現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
MAN300JB（経営学 / Management 300）協同組合論Cooperative Association Study
西井 賢悟Kengo NISHII
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | N1156 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多現福‐301 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2021年度以前）Category (~2021) | |
| カテゴリー（福祉コミュニティ）Category (Department of Community Development) |
専門教育科目 専門展開科目 |
| カテゴリー（臨床心理）Category (Department of Clinical Psychology) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2020年度以前入学者）Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2021年度以降入学者）Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2020年度以前入学者）Category臨床心理学科 (~2020) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2021年度以降入学者）Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this lecture, students will learn the roles that cooperatives have played in people's lives and the roles they are playing today. In particular, students will learn about the significance of the existence of cooperatives in the presence of various types of management organizations, and how to improve the real world.
【Learning Objectives】
・Be able to explain the characteristics of cooperatives as management organizations
・Be able to explain the development process of cooperatives based on the social and economic background
・Be able to explain the role that agricultural cooperatives and consumer cooperatives play in the local community.
【Learning activities outside of classroom】
・The standard time for preparation and review of this class is 2 hours each.
・Every time, as a review, consider the contents of the lecture and create a reaction paper.
・Prepare for each lesson using materials and audio-visual materials provided in advance.
【Grading Criteria /Policy】
・Normal points (35%), reaction paper (35%), final exam (30%).
・Normal points are evaluated based on independence in questions and group work.
・Reaction papers are evaluated based on whether students are able to consider the content of each lecture while connecting it with their own knowledge and actual life.
・The final exam will be composed mainly of short essays and will be evaluated on the achievement status of the goals of this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義では、協同組合が人々のくらしの中で果たしてきた役割、そして現在果たしている役割を学ぶ。特に、その役割を社会・経済的な動きと関連付けながら見ていくことにより、さまざまな企業形態の経営組織が存在する中での、協同組合の存在意義を学ぶ。また、農協や生協などの実際の取り組みから、実社会をよりよりものにしていく方策を学ぶ。
到達目標Goal
・協同組合の経営組織としての特徴を説明できる
・協同組合の展開過程を社会・経済的背景を踏まえて説明できる
・農協と生協が地域社会に果たしている役割を説明できる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業形態は講義形式とするが、適宜質疑やグループワークの時間を設けることにより、受講生が主体的に講義に関われるようにする。また、講義後のリアクションペーパーの作成を通じて、講義内容を自らの知識や実際の生活と結びつけながら考察することを求める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：協同組合とは
協同組合の多様なタイプ、協同組合と株式会社の違いなど、協同組合の概要を把握する
第2回[対面/face to face]：世界の協同組合の歴史
イギリス産業革命と協同組合の誕生、協同組合原則の制定・改定など、世界的な協同組合の原理・原則と動向を学ぶ
第3回[対面/face to face]：日本の協同組合の歴史①
二宮尊徳と大原幽学の思想・実践、産業組合法の制定など、戦前の日本の協同組合の歴史を学ぶ
第4回[対面/face to face]：日本の協同組合の歴史②
戦時中の協同組合の再編、戦後の多様な組合の設立・発展など、戦時・戦後の日本の協同組合の歴史を学ぶ
第5回[対面/face to face]：日本の農協①
総合事業の構成と内容、連合会と中央会の機能など、農協・ＪＡグループの概要を把握する
第6回[対面/face to face]：日本の農協②
正・准組合員の相違、組合運営の仕組みなど、農協の特徴を協同組合らしさの観点から学ぶ
第7回[対面/face to face]：日本の農協③
自己改革の実践、農業振興の応援団づくりなど、近年のＪＡにおける改革の動向を学ぶ
第8回[対面/face to face]：日本の農協④
農協の実務者をゲストスピーカーとして招き、農協が地域農業や地域社会に果たしている役割の実際を学ぶ
第9回[対面/face to face]：日本の生協①
生協の多様なタイプ、購買生協の事業構成と内容、供給事業の仕組みなど、生協の概要を把握する
第10回[対面/face to face]：日本の生協②
組合員組織と組合員活動の概況、組合運営の仕組みなど、生協の特徴を協同組合らしさの観点から学ぶ
第11回[対面/face to face]：日本の生協③
生協の実務者をゲストスピーカーとして招き、生協が個々の家庭や地域社会に果たしている役割の実際を学ぶ
第12回[対面/face to face]：新たな協同の動向
労働者協同組合法の制定、協同組合間連携の拡大など、日本における新たな協同の動向を把握する
第13回[対面/face to face]：期末試験
小論文中心の試験を通じて、これまで学んだことの到達状況を確認する
第14回[対面/face to face]：まとめ
これまで学んだことをもとに、協同組合の進むべき途や、協同の実社会での可能性を考える
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
・毎回、復習として講義内容を考察してリアクションペーパーを作成する。
・毎回、事前に提供する資料や視聴資材を用いて準備学習する。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しない
参考書References
参考書は指定しない
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（35％）、リアクションペーパー（35％）、期末試験（30％）。
平常点は、毎回の授業内での質疑やグループワークでの主体性を評価する。
リアクションペーパーは、毎回の講義内容を自らの知識や実際の生活と結びつけながら考察できているかを評価する。
期末試験は、小論文中心の構成とし、本講義の到達目標に対する到達状況を評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできない
その他の重要事項Others
本講義では農協・生協の実務者をゲストスピーカーとして招く予定としている。農業振興、食品流通、地域づくり、環境問題への対応や、そこで働く職員などをリアルに学ぶことができるようにする。