国内外のエネルギー情勢及び環境変化の事象に興味を持つことを奨めます。例として、NASA(米国航空宇宙局)、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)及びIEA(国際エネルギー機構)のWEBサイトでは、それぞれ最新の地球環境の現状に関するビジュアルデータ、重要な地球環境問題の取組み、及び世界エネルギー情勢に関する情報が提供されています。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
毎回分の資料を提供します。
参考書References
特にありません。授業の中で適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内容全般の総合的確認(80%)及びテーマ/内容ごとの受講状況(20%)により評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業では毎回、主要点をまとめることで、授業内容を理解しやすくわかりやすいものとします。
その他の重要事項Others
環境及びエネルギーに関する技術・問題の調査・研究の経験を活かし、環境及びエネルギーに関わる幅広い講義をする。