スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
OTR700I1（その他 / Others 700）スポーツ健康学高度開発研究ⅡResearch instructions in High level development of Sports and Health Studies Ⅱ
林 容市Yoichi HAYASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | S9628 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリー |
博士後期課程授業科目/Doctor's course 研究指導科目/Research courses |
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Outline (in English)
【Course outline】
Students will engage the tutelage and support of establishing a research scheme for their doctoral dissertation after summarizing and examining previous research and information data and organizing previous domestic and international research results and issues related to the research theme. The program also aims to improve students' ability to give appropriate presentations and logical explanations at the Doctoral Dissertation Presentation in the second semester of the first year.
【Learning Objectives】
Establish a research scheme with tentative objectives, methods, hypotheses for the doctoral dissertation, improve the presentation, and logical explanation skills for smooth presentation at the meeting such as academic conferences.
【Learning activities outside of classroom】
Perform assignments as directed at the time of each class. In addition, students will be assigned to practice experiments and investigations and prepare materials and slides for presentations, discussions, and recitation readings in class. The standard time for preparation and review for each class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】
The evaluation of this class depends on the ability to research planning (40 %), research practice (50 %), presentation skills (10 %).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
先行研究・情報データの分析・検討結果をまとめ、研究テーマに関するこれまでの国内外の研究成果と課題を整理するとともに、博士論文の研究計画を確立するための支援・指導を受ける。また、1年次の後期に設定される博士論文計画発表会を機に、プレゼンテーション力・論理的説明力の向上も合わせて目的とする。
到達目標Goal
博士論文作成へ向け、暫定的な目的・方法・仮説等を備えた研究計画を確立し、また、学会発表等をスムーズに行うためのプレゼンテーション力・論理的説明力を向上する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち，
「DP２」，「DP3」，「DP５」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
履修者は，体力学および体力測定評価学分野の研究分野における現在の課題を把握した上で，社会的意義を踏まえた研究目的の設定，在学期間に実施可能な研究計画の構築に向けた指導・支援を行う。また、博士課程在籍年限を踏まえ，学術論文の投稿を見据えた計画立案，研究の実践，論文の執筆を進める。プレゼンテーション力や論理的説明力については，1年次後期に設定される博士論文計画発表会で求められる水準を目指して，履修者の能力が向上するよう指導・支援を行う。さらに，受講生の活動に対しては助言を行い，課題等に対しては適宜フィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：研究の意義・目的
博士論文で取り組む予定の課題について，実践の社会的意義・目的，独創性，具体的な課題解決方法を履修者がプレゼンテーションし、それに対する意見交換と指導をうける
第2回[対面/face to face]：研究課題の明確化と設定
研究テーマにおける課題を明確化した上で博士論文全体の構成を検討し，プレゼンテーションを行う。課題間の関係性を踏まえ，研究全体として課題設置の妥当性について指導を受ける。
第3回[対面/face to face]：研究実施時期の検討
博士論文で実施する課題の解決に必要な期間を踏まえて各課題に取り組むタイムスケジュールを計画し，指導を受ける。
第4回[対面/face to face]：倫理的配慮
研究実施に際しての倫理的配慮や倫理申請の手続きについて指導を受け，自身の研究における倫理的配慮について検討する。
第5回[対面/face to face]：リサーチ・プロポーザルの作成
前回までの検討を踏まえ，博士論文のリサーチプロポーザルを作成し，プレゼンテーションを行う。実際に行う研究の方法について履修者間で論議し，指導を受ける。
第6回[対面/face to face]：研究計画発表会の準備
研究計画発表会（公聴会）のリハーサルとして、履修者がプレゼンテーションし、それに対する意見交換と指導を行う。
第7回[対面/face to face]：研究計画の精選と再検討
研究計画発表会での指導やコメントを踏まえ，博士論文の研究計画を見直して全体の構成や執筆に向けた作業行程・期間などを検討し，指導を受ける。
第8回[対面/face to face]：原著論文作成に向けた準備①
博士論文の課題の中から，査読付原著論文の作成を目的とした研究テーマを選択し，研究目的を達成するための具体的な調査方法をまとめてプレゼンテーションを行い，指導を受ける。
第9回[対面/face to face]：原著論文作成に向けた準備②
前回検討した研究テーマについて実際に研究を行うためのリサーチプロポーザルを作成し，指導を受ける。
第10回[対面/face to face]：原著論文作成に向けた研究の実践①
原著論文作成に向けて実際に行った実験・調査の途中経過・進捗をまとめてプレゼンテーションを行い，以後の実践内容等について指導を受ける。
第11回[対面/face to face]：原著論文作成に向けた研究の実践②
実際に行った実験・調査の途中経過・進捗をまとめてプレゼンテーションを行い，指導を受ける。また，論文の投稿に向け，投稿論文の「方法」を執筆して指導を受ける。
第12回[対面/face to face]：原著論文作成に向けた研究の実践③
実際に行った実験・調査の結果をまとめてプレゼンテーションを行い，指導を受ける。また，得られた結果を踏まえて投稿論文の「結果」を執筆して指導を受ける。
第13回[対面/face to face]：原著論文作成に向けた研究の実践④
投稿論文の「考察」を執筆し，内容や論理展開，方法や結果との整合性などを履修者間で確認・検討した上で指導を受ける。
第14回[対面/face to face]：原著論文作成に向けた研究の実践⑤
投稿論文の「緒言」を執筆して履修者で誦読し，論文全体を通じた論理展開の整合性などを確認・検討した上で指導を受ける。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各授業時に指示された課題を実施する。次回の授業でのプレゼンテーションや論議，誦読に向けて，実験や調査の実践，資料やスライドの作成を求めます。なお，各回の予習・復習の標準時間はそれぞれ2時間とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。必要に応じて資料を配布します。
参考書References
Research Methods in Physical Activity（Human Kinetics）
成績評価の方法と基準Grading criteria
本授業の評価は，研究計画の立案（40 %）、研究の実践（50 %）、プレゼンテーション力（10 %）の配分で行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業を通じて，博士論文の執筆に向けた先行研究の取りまとめは十分に進展できたと考えている。また，それを踏まえて博士論文の計画発表会においても，博士論文の完成が十分に期待できる内容のプレゼンテーションを行うことができた。
次年度は，先行研究のレビューにより重点をおき，授業内での活動を充実させる予定である。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じて授業中に指示します。
その他の重要事項Others
進捗状況によって授業計画の順番は変更する場合があります。