通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG（経営学 / Management 200）会計学入門Ⅰ(前期メディア)Introduction to Accounting I
神谷 健司
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 56005 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 神谷 健司 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 前期メディア |
| 期間Period | 前期 |
| 定員Capacity | － |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The purpose of this lecture is to understand disclosure systems in Japan,and the specific accounting procedures in applying accounting standards. We learn accounting standards of assets items,liabilities items, and shareholders' equies items, revenues and expensesloss accounting. We also will learn the basis of consolidated financial statemens, and management accounting.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この講義の中心は企業が公表している基本的な財務諸表である損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書の仕組みの理解と、それらを用いた財務諸表分析の基礎を学ぶことである。
到達目標Goal
14回の講義を聞いて、毎回の復習を行うことによって、基本的な財務諸表である損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書を読むことができ、基本的な財務諸表分析ができるようになることである。この講義では原則的には個別財務諸表に限定し、連結財務諸表の話は行わない。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP3,DP5」「日本文学科：DP1,DP2」「史学科：DP1」「地理学科：DP1,DP2,DP3」「経済学科：DP2,DP3」「商業学科：会計学・ファイナンス」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
原則的には指定テキストに従って説明を行う。パワーポイントを使って説明を行うが、指定テキストを用意し、復習を行うことが必要である。また理解度を確認するために各回ごとに問題を数問用意しているが、指定テキストの問題を解くことによって、各回の重要な論点が身についているかどうかチェックすることが必要である。テキストは受講前に入手することが必要である。
各回の小テストではシステム上で採点を実施し返却する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：通信教育部で会計学を学ぶ意義
通信教育部で会計学を学ぶ意義を考える。また会計分野 にはどのような領域があり、本通信教育部ではどのような科目があるかを紹介する。
第2回[オンライン/online]：財務会計の役割と会計の法的制度
財務会計情報が提供する社会的役割と制度会計の法的枠組みについて学ぶ。
第3回[オンライン/online]：財務会計の基本構造
財務会計の基本的構造として会計公準と企業会計原則における一般原則について学ぶ。
第4回[オンライン/online]：財務諸表とは
財務諸表とはどのようなものか。その体系や全体的な内容について学ぶ。
第5回[オンライン/online]：貸借対照表を読む（１）
貸借対照表の仕組み、資産の概念と分類、流動資産、固定資産、繰延資産について学ぶ
第6回[オンライン/online]：貸借対照表を読む（２）
負債の概念と分類、流動負債、固定負債、純資産の概念と分類、純資産の諸項目について学ぶ。
第7回[オンライン/online]：損益計算書を読む（１）
損益計算書の仕組み、損益計算のルール、売上総利益、営業利益といったことを学ぶ。
第8回[オンライン/online]：損益計算書を読む（２）
経常利益、税引前当期純利益、当期純利益といったことについて学ぶ。
第9回[オンライン/online]：キャッシュフロー計算書を読む
キャッシュ・フロー計算書の読み方について学習する。
第10回[オンライン/online]：財務諸表分析（１）
財務諸表分析の基本体系、百分比財務諸表分析について学習する。
第11回[オンライン/online]：財務諸表分析（２）
成長性分析、安全性の分析、キャッシュ・フロー情報の分析について学習する。
第12回[オンライン/online]：財務諸表分析（３）
収益性分析、1株当たり分析について学習する。
第13回[オンライン/online]：実際の企業の財務諸表を読む
実際の財務諸表を読むことによって、今まで学習した財務諸表分析についての基本的事項について復習する。
第14回[オンライン/online]：財務会計の基礎理論と本講義の全体のまとめ
財務会計において議論されている基本的な考え方や概念フレームワークの基礎などについて紹介するとともに、本講義の全体的なまとめを行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
基本的な会計用語を覚えることと、テキストの練習問題を解くことが必要である。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
大阪商工会議所編『ビジネス会計検定試験公式テキスト3級（第４版）』中央経済社、2019年
参考書References
谷武幸他『１からの会計（第2版）』碩学舎、2021年
成績評価の方法と基準Grading criteria
最終的なメディアスクーリング試験にて成績評価を行う。小テストについては、途中の理解度を確認するために実施するものとする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコンなど。
その他の重要事項Others
簿記の基本的知識がない方は並行して簿記Ⅰ・Ⅱの学習を行って欲しい。日商簿記3級程度の知識があると本講義の理解も深まります。