現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
SOW300JB（社会福祉学 / Social Welfare 300）社会福祉原理Principles of Social Welfare
渡辺 寛人Hiroto WATANABE
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | N1101 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多現福‐201 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2021年度以前）Category (~2021) | |
| カテゴリー（福祉コミュニティ）Category (Department of Community Development) |
専門教育科目 専門展開科目 |
| カテゴリー（臨床心理）Category (Department of Clinical Psychology) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2020年度以前入学者）Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2021年度以降入学者）Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2020年度以前入学者）Category臨床心理学科 (~2020) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2021年度以降入学者）Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
[Course outline]
The principles of social welfare development and the criticisms directed at and challenges faced by current welfare policy will be examined.
[Learning Objectives]
To understand the principles of social welfare development and the various issues surrounding welfare policy, and to deepen one's knowledge and personal views on the state of social welfare.
[Learning activities outside of classroom]
The standard preparation and review time for this class is 30 minutes each. References will be introduced in the lecture as appropriate. Relevant references will also be introduced in the lecture, so please refer to them as appropriate.
[Grading Criteria /Policy]
(1) Evaluation method: Reaction paper at each class (30%), final report (70%)
(2)Grading criteria
<Reaction papers>
-- the level of understanding of the content of each lecture
-- whether the students are able to develop their own views logically and persuasively.
<Final report>
Students will be asked to write a report on a theme of their own interest.
The following are the specific grading items for final report.
-- the level of understanding of the chosen theme
-- whether the report is based on facts and correct information
-- the persuasiveness of their own views
-- the logical structure of the report
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
社会福祉発展の原理と現在の福祉政策に向けられる批判や直面する課題について検討する。
到達目標Goal
社会福祉発展の原理と福祉政策をめぐる多様な論点を理解し、社会福祉のあり方に対する知識と自分なりの見解を深めることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
配布するレジュメに沿って講義を行ないます。参考文献は講義のなかで適宜紹介するので、講義内容から関心をもった文献を読んで理解を深めることを推奨します。
講義内容についての疑問点や論点はリアクションペーパーに積極的に書いてください。寄せられた疑問点や論点については、可能なかぎり講義の冒頭で共有し、回答していきたいと思います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]： 社会福祉の正当化問題
社会福祉の正当化問題について理解する。
第2回[対面/face to face]：社会福祉の原理① 社会福祉の誕生
社会福祉が誕生する独自の文脈について学ぶ。
第3回[対面/face to face]：社会福祉の原理② パターナリズムの問題点
パターナリスティックな福祉の問題点について学ぶ。
第4回[対面/face to face]：社会福祉の原理③ ノーマライゼーションとパーソナライゼーションからの批判
ノーマライゼーションとパーソナライゼーションからの批判について学ぶ。
第5回[対面/face to face]：社会福祉の原理④ 基本的ケーパビリティと人権
基本的ケーパビリティの平等と個人の尊厳としての人権について学ぶ。
第6回[対面/face to face]：社会福祉の原理⑤ 新しい社会福祉のあり方
これまでの内容を踏まえ、「新しい社会福祉」のあり方を検討する。
第7回[対面/face to face]：福祉政策をめぐる論点① 貧困とはなにか
絶対的貧困と相対的貧困、相対的剥奪について理解する。
第8回[対面/face to face]：福祉政策をめぐる論点② 社会的排除と包摂
社会的排除理論と社会的包摂戦略について理解する。
第9回[対面/face to face]：福祉政策をめぐる論点③ 自立と依存、自立支援
自立と依存の関係概念を整理し、自立支援のあり方を考える。
第10回[対面/face to face]：福祉政策をめぐる論点④ 民営化と新しい公共
社会福祉の民営化と「新しい公共」の役割について理解する。
第11回[対面/face to face]：福祉政策をめぐる論点⑤ フェミニズムと脱家族化
フェミニズムの知見と脱家族化という概念について理解する。
第12回[対面/face to face]：福祉政策をめぐる論点⑥ ワークフェア／アクティベーション
積極的労働市場政策が登場した背景とその内容を理解する。
第13回[対面/face to face]：福祉政策をめぐる論点⑦ ベーシックインカム
ベーシックインカムという政策アイデアが登場した背景とその内容を理解する。
第14回[対面/face to face]：福祉政策をめぐる論点⑧ セキュリティと自由
セキュリティと自由の関係について整理し、理解を深める。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各３０分を標準とします。参考文献は講義内で適宜紹介します。また、講義内で関連する参考文献を紹介するので、適宜参照するようにしてください。
テキスト（教科書）Textbooks
特に使用しない。
参考書References
講義内で適宜紹介しますが、以下は全体を通して関連する参考文献になります。自主学習をする際に参考にしてください。
『社会福祉の原理と政策』、日本ソーシャルワーク教育学校連盟編、２０２１年
『福祉原理』、岩崎晋也、有斐閣
成績評価の方法と基準Grading criteria
①評価方法：リアクションペーパー（40％），レポート課題（60%）
②採点基準：
＜リアクションペーパー＞
各講義内容についての理解度について評価します。
＜レポート課題＞
講義内容で取り扱ったテーマから、自身が関心をもったテーマについて、少なくとも一冊以上の参考文献を読んだうえで、レポート（1000〜３０００字程度）を提出してください。
レポート課題については、以下の点を評価します。
・テーマについての理解度
・論理的に各自の見解を述べられているか
・レポートの形式が適切に守られているか
・参考文献が記載されているか
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布およびレポート課題の提出については学習支援システムを利用する予定です。
その他の重要事項Others
特になし。