通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG(経営学 / Management 200)経営学特講(後期週末スクーリング)Special Study in Management
市川 佳功
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | 91007 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 市川 佳功 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 後期週末 |
期間Period | 終日 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this lecture, you will learn what you need to do to start a business. However, it is not just about learning the procedure for starting a business. Business activities must follow the system. The purpose of this lecture is to understand the purpose of the system necessary for business activities. Through this, you can also acquire the minimum knowledge necessary for running a company or doing a private business.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この講義では、起業をするのに必要な事柄を学習します。ただし、単に起業のための手続を覚えることが目的ではありません。事業活動は制度にしたがう必要があります。事業活動に必要な制度の趣旨を理解するのがこの講義の目的です。このことを通じて、会社経営または個人事業をするの必要な最低限の知識を身に付けることもできます。
到達目標Goal
起業のために必要となる手続を羅列できるだけは不十分です。この講義では、起業のために必要となる制度について、その制度趣旨を説明できるようになることが到達目標です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP3,DP5」「日本文学科:DP1,DP2」「史学科:DP1」「地理学科:DP1,DP2,DP3」「経済学科:DP2」「商業学科:経営学・商学、自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
配布資料に基づく講義形式で授業を進めていきます。授業中にときどき質疑応答を盛り込んでいく予定です。
試験終了直後に簡単に解説を行います。
ただし、オンライン授業となった場合には、次の①②③はすべて通教LMSを使って行います(① PDF による授業資料配布、②『試験代替リポート』の課題のPDF による提示、③質問への対応)。『試験代替リポート』は紙で打ち出し(ワープロ、手書きいずれでも可)、郵送で大学へ提出してください(提出の宛先および提出期限は通教LMS上で指示します)。提出期限は最終授業終了後約1 週間後の必着とする予定です。提出期限終了後に簡単な解説を通教LMSにアップします。
なお、『試験代替リポート』以外に学生に提出を要請するものはありません。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:会社の種類
株式会社、合同会社、合資会社、合名会社の違いを説明します。
第2回[対面/face to face]:会社の設立手続
株式会社の設立手続全般について説明します。
第3回[対面/face to face]:会社の定款
会社の定款の意味と作成する上での留意事項について説明します。
第4回[対面/face to face]:会社の機関設計
取締役や監査役などの地位と責任について説明します。
第5回[対面/face to face]:給与の支払いと年末調整
会社が従業員に給料を支払う場合の注意点と年末調整について説明します。
第6回[対面/face to face]:消費税の取扱い
会社が納付すべき消費税額の計算方法について説明します。
第7回[対面/face to face]:法人税の取扱い
会社の利益に課される法人税の計算方法について説明します。
第8回[対面/face to face]:会社の決算
会社の1年間の活動結果の報告書である決算書(財務諸表)について説明します。
第9回[対面/face to face]:個人事業の特徴
個人で起業する場合(個人企業ともいう)の会社と異なる点を説明します。
第10回[対面/face to face]:事業所得と不動産所得
個人企業の典型的な場合である不動産賃貸業などを例に税金の計算方法を説明します。
第11回[対面/face to face]:納税義務の成立と確定
税金を納める義務がいつ、どのようにして成立するのか。納税義務の成立要件について説明します。
第12回[対面/face to face]:附帯税と滞納処分
試験
納税義務を果たさなかった場合のその後の処分について説明します。最後に試験を行います。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストの指定はありません。授業で配布する資料で学習を進めます。
参考書References
「会社の設立の仕方」や「個人事業の始め方」といった題名の書籍は手続の概要を知る上では参考になります。ただし、本講義では手続を覚えることのみを学習するわけではないので、これらを参考にするだけでは十分な学習にはならないことに留意してください。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業最終回に実施する筆記試験のみ(評価割合100 %)によって評価します。
ただし、オンライン授業となった場合には全12 回の講義日終了後に提出される『定期試験代替リポート』により成績評価(配分100%)を行います。その場合、提出期限を厳守してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
制度的・理論的な講義に現実を当てはめると理解が深まるようです。講義では実例を交えての解説をしていきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業になった場合、授業はZOOMによって実施します。その場合、次の①②③はすべて通教LMS を使って行います(① PDF による授業資料配布、②『試験代替リポート』の課題のPDF による提示、③質問への対応)。
『試験代替リポート』は紙で打ち出し(ワープロ、手書きいずれでも可)、郵送で大学へ提出してください(提出の宛先および提出期限は通教LMS上で指示します)。これらに対応したパソコン環境が必要です。
その他の重要事項Others
万一オンライン実施に変更となった場合、ZOOMにより授業を行う予定です。