通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG（経営学 / Management 200）経営学特講（冬期スクーリング）Special Study in Management
髙橋 美穂子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | 48006 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 髙橋 美穂子 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 冬期 |
| 期間Period | 2群午後 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The primary objective of this course is to prepare students to understand how to analyze and evaluate business firms. The methods and approaches used to analyze firms depend on the purpose of the analysis. In this course, Qualitative analysis, Accounting analysis, and Financial Ratio analysis will be explained to help students understand the past performance and characteristics of a firm. Theoretical relations among shareholder value, return on equity (ROE), and cost of capital will also be explained to understand how ROE impacts shareholder value.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義の主たる目的は，企業を分析するための方法を学ぶことにあります。企業分析の方法やアプローチは，その目的，つまり「企業の何について知りたいのか？」に応じて異なります。本講義では，定性分析（産業・事業戦略分析），会計分析，財務比率分析の内容を解説し，これらの分析枠組みに基づいて，企業の過去から現在までの経営活動の結果や特徴を把握することを目的とします。
財務比率分析では，上場企業の経営指標として注目されている自己資本利益率（ROE）に焦点を当てるとともに，それが注目される背景にあるROE（および株主資本コスト）と株主価値との理論的関係についても説明します。
到達目標Goal
１．企業活動と会計数値，財務比率の関係が理解できる
２．ROE(自己資本利益率)の意味およびその分解内容を理解した上で，実際に計算できる
３．株主価値, ROE, 資本コストの理論的つながりが理解できる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経済学科：DP2」「商業学科：経営学・商学,自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・授業は講義形式で行います。
・第３回講義では、グループディスカッションを行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：イントロダクション，情報収集
経営分析の意義，重要な情報とその入手方法
2[対面/face to face]：定性分析
事業の理解，産業分析・企業戦略分析
3[対面/face to face]：会計分析（１）
企業活動と財務諸表の体系
，発生主義会計の特徴
4[対面/face to face]：会計分析（２）
貸借対照表と企業の投資・財務活動
5[対面/face to face]：会計分析（３）
損益計算書と企業活動の成果
6[対面/face to face]：会計分析（４）
キャッシュ・フロー情報の意義
7[対面/face to face]：財務比率分析（１）
収益性の分析，自己資本利益率（ROE），ROE分解
8[対面/face to face]：財務比率分析（２）
利益率の分析
9[対面/face to face]：財務比率分析（３）
回転率の分析
10[対面/face to face]：ROEと株主価値（１）
ROE,資本コストと株主価値の関係
11[対面/face to face]：ROEと株主価値（２）
ROE,資本コストと株主価値の関係
12[対面/face to face]：試験
試験、フィードバック（解説）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前にテキストを読んで予習をしてください。講義終了後は、配布資料やテキストに沿って復習を行ってください。本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
桜井久勝著『財務諸表分析』，中央経済社，2020．
参考書References
S.H.ペンマン著，荒田映子他訳『アナリストのための財務諸表分析とバリュエーション』，有斐閣，2018年.
C.G.パレプ他,斎藤静樹監訳『企業分析入門（第2版）』，東京大学出版会,2001年.
ランドホルム他著，深井忠他訳『企業価値評価 evalによる財務分析と評価』，マグロウヒル・エデュケーション，2015年.
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験（100％）
ただしスクーリング試験の受験資格を満たしていない場合は、成績評価の対象となりません。
https://www.tsukyo.hosei.ac.jp/schooling-ex/
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
公表されている財務諸表を用いて企業の特徴を分析した点が面白かったとの意見がありましたので，実際の財務諸表を活用しながら講義を進めます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・講義中は電卓を持参してください。
・対面授業が難しい場合は、リアルタイムオンライン授業（Zoom）を実施します。その場合、インターネットに接続可能なＰＣやタブレットを用意してください。
その他の重要事項Others
・過去に担当した経営学特講（2019市ヶ谷）と内容が重複します。希望者はこの点を理解した上で受講してください。
・簿記３級程度（簿記入門）の内容は理解していることを前提に授業を進めますが，受講生からの要望があれば必要に応じて補足説明をします。分かりにくい点があれば，遠慮なく質問してください。
・講義中の録音，録画は禁止します。
関連科目
簿記，会計学，財務会計，経営分析，経営学