通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
MAN300TG(経営学 / Management 300)日本経営論(前期メディア)Business Manegement in Japan
金 容度
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 56017 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 金 容度 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 前期メディア |
期間Period | 前期 |
定員Capacity | - |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
I will lecture the status quo and history of business management in Japan,comparing to other advanced countries's case. The objective of this course is to understand business management in Japan more deeply from the perspective of international comparisons.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日本の企業経営の現状と歴史を国際比較の視点から講義します。それによって、日本の企業システムについての理解を深めると共に、日本企業の諸現象について考える能力を高めます。
到達目標Goal
この授業の到達目標は、第1に、国際比較を通じて日本の企業システムの特殊性と普遍性を理解すること、第2に、日本の企業システムにおける組織性と市場性の両面を理解すること、第3に、日本の企業経営の現状と歴史の関連についての思考能力を高めることです。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP3,DP5」「日本文学科:DP1,DP2」「史学科:DP1」「地理学科:DP1,DP2,DP3」「経済学科:DP4,DP5」「商業学科:経営学・商学,自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で授業を進めますが、第1講のイントロダクションと第2講の「日本の企業システムの特徴」以外は、毎回、具体的なトピックを取り上げ、国際比較を試みながら、歴史と現状の相互関連を読み解く形で授業を進めます。
なお、中間課題に対しては、採点とともに、優秀リポート等の掲示を行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第01回[オンライン/online]:イントロダクション
本授業での主な分析視点、日本の企業経営についての諸誤解を説明した上で、本授業の全講義のスケジュールと内容を案内します。
第02回[オンライン/online]:日本の企業システムの特徴
企業内部の組織と活動、企業間関係などの特徴を概観します。
第03回[オンライン/online]:日本企業のトップマネジメント
戦後日本の経営者の属性とキャリア、経営上の特性、経営者報酬などについて講義します。
第04回[オンライン/online]:労使関係・人的資源管理の日米比較①
日本的経営の「3 種の神器」といわれるのがすべて労使関係及び人的資源管理と絡んでいる点に着目して、工業化初期における日米の労使関係・人的資源管理の共通点について講義します。
第05回[オンライン/online]:労使関係・人的資源管理の日米比較②
日米の共通点に注目して、アメリカにおける労使関係及び人的資源管理の展開過程を講義します。
第06回[オンライン/online]:日本企業の資金調達
戦後日本企業の資金調達行動を分析、講義します。
第07回[オンライン/online]:日本企業の研究開発
戦後日本企業の研究及び開発活動の特徴を講義します。
第08回[オンライン/online]:日本企業のマーケティング活動
戦後日本企業のマーケティング活動の特徴を講義します。
第09回[オンライン/online]:日本のコーポレートガバナンス
日本企業のコーポレートガバナンスの特徴と最近の変化について講義します。
第10回[オンライン/online]:コーポレートガバナンスの国際比較
日本、ドイツ、アメリカのコーポレートガバンスを比較します。
第11回[オンライン/online]:メインバンクシステムの特徴
企業間関係の事例として戦後のメインバンクシステムを、市場性と組織性の絡み合いという視点から講義します。
第12回[オンライン/online]:メインバンクシステムの日独比較
ドイツと日本のメインバンクシステムについて、共通点と相違点を講義します。
第13回[オンライン/online]:日本の企業間取引の特徴:自動車産業の事例
日本の自動車部品取引の事例を取り上げ、日本の企業間関係の特徴を考察します。
第14回[オンライン/online]:企業間関係の日米比較:自動車産業の事例
米自動車産業における企業間取引の歴史を検討した上で、日米比較を行います。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
参考書の中で、毎回授業テーマと関連すると思われる部分を事前に読んでから授業に臨んでください。また、復習の際、毎回の授業中に紹介される参考文献のうち、少なくとも1点を読んでください。これは、復習時の理解度を高める重要な方法です。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
金容度(2023)『日本経営論』博英社
参考書References
橋本寿朗・長谷川信・宮島英昭・斉藤直(2019)『現代日本経済[第4版]』有斐閣
金容度(2021)『日本の企業間取引-市場性と組織性の歴史構造』有斐閣
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間リポート(30%)、メディアスクーリング試験(70%)で成績評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
もし授業内容についての質問があれば、中間リポートの提出時、中間レポートの最後に質問を書いて提出してください。中間リポートの採点時、質問についての答えも返します。