通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
MAN300TG(経営学 / Management 300)税務会計Ⅰ(前期メディア)Tax Accounting I
大下 勇二
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 56013 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 大下 勇二 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 前期メディア |
期間Period | 前期 |
定員Capacity | - |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The objective of Tax Accounting Ⅰ is to understand the foundations of corporate tax acconting in Japan.You will learn the basics of taxable income of corporate income tax which is the core tax of the company.
Student will be expected to have completed the quiz and mid-term report.Your overall grade will be decided based on term-end examination(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「税務会計Ⅰ」では、会社の中心的な税金である法人税の課税所得計算の基礎とその基本的考え方を学習します。これにより、税務会計の基礎を修得し、財務会計との関係と考え方の違いを理解した上で、今日的な企業課税の諸問題を的確に議論できる能力の涵養を目的とします。
到達目標Goal
法人税の基礎、課税所得計算の基礎、益金の計算、原価配分を中心とした損金の計算など、法人税法における課税所得計算の基本的なフレームワークを理解し、財務会計と比較しながら税務会計特有の考え方を理解することを目標とします。これにより、法人課税上の諸問題を考え理論的に整理できる基礎的能力の修得を目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP3,DP5」「日本文学科:DP1,DP2」「史学科:DP1」「地理学科:DP1,DP2,DP3」「経済学科:DP4,DP5」「商業学科:会計学・ファイナンス」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、わが国法人税法の課税所得計算に関する主要項目をスライドに基づき講義する形で進めて行きます。各自各章の最後の〇×問題を解答した上で次の章に進みます。また、受講生には中間レポートを提出してもらいます。
中間レポートに対しては、提出期間終了後に模範解答を開示します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
①[オンライン/online]:法人税の基礎(1)
法人税の基礎を学習し、法人課税の基本的考え方を理解する。
②[オンライン/online]:法人税の基礎(2)
法人税の基礎を学習し、法人課税の特徴を理解する。
③[オンライン/online]:課税所得計算の基礎(1)
課税所得計算の基礎を学習し、財務会計の利益計算との関係を理解する。
④[オンライン/online]:課税所得計算の基礎(2)
課税所得計算の基礎を学習し、課税所得計算の特徴を理解する。
⑤[オンライン/online]:売買損益等の計算(1)
売上収益の認識等を中心に売買損益計算の基礎を学習する。
⑥[オンライン/online]:売買損益等の計算(2)
売上収益の原則的な認識基準に対する例外的な処理を学習する。
⑦[オンライン/online]:その他の収益の計算(1)
受贈益、受取配当等(前半)の営業外収益の計算の基礎を学習する。
⑧[オンライン/online]:その他の収益の計算(2)
受取配当等(後半)の営業外収益の計算の基礎を学習する。
⑨[オンライン/online]:売上原価の計算(1)
売上原価の計算の仕組みを学習する。
⑩[オンライン/online]:売上原価の計算(2)
棚卸資産の期末評価の考え方を学習する。
⑪[オンライン/online]:有価証券の譲渡原価の計算
有価証券の譲渡原価の仕組みを学習し、有価証券の期末評価の考え方を理解する。
⑫[オンライン/online]:固定資産の減価償却(1)
減価償却計算の仕組み、償却の特例および取得原価の算定の考え方を学習する。
⑬[オンライン/online]:固定資産の減価償却(2)
耐用年数、残存価額および償却方法の考え方を理解し、償却限度額の計算を学習する。
⑭[オンライン/online]:繰延資産の償却
税法上の繰延資産の考え方を学習し、税法固有の繰延資産を理解する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に指定した通教テキストを読んでおくこと。また、中間レポートの提出が求められます。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
通信教育部テキスト
大下勇二著『税務会計Ⅰ・Ⅱ』法政大学,2019年
参考書References
必要に応じて指示する予定。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間レポートの提出(必須)を条件として、修了試験(100%)により評価します。中間レポートを提出しないで修了試験を受けても、単位は取得できませんので注意して下さい。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
法人税課税の問題について、各自自分なりの問題意識をもって授業に参加してもらう。