通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
ART300TD(芸術学 / Art studies 300)東洋美術史History of Oriental Arts
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:塩沢 裕仁Hirohito SHIOZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 蘇 哲、高瀬 奈津子 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 史学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
We aim to grasp the flow of oriental art with a focus on interactions within the surrounding areas centering on East Asia. In addition, we seek to acquire basic knowledge on fields such as sculpture(Buddhist sculpture, Mausoleum stone carving, pottery figure, stone relief ), Paintings (Silk painting, Tomb mural, Buddhist cave art ), and Crafts (Bronze ware, Lacquerware, Ceramic, Gold and Silver Ware ).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
東アジアを中心に、周辺地域との交流を視野に入れながら、東洋美術の流れを把握することを目標にする。さらに彫刻(仏教彫刻・陵墓石造物・俑・画像石)・絵画(帛画・墳墓壁画・石窟壁画)・工芸(青銅器・漆器・陶磁器・金銀器)などの分野に関する基本的な知識を身につけることも求められている。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
東アジアを中心に、周辺地域との交流を視野に入れながら、東洋美術の流れを把握することを目標にする。さらに彫刻(仏教彫刻・陵墓石造物・俑・画像石)・絵画(帛画・墳墓壁画・石窟壁画)・工芸(青銅器・漆器・陶磁器・金銀器)などの分野に関する基本的な知識を身につけることも求められている。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
指定教科書(林良一『東洋美術史』)にもとづき、殷周時代から隋唐時代にかけての中国美術を主軸として、東アジア美術の発展に大きな影響を与えたスキタイ美術・インド及び中央アジアの仏教美術、ペルシアの金属工芸も学習の内容として取り上げる。単位修得試験を実施するから、十分な準備をして臨みなさい。また、課題リポートの提出も求められる。課題の意図を把握するうえで、自ら資料の収集、選択、分析を行い、これまでの先行研究を批判的に検討し、最新の研究動向も視野に入れ、自分なりの視点をもって課題を考察することを期待している。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価するが、評価の際は先に提出されたリポートの内容も考慮する。
・リポート評価の基準
自分なりの考え方が書かれているかどうかということは、リポート審査のもっとも重要なポイントとなる。そのほか、リポートは論理的に展開されているか、論拠としたデータの信頼性は吟味されているか、引用した資料や使用した専門用語の意味について正確に理解しているか、引用した文献の著者名・書名・出版社名を明示しているか、なども評価の項目となる。
・単位修得試験
教科書の内容から出題するので、時代や民族・地域・社会などの歴史的背景を十分に理解したうえで、東アジア(中国・朝鮮半島・日本)美術の発展に大きな影響を与えた王朝・民族・地域の美術の特徴や歴史的意義を暗記する必要がある。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『東洋美術史』第1版、林 良一、1975 年
※【申告制】テキスト
【主な参考文献】
・『世界美術大全集 東洋編』1-4・10・13・15・16 巻、小学館、1997~2001 年
・前田耕作、前田龍彦ほか『増補新装カラー版東洋美術史』美術出版社、2012年03月、¥2,625+税
・竹内順一(監修)『すぐわかる東洋の美術―絵画・仏像・やきもの&アジアの暮らしと美術』改訂版、東京美術、2012年11月、¥2,000+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
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日本には、中国・朝鮮半島・西アジアの美術品を所蔵する美術館が多く、各地で催されている特別展で美術品を鑑賞する機会にも恵まれている。皆さんが積極的に博物館や美術館に行って、実作品を見るよう努めて下さい。
また、地元の図書館を利用して参考文献などを調べてください。