通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
ECN300TF（経済学 / Economics 300）労働経済論A(前期メディア)Economic Theory of Labor Problems A
佐野 晋平
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 55035 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 佐野 晋平 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 前期メディア |
| 期間Period | 前期 |
| 定員Capacity | － |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course introduces students to the method of economic analysis of labor market. Especially, we focus on the economic theory of labor economics and statistics about labor market. The goal of this class is to train students to understand the problems of the labor market based on economic theory, paying attention to statistics and institutional aspects.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
ミクロ経済学を応用し労働市場の機能を分析手法とその応用例を講義する。労働経済論Aでは、労働経済学の基礎理論と統計データに基づく実態について講義する。
到達目標Goal
労働経済学の基礎理論と統計データに基づき、労働問題を理解できるようになることが目的である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP3,DP5」「日本文学科：DP1,DP2」「史学科：DP1」「地理学科：DP1,DP2,DP3」「経済学科：DP1,DP4」「商業学科：自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
資料に基づき講義を進める。労働経済学の基礎理論として、労働供給、労働需要、市場均衡、補償賃金格差、人的資本、差別の理論を説明する。各回では基礎理論の紹介と共に、関連する統計や研究について紹介する。
中間課題に対しては、システム上で採点を実施し返却する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロダクション、
データをみる
・労働市場とは
・労働経済学とは
・労働経済学が対象とする社会問題
・代表的な統計の紹介
・データを観察する方法と注意点
第2回[オンライン/online]：労働供給1
・労働供給の決定
・比較静学
第3回[オンライン/online]：労働供給2
・市場の労働供給
・実証研究との関連
第4回[オンライン/online]：労働需要1
・短期の労働需要
・比較静学
第5回[オンライン/online]：労働需要2
・長期の労働需要
・調整費用
第6回[オンライン/online]：市場均衡
・労働市場の均衡
・余剰
第7回[オンライン/online]：最低賃金の分析1
・完全な労働市場と不完全な労働市場
・最低賃金
第8回[オンライン/online]：最低賃金の分析2
・差の差法
・実証研究の紹介
第9回[オンライン/online]：補償賃金格差
・ヘドニック賃金
・賃金格差
第10回[オンライン/online]：人的資本1
・人的資本
・大学進学への応用
第11回[オンライン/online]：人的資本2
・最適な教育年数の決定
・ミンサー型賃金関数
第12回[オンライン/online]：差別の理論
・嗜好による差別
・競争の役割
第13回[オンライン/online]：労働市場の男女差1
・統計的差別
第14回[オンライン/online]：労働市場の男女差2
・男女間賃金の実態
・実証研究の紹介
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ミクロ経済学の基礎知識を有することが望ましい。統計学・計量経済学の知識があると理解が寄り深まる。復習を重視すると共に、参考書を精読すると理解が深まる。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
講義資料に基づく。関連する文献は適宜紹介する。
参考書References
川口大司『労働経済学』有斐閣
大森義明『労働経済学』日本評論社
Tito Boeri & Jan Van Ours, 2013, The Economics of Imperfect Labor Markets 2nd Edition, Princeton Univ Press
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間テスト（40%）とメディアスクーリング試験（60%）に基づく。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし