通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
ECN300TF(経済学 / Economics 300)経済政策論B/経済政策論Ⅱ(後期メディア)Economic Policies B/Economic Policies II
酒井 正
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 65039 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 酒井 正 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 後期メディア |
期間Period | 後期 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The goal of this course is to understand social policies by applying micro-economics to them. Empirical evidences from economic researches are mentioned in every lecture.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading will be decided based only on term paper (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
学生は、ミクロ経済学の応用として、雇用や教育、医療等に関する諸施策について理解を深めます。特に、エビデンスに基づいた議論をおこなえるようにします。
到達目標Goal
受講者が、本講義を通じて、諸制度が直面している課題や論点を把握することができるようになることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP3,DP5」「日本文学科:DP1,DP2」「史学科:DP1」「地理学科:DP1,DP2,DP3」「経済学科:DP1,DP4,DP5」「商業学科:経済学,自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
諸施策について、理論的なフレームワークを紹介した後に、現実の状況を見てゆきます。ミクロ経済学の知識は必ずしも前提としませんが、理論の検討に(経済政策論Aよりも)多くの時間を割きます。また、諸施策を議論するのにあたって実証分析の結果を検討する必要があるため、実証分析手法のエッセンスについても紹介します。それらの中には、やや高度な内容も含まれます。
スライド資料にはいくつもの「問い」を提示するので、受講者自身でもその答を考えることが期待されます。
各回の小テストではシステム上で採点を実施し返却します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:実証分析の考え方
政策の効果を計測するための方法
2[オンライン/online]:労働供給のモデル(基礎)
労働供給モデルを理解する
3[オンライン/online]:労働供給のモデル(応用)
労働供給モデルを応用することで諸制度を分析する
4[オンライン/online]:外国人労働問題
外国人労働力の受け入れがもたらす影響を分析する
5[オンライン/online]:最低賃金制度
最低賃金制度の影響を理解する
6[オンライン/online]:差別の経済学
労働市場における差別を経済学的に分析する
7[オンライン/online]:賃金格差・雇用の二極化
賃金格差をもたらす諸要因について分析する
8[オンライン/online]:教育施策(1)
人的資本理論等について理解する
9[オンライン/online]:教育施策(2)
少人数学級等の個別の教育施策の効果に関する経済学の分析を紹介する
10[オンライン/online]:補償賃金格差
補償賃金格差の理論とその応用について見る
11[オンライン/online]:貧困
貧困の測定法や時間貧困について見る
12[オンライン/online]:医療サービスの特徴
需要面と供給面の双方から医療サービスの特徴について理解する
13[オンライン/online]:失業
失業の定義や失業の要因について見る
14[オンライン/online]:まとめ
本講義の整理とまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学生は、講義内容をよく復習し、毎回、自分で議論を整理してみることが求められます。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
特になし(関連する文献は各回の講義内で紹介)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末におこなうレポート(100%)によって評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
期末レポートについては、問題の趣旨を明確にするよう心がけます。