通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
LAW100TB(法学 / law 100)民法総則(民法典全体に共通するルール)(後期メディア)Civil Code (General Provisions)
明石 真昭
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 61003 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 明石 真昭 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 後期メディア |
期間Period | 後期 |
定員Capacity | - |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course introduces the general provisions of the Civil Code. For example, Capacity to Act, Juridical Act, Agency, and so on. The aim of this course is to help students obtain basic knowledge about the general provisions of the Civil Code.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
民法総則は、主として物権法、債権法に共通するルールを定めていますが、これにとどまらず、私法における共通のルールを定めています。この講義では、民法総則における基礎的な知識について、判例や学説の動向などを理解しながら修得することを目的とします。
到達目標Goal
①民法総則の基礎的な知識を身に付ける。
②具体的な事例について、判例・学説を踏まえて自分の考えを論理的に展開する力を身に付ける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP1,DP2,DP3,DP4」「日本文学科:DP1,DP2」「史学科:DP1」「地理学科:DP1,DP2,DP3」「経済学科:DP4,DP5」「商業学科:自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
民法総則について、スライドを使用しながら講義形式で進めていきます。初学者にも理解しやすいように、基本的な用語についてはきちんと説明し、可能な限り事例を多く用いて内容をイメージしやすい講義となるよう努めるつもりです。
中間課題に対しては、①採点もしくは個別評価・添削、②全体講評、③模範解答や優秀リポート等の掲示、のうちいずれかを実施します。
なお、フィードバックは通教LMS上で行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション、民法の意義・基本原理
民法の全体像を説明し、民法の基本原理を説明します。
第2回[オンライン/online]:権利の主体①:自然人の権利能力
自然人の権利能力について説明します。
第3回[オンライン/online]:権利の主体②:行為能力
自然人の行為能力について説明します。
第4回[オンライン/online]:権利の主体③:法人
法人の意義、種類等について説明します。
第5回[オンライン/online]:権利の客体(物)、法律行為、意思表示①:心裡留保
「物」の種類、心理留保について説明します。
第6回[オンライン/online]:意思表示②:通謀虚偽表示
通謀虚偽表示について説明します。
第7回[オンライン/online]:意思表示③:錯誤、詐欺①
錯誤、詐欺について説明します。
第8回[オンライン/online]:意思表示④:詐欺②・強迫、意思表示の到達
詐欺、強迫、意思表示の到達について説明します。
第9回[オンライン/online]:代理①:代理の基礎
代理の基本事項について説明します。
第10回[オンライン/online]:代理②:代理行為、無権代理
代理行為、無権代理、無権代理の場合の法律関係について説明します。
第11回[オンライン/online]:代理③:無権代理と相続、表見代理
無権代理と相続、表見代理について説明します。
第12回[オンライン/online]:無効、取消、条件、期限
無効・取消し、条件・期限について説明します。
第13回[オンライン/online]:時効①:取得時効と消滅時効
取得時効と消滅時効について説明します。
第14回[オンライン/online]:時効②:時効の援用、完成猶予・更新
時効の援用、完成猶予・更新の制度について説明します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは指定しません。六法(『ポケット六法(有斐閣)』等、コンパクトなもので良い)を参照しながら受講してください。
※2020年4月より改正民法が施行されました。新しい六法を使用してください。
参考書References
民法判例百選Ⅰ 総則・物権(第9版)有斐閣
法律学小辞典(第5版)有斐閣
※2020年4月より改正民法が施行されました。参考書類は新しいものを選ぶようにしてください。
成績評価の方法と基準Grading criteria
提出されたリポート課題で評価致します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
全くの初学者を念頭に置いて講義をする予定です。できるだけ平易な言葉遣いを心掛け、難しい用語も可能な限りその場で説明しながら進めていきたいと思います。