通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HUG100TE(人文地理学 / Human geography 100)人文地理学概論⑴Introduction to Human Geography (1)
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:米家 志乃布Shinobu KOMEIE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 村田 陽平、米家 志乃布 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 地理学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
This course deals with the fundamental thinking about Human Geography, especially on thematic maps.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
人文地理学の全体像を大づかみに把握し、それが形成されてきた時代的背景(学説史)などにも目を配りながら、同時に学習者各自の興味関心をその文脈の中に位置づけること。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人文地理学の全体像を大づかみに把握し、それが形成されてきた時代的背景(学説史)などにも目を配りながら、同時に学習者各自の興味関心をその文脈の中に位置づけること。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
本科目のテキストでは、「人文地理学とは世界の多様さを知りその依って立つ基盤を考える学問分野である」と規定している。そして、その多様さの実相を、できるだけ身近な材料の中から学び取り、地理学的思考を日常生活の場から鍛えることを促す内容になっている。このテキストにしたがって、地理学にとって非常に重要な分布図(主題図)の読解を中心におきながら、地理学的な発想および思考を身につけることに努める。
【成績評価基準】Grading criteria
・リポート評価
設題をしっかり読んで、その狙いがどこにあるかを確かめることがまず大切。必然性のない部分は思い切って削すること。テキストや参考文献からの引用に際しては、総量をリポート全体の2割以下とし、引用部分はカッコでくくってその出典を明示すること。
・単位修得試験
テキストの内容から出題されるので、人名や概念的事項などポイントを押さえた学習を心がけること。なお、最終成績は単位修得試験により評価するが、評価の際には先に提出されたリポートの内容も考慮する。
【テキスト名および詳細】Textbooks
通教テキスト『人文地理学概論(1)(2)』第1版、中俣均・近藤章夫・片岡義晴・小原丈明・伊藤達也・米家志乃布著、2014年刊行 の第1部「人文地理学概説」の部分
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。本テキストは、上記「科目の概要」に記されているような観点から書かれているが、しかしこれが人文地理学とは何かという問いへの唯一の解答だというわけではない。できれば人文地理学を概説した市販の教科書をいくつか参照しながら、その内容を本テキストと比較してほしい。また、自分の普段の暮らしの中で接する様々な情報(たとえば新聞記事など)の中に、分布図(主題図)がどれだけ活用されているかを注意深く意識してほしい。分布図をたくさん「読む」ことは、地理学的発想を身に着けるのに非常に有効な手段だからである。