通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG（経営学 / Management 200）会計学入門Ⅱ(後期メディア)Introduction to Accounting II
神谷 健司
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 66001 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 神谷 健司 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 後期メディア |
| 期間Period | 後期 |
| 定員Capacity | － |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The purpose of this lecture is to understand disclosure systems in Japan, and the specific accounting procedures in applying accounting standards. We learn accounting standards of assets items, liabilities items, and shareholders' equity items, revenues, and epenses items. We also will learn the basic subjects of consolidated financial statements, and management accounting.
Before/after each lectures, students will be expected to read text book at least 4 hours. Grading will be decided based on term-end examination(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
会計学入門Ⅰでは,基本的な財務諸表の読み方、財務会計で用いられる基本的な考え方、会計用語の基本的なものについて学習してきたが、続く会計学入門Ⅱでは、会計基準を適用した具体的な会計処理や計算方法について学習を進め、財務会計の基本的テキストの内容を十分理解することを目標とする。最後の部分で原価計算と管理会計の基礎等についても触れることにする。なお財務会計のより専門的な学習は通教課程の『財務会計論Ⅰ・Ⅱ』で学ぶことになる。
到達目標Goal
財務会計の基本的な考え方、重要な会計基準に基づく具体的な会計処理の方法、財務諸表の作成に対する基本的な考え方について学んでいく。後半の2回においては原価計算,管理会計,監査論の基礎などにも触れ、企業会計全体の領域も考えていきたい。テキストに出てくる重要な概念、専門用語については十分理解していただきたい。重要な部分については講義でも示していく。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：,DP3,DP5」「日本文学科：DP1,DP2」「史学科：DP1」「地理学科：DP1,DP2,DP3」「経済学科：DP2,DP3」「商業学科：会計学・ファイナンス」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
テキストに基づいてパワーポイントを用いた講義を行う。わかりにくい事例については具体的な計算例や事例に触れて説明を行う。
各回の小テストについては、システム上で採点を実施し返却する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：総論
会計学入門１の内容を確認するとともに、会計の意義、会計の種類、会計の役割、会計学の研究対象等について学ぶ。
第2回[オンライン/online]：企業会計の仕組み
財務諸表、財産法と損益報、棚卸法と誘導法、会計公準、会計原則等について学ぶ。
第3回[オンライン/online]：企業会計制度
会社法による会計規定、金融商品取引法による会計規定、法人税法による会計規定等について学ぶ。
第4回[オンライン/online]：資産会計（１）
資産と資産会計の意義、資産の分類、資産の評価基準、および流動資産のうち当座資産、棚卸資産の部分について学ぶ。
第5回[オンライン/online]：資産会計（２）
流動資産のうち前回触れなかった部分と、固定資産、繰延資産の会計処理について学ぶ。ここでは固定資産の減損処理についても言及する。
第6回[オンライン/online]：負債会計
負債と負債会計の意義、負債の分類、負債性引当金、流動負債、固定負債、負債の表示について学ぶ。リース債務について触れる際にリース取引の会計処理についても言及する。
第7回[オンライン/online]：資本会計（１）
資本と資本会計の意義、資本の分類、純資産と株主資本、資本金、資本剰余金について学ぶ。
第8回[オンライン/online]：資本会計（２）
利益剰余金、自己株式、評価・換算差額、新株予約権について学ぶ。
第9回[オンライン/online]：損益会計（１）
損益会計の意義、損益項目の分類、損益会計の諸原則、営業収益について学ぶ。わが国の「収益認識に関する会計基準」の基本的な考え方についても学ぶ。
第10回[オンライン/online]：損益会計（２）
営業費用、営業外損益、特別損益、法人税等について学ぶ。
第11回[オンライン/online]：財務諸表の作成（１）
財務諸表の意義と種類、会社法、金融商品取引法、法人税法に基づく財務諸表について学ぶ。
第12回[オンライン/online]：財務諸表の作成（２）
財務諸表の作成方法、財務諸表の作成例について学ぶとともに、連結財務諸表を作成する意義、目的、および基本的な考え方について学ぶ
第13回[オンライン/online]：原価計算と管理会計の基礎
原価計算の目的、原価概念、原価計算の体系等について学ぶ。また管理会計の役割、管理会計の体系、短期利益計画と予算管理等についても学んでいく。」
第14回[オンライン/online]：監査論と税務会計論の基礎と、この講義全体のまとめ
今まで話してきた内容でとのかかわりで監査論と税務会計論の基本的で重要な部分に言及する。また会計学入門Ⅱの講義全体での重要箇所について確認する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストを十分学習するとともに、テキスト各章末の研究問題を解くことが求められる。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
新井清光・川村義則『現代会計学（第3版）』中央経済社、2020年
この本について講義開始前までに必ず準備してください。
参考書References
上野清貴『財務会計の基礎（第5版）』中央経済社、2018年、桜井久勝『財務会計講義（最新版）』中央経済社、通教課程テキスト：神谷健司・市川佳功『簿記Ⅲ・Ⅳ』、『会計法規集』中央経済社
成績評価の方法と基準Grading criteria
最終的な試験によって評価を行う（100％）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
できれば『会計法規集』を用意して、講義に関連する会計基等にも目を通していただきたい。
その他の重要事項Others
日商簿記３級程度の知識があり、「会計学入門Ⅰ」程度の知識（基本的な財務諸表が読める）程度の知識があることがこの科目履修の前提である。
この科目履修後の会計関連専門科目として、『財務会計論』、『原価計算論』、『管理会計論』、『監査論』、『税務会計』、『経営分析論』、『簿記Ⅳ』といった科目があげられる。