通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
LAW200TB（法学 / law 200）法律学特講（後期週末スクーリング）Special Study in Law
杉本 和士
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | 91002 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 杉本 和士 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 後期週末 |
| 期間Period | 終日 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
-This course introduces the principles and history of Japanese insolvency law to students taking this course.
-The goals of this course are to
(1) obtain basic knowledge about the principles and proceedings of insolvency law.
(2) be able to understand and explain how to apply the principles and proceedings to the cases and the history of Japanese insolvency law.
-Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
-Your overall grade in the class will be decided based on the following ; Short reports : 60%, Term-end examination: 40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
・この「法律学特講」は「倒産法制の過去・現在・未来」をテーマとして，企業倒産処理法制及び消費者倒産法制の全体像を概観し，日本における倒産法制の基礎と歴史を理解した上で，それぞれに関する現代的なトピックについて学修する。
到達目標Goal
・企業倒産処理法制及び消費者倒産処理法制の全体像を理解して説明することができる。
・日本の倒産処理法制における歴史とその具体的事例について理解して説明することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP1,DP3,DP4」「日本文学科：DP1,DP2」「史学科：DP1」「地理学科：DP1,DP2,DP3」「経済学科：DP4,DP5」「商業学科：自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・この講義では，教員の配布する教材（下記参照）に沿って進行する。受講者が講義に出席するだけでなく十全な予習復習を行ってくることを前提として講義を行う。
・使用する教材については，事前に「通信教育部生用ポータルサイト（Web学習サービス）」上にPDFファイルとして配布する（受講登録後，このWeb学習サービスを確認すること）。受講者は，事前に各自で使用教材を準備して，講義に参加する。
・受講生には通教LMSを通じてリアクションペーパーを提出してもらい，講義においてそこからいくつか取り上げ，全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：倒産法制の概要（１）
倒産法の基本的な考え方，倒産処理法制の全体像及び破産手続・再生手続の概要を検討する。
第2回[対面/face to face]：倒産法制の概要（２）
倒産法の基本的な考え方，倒産処理法制の全体像及び破産手続・再生手続の概要を検討する。
第3回[対面/face to face]：戦後企業倒産処理法制の変遷
参考資料を用いて，日本における第2次世界大戦後の企業倒産処理法制の変遷を学修する。
第4回[対面/face to face]：経済危機と倒産処理―コロナショックから事業再生へ
参考資料を用いて，経済危機と倒産処理の関係について学修する。
第5回[対面/face to face]：消費者倒産法制の概要―破産手続，免責・復権手続，個人再生手続等（１）
消費者（個人債務者）倒産に関して，破産手続・免責手続・復権手続・個人再生手続の概要を検討する。
第6回[対面/face to face]：消費者倒産法制の概要―破産手続，免責・復権手続，個人再生手続等（２）
消費者（個人債務者）倒産に関して，破産手続・免責手続・復権手続・個人再生手続の概要を検討する。
第7回[対面/face to face]：破産免責の過去・現在・未来―破産免責制度導入の光芒
参考資料を用いて，日本において第2次世界大戦後に導入された破産免責制度の推移と消費者破産の状況について学修する。
第8回[対面/face to face]：倒産処理における法律関係（１）―人的担保の処遇
消費者破産との関係において，主債務者が破産した場合の保証人の処遇に関する破産法の規律を学修する。
第9回[対面/face to face]：倒産処理における法律関係（２）―物的担保の処遇
倒産手続における抵当権などの物的担保の処遇に関する規律を学修する。
第10回[対面/face to face]：倒産処理における法律関係（３）―契約関係の処遇
主に企業倒産の局面における契約関係の処理に関する規律を学修する。
第11回[対面/face to face]：金融機関の破綻処理／国際倒産法制
金融機関の破綻処理法制と国際倒産法制に関する概要を学修する。
第12回[対面/face to face]：試験・全体の総括
これまでの講義内容に関する理解度を図る論述試験を実施するとともに，講義全体を総括する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・授業時間外の学習（予習・復習のほか，発展学習）に関する一般的な指示は，初回講義冒頭のガイダンスで行うほか，適宜，各回の講義の進行に応じて行う。
・なお，本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
・講義は，教員の配布するレジュメ及び参考資料を用いて進める。
・使用する教材等は，全て「通信教育部生用ポータルサイト（Web学習サービス）」からPDFファイルとして講義開始日以前に配布する。必ず受講前に，Web学習サービスを確認し，各自で教材を講義時に閲覧できるように準備しておくこと。
参考書References
・山本和彦『倒産処理法入門』（有斐閣，第5版，2018年）
成績評価の方法と基準Grading criteria
・成績評価は，リアクションペーパー（60％）及び最終回に実施する論述試験の評価（40%）により行う。
・リアクションペーパー及び論述試験の実施要領の詳細については，当スクーリング開始後，講義を通じて伝える。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・本年度授業担当者変更によりフィードバックできない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・講義資料は，講義実施前に「通信教育部生用ポータルサイト（Web学習サービス）」からPDFファイルで配布する。
なお，PDF形式のファイルを閲覧・印刷するには，Adobe Readerが必要である。Adobe Readerについては，下記から無料でダウンロードすることができる。
https://get.adobe.com/jp/reader/
その他の重要事項Others
・オフィスアワーとして，講義時間の前後において質問を受け付ける。
・コロナ感染症拡大状況次第によって，オンライン実施に変更となる可能性がある。この場合，「Zoomでのリアルタイム配信授業」として実施する。オンラインでの受講のためには，パソコン等を用いてZoomを利用できるように事前に準備しておくこと。なお，受講に際してはマイク及びカメラの用意は特に不要である。