通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN300TG（経営学 / Management 300）演習[消費文化論](秋期スクーリング)Seminar
松本 潔Kiyoshi MATSUMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 28008 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | |
| 科目種別Class Type | |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 秋期 |
| 期間Period | 秋期 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講手続き等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
In this exercise, we will focus on the theme of "consumption culture" and consider the relationship between our consumption behavior and the production and sales activities of companies that influence that behavior. In particular, the phenomenon of "pop culture and high-class culture of consumption" that is becoming popular with common values and tastes, and our consumption behavior are "clothing," "food," "living," and "play (leisure)." The purpose is to understand the meaning hidden
in the areas through lectures and exercises. It is assumed that the exercise activities will be conducted in groups, and we hope that participants who can actively exchange opinions and announce the results of the group will participate.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本演習では、テーマを｢消費文化｣に焦点を当て、私たちの消費行動とその行動に影響を与える企業の生産・販売活動との関係を考察していく。特に、共通の価値観や嗜好を伴い流行していく｢消費の大衆文化と高級文化｣の現象を、私たちの消費行動を｢衣｣、｢食｣、｢住｣、｢遊（余暇）｣などの領域に分けて、講義と演習活動を通じてそこに潜む意味を読み解くことを目的とする。なお、演習活動は、グループで行うことを前提としており、積極的にメンバー間での意見交換やグループの成果発表を行うことができる受講者の参加を希望する。
到達目標Goal
・現代社会における様々な消費現象の意味を理解することができ、またその意味解
釈の方法や手法を習得することができる。
・我々の身近な生活様式（衣・食・住・遊）を考察することができる。
・生活様式と自己のライフスタイルとのかかわりを探り、これからの消費生活に対
して新たな発見ができるような感性を持つことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経済学科：DP4, DP5」「商業学科：自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
グループでの演習授業を中心とするが、消費文化現象の解読を促進するため、講義と映像資料の活用などを交えながら進めていく。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
授業の概要と進め方などについて、また「消費文化」の意味と位置づけについて解説を行う。
第2回[対面/face to face]：文化記号論概説
現代社会における消費現象を解説するツールとしての文化記号論を概説する。
第3回[対面/face to face]：コンセプトメーキングの手法
企業の事例を通じて、コンセプトメーキングの手法と重要性について学習する。
第4回[対面/face to face]：遊の生活様式の現状と動向
余暇関連市場の現状と方向性、および我々の余暇に対する価値観の変化を考察する。
第5回[対面/face to face]：遊の事例研究（エンターテイメントのケーススタディ）
余暇市場開発の事例を取り上げ、その開発コンセプトとライフスタイルとの関連を分析する。
第6回[対面/face to face]：食の生活様式の現状と動向
食生活構造の変化と課題、および食生活のキーコンセプトについて考察する。
第7回[対面/face to face]：食の事例研究（和食のケーススタディ）
食文化を演出する店舗を題材として、その開発コンセプトと消費者の価値観との関連を探る。
第8回[対面/face to face]：衣の生活様式の現状と動向
衣（服飾）文化の動向、および衣文化と我々のライフスタイルとの関連を分析する。
第9回[対面/face to face]：衣の事例研究（和服のケーススタディ）
衣文化を創造したブランドを事例として取り上げ、我々のライフスタイルとの関連を探る。
第10回[対面/face to face]：住の生活様式の現状と動向
住まいの歴史、住宅事情、住文化の動向と課題を消費者ニーズとの関連で考察する。
第11回[対面/face to face]：住の事例研究（様々な住宅形態のケーススタディ）
住文化創造の事例研究として、具体事例を取り上げ、我々のライフスタイルなどとの関連を探る。
第12回[対面/face to face]：タウンウォッチングからの発想とその概念
街の観察を通じ、地域における資源を把握し個人と地域のアイデンティティや文化形成を探る。
第13回[対面/face to face]：タウンウォッチングの実際の事例研究
タウンウォッチングの事例研究の解説を加え、ライフスタイルと価値観との関係を検討する。
第14回[対面/face to face]：消費文化論のまとめと授業時間内での定期試験
消費文化論についての振り返りと総括を行い、最後に定期試験を実施する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業において配布されたプリント教材の読み直し・再確認をすることが要求される。また、次回の授業テーマについて受講者が自分自身の消費行動について、自問自答しながらその特徴をイメージしてくることで各回の授業理解が促進される。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
授業時に配布するプリント教材を使用。
参考書References
各授業スケジュールの回数ごとに適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価の方法と基準は、教室内での定期試験（７０％）および平常点（３０％）の観点から総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
一昨年度のアンケートによる受講者から、できるだけ新しい事例研究（ケース・スタディ）を望む声があがっており、その点に心がけて授業を進めていきたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
授業概要でも確認したが、演習の方法としてグループ・ワークを取り入れるため、グループ・メンバーとの意見交換を積極的に行える受講者の参加が求められる。