通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
MAT100TA(数学 / Mathematics 100)数学2Mathematics2
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:倉田 俊彦Toshihiko KURATA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 倉田 俊彦 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 一般教育・語学・保健体育科目 |
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Outline (in English)
【Learning Objectives】
The goal of this course is to comprehend by working out exercises what some mathematical notions mean.
【Course Outline】
This course deals with fundamental mathematics, especially graph theory and combinatorics.
【Grading Criteria】
Grading will be decided based on the examination.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
数学の演習問題を実際に解いてみることにより、数学で用いられる基本的な考え方のいくつかについて理解することが目標である。
ここでは演習問題の例(教科書210頁)をひとつあげてみよう。
問題(友人の友人は…)市谷くん、四谷さん、麹町くん、神田さん、秋葉くんの計5人について、「市谷くんと四谷さん」「四谷さんと麹町くん」「麹町くんと神田さん」「市谷くんと神田さん」「市谷くんと秋葉くん」「四谷さんと秋葉くん」「神田さんと秋葉くん」が友人の関係にあることが分かっている。市谷くんが「私の友人の友人はある人の友人の友人であり、私とその人とのそのような関係は18通りある」といったとき、市谷くんのいう「ある人」とは誰のことか?
組み合わせをひたすら並べて書いてゆけば、求める答えがいずれは得られるが、大変な労力が必要かもしれない。しかし、教科書第4章で扱う「グラフ理論」の手法を用いれば、ちょっとした計算で答えることができる。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
数学の演習問題を実際に解いてみることにより、数学で用いられる基本的な考え方のいくつかについて理解することが目標である。
ここでは演習問題の例(教科書210頁)をひとつあげてみよう。
問題(友人の友人は…)市谷くん、四谷さん、麹町くん、神田さん、秋葉くんの計5人について、「市谷くんと四谷さん」「四谷さんと麹町くん」「麹町くんと神田さん」「市谷くんと神田さん」「市谷くんと秋葉くん」「四谷さんと秋葉くん」「神田さんと秋葉くん」が友人の関係にあることが分かっている。市谷くんが「私の友人の友人はある人の友人の友人であり、私とその人とのそのような関係は18通りある」といったとき、市谷くんのいう「ある人」とは誰のことか?
組み合わせをひたすら並べて書いてゆけば、求める答えがいずれは得られるが、大変な労力が必要かもしれない。しかし、教科書第4章で扱う「グラフ理論」の手法を用いれば、ちょっとした計算で答えることができる。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
扱う項目は、①グラフ理論、②組み合わせ数学、③微分法と近似計算。また、様々な例で具体的なイメージを作りながら重要事項を理解する、という方法で学習を進めていくことができるよう、教科書には演習問題を多く取り入れてある。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価する。なお、リポート・試験ともに、結果の数値等を表すだけでなく、それに至る過程について十分に説明することが求められる。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『数学』第1版、安東祐希・池田宏一郎・倉田俊彦、2008年(第4〜6章)
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
演習問題を充分に解くこと。その際、失敗しても良いので、とにかく手を動かして(紙に書いて)考えること。