通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
BSP100TE（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）総合特講（名古屋市スクーリング）Common Study for all Majors
伊藤 達也
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | 83002 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 伊藤 達也 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 名古屋市 |
| 期間Period | 終日 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
Course outline
The goal of this class is to have public awareness to face environmental issues and act. In this class, we learn about water problems in Japan in general.
Learning Objectives
The goal of the class is "cultivation of public awareness to face environmental problems and act". The goal is to deepen the understanding of water problems occurring in Japan from this lecture.
Learning activities outside of classroom
Do not limit the content of the lesson to the lesson, but connect it with the events in the actual life. Please observe carefully. The standard preparation and review time for this class is 2 hour each.
Grading Criteria /Policy
The final exam is 70% and the normal score is 30%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
授業ではわが国の水問題を中心に全般的に学び、問題の本質の理解に努めます。
到達目標Goal
授業の到達目標は「環境問題と向き合い行動する市民意識の育成」です。教員の講義からはわが国で発生している水問題についての理解を深めることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP5」「日本文学科：DP1，DP2」、「史学科：DP1，DP3」「地理学科：DP1，DP2，DP3」「経済学科：DP4，DP5」「商業学科：自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は教員の講義方式で進めていきます。授業理解の促進のために、毎回パワーポイントを使用する予定です。授業に関する意見や質問は授業の最後に行うリアクションペーパーで提出します。対応すべき内容があった場合、次の授業の開始時に返答します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：環境問題を考える視角
環境とは何か、環境問題とは何かについて説明します
第2回[対面/face to face]：環境の中の水資源
水資源の特徴について説明します
第3回[対面/face to face]：水資源利用の歴史
水資源利用の歴史について説明します
第4回[対面/face to face]：水資源開発の論理と環境問題の発生
ダム等水資源開発が進められる前提と環境問題の内容について説明します。
第5回[対面/face to face]：ダム・河口堰計画をめぐる全国の動き
日本における環境問題の流れについて説明します。
第6回[対面/face to face]：公共事業をめぐる状況と住民運動
公共事業の特徴と住民運動について説明します。
第7回[対面/face to face]：利根川の利水問題
利根川の利水問題について説明します
第8回[対面/face to face]：長良川河口堰の開門を目指す動き
長良川河口堰の開門調査を目指す動きについて説明します。
第9回[対面/face to face]：石木ダム計画の検証
石木ダム計画の水資源開発計画の問題点について説明します。
第10回[対面/face to face]：ダムと山村
ダムが山村に与えた影響、山村への還元策について説明します。
第11回[対面/face to face]：脱ダムの地域再生
熊本県五木村の地域再生について説明します
第12回[対面/face to face]：試験
試験を行います。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の中の内容を授業にとどめず、実際の暮らしの中の出来事と結び付けてください。よく観察してください。本授業の準備・復習時間は、各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
伊藤達也『（仮題）水資源問題の地理学』原書房（2022年9月出版予定、価格未定）刊行が間に合わなかった場合、コピーを配布します。
参考書References
嘉田由紀子編（2021）『流域治水がひらく川と人との関係－2020年球磨川水害の経験に学ぶ－』農文協
大熊 孝（2020）『洪水と水害をとらえなおす－自然観の転換と川との共生－』 農文協
伊藤達也・小田宏信・加藤幸治編（2020）『経済地理学への招待』ミネルヴァ書房
山﨑 朗ほか（2016）『地域政策』中央経済社
今本博健＋「週刊ＳＰＡ！」ダム取材班（2010）『ダムが国を滅ぼす』扶桑社
古谷桂信（2009）『どうしてもダムなんですか？－淀川流域委員会奮闘記－』岩波書店
高橋 ユリカ（2009）『川辺川ダムはいらない－「宝」を守る公共事業へ－』岩波書店
伊藤達也（2006）『木曽川水系の水資源問題－流域の統合管理を目指して－』成文堂
伊藤達也（2005）『水資源開発の論理－その批判的検討－』成文堂
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験70％、平常点30％で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業内容が自らに関係するものであることを気づいてもらえるよう努力します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パワーポイントの使用を基本とします。
その他の重要事項Others
万一、オンライン授業になった場合、Zoom を使用してリアルタイムで実施します。